12月25日,委員長を拝命している「防災環境都市調査特別委員会」にて市内視察を実施しました。本特別委員会は東日本大震災の記憶を風化させない取り組みの推進と多様な市民が主体となった地域防災力の向上及び災害に強い防災環境都市の実現を目的とし,一年間議員間で協議をし当局に提案することとしています。今年度はテーマを「防災・環境の視点を踏まえた公共施設の在り方」とし,今後公共施設の新築・大規模改修における防災や脱炭素の視点を反映すべく議論を重ねております。今回,市内視察として以前にお世話になった「仙台長町未来創造センター」にお伺いし,民間ビルでありながら非常時には72時間電気が止まらない3重のバックアップによる電源確保や,マンホールトイレ・かまどベンチ等先進的な取り組みを視察させて頂きました。また,仙台市と帰宅困難者対策として一時滞在場所としての協定を締結しているなど,改めて今後の委員会審議に参考となる取り組みを伺うことが出来ました。
12月18日,外部コーチとしてお手伝いしている中学校の部活動。平成30年3月に文部科学省は運動部活動におけるガイドラインを策定し,平日1日と土日はいずれかの週たり2日の休養を確保するとしていますが,やる気のある子どもたちは保護者の協力を得て土日の部活動がない日を自主練習という形で練習に励んでいる子どもたちも多いようです。さらに,昨年7月には教員の長時間労働を背景に部活動の地域移行についての議論も進められており中学校部活動の環境が大きく変わろうとしていますが,第一義的には子どもたちのために何が出来るかという視点で引続き外部コーチとしてお手伝いしてまいりたいと思います。
12月1日,勾当台公園で城をモチーフにしたオブジェ約1万5000個の発行ダイオードで電飾する「スターライトキャッスル」が始まり点灯式が行われました。8日に開幕する「SENDAI光のページェント」の関連イベントで,実行委員会が東北電力グループ10社の協賛を受けて企画したもので会場で光のページェント運営費の募金に300円することでキャッスル内に入場し写真撮影も可能となります。仙台冬の風物詩でもある光のページェントの盛り上がりや資金獲得にもなる企画です。点灯時間は午後5時から10時までとなっております。是非足をお運び願います。
11月26日,顧問を拝命している宮城県ウォーキング協会の認定指導員講習会を受講し修了証を頂きました。国内で約2000万人の方がウォーキングに参加されているとのことです。身体的効果として,体から下がった血液を上に押し上げることで心臓の強化が図られたり,血圧を下げるタウリンやプロスタグランデインEという物質が増加することにより高血圧が改善されたり,20分から30分程度のウォーキングを継続することで体温が上がり冷え性を防ぐこと,正しい姿勢でウォーキングを取り入れることにより腰痛が改善されるなど,全身の80%を使用することから様々な効果が期待されております。その他,リラックス効果や気分転換による精神的効果や医療費削減による経済効果へも貢献しているとのことです。ジョギングは両足が同時に地面から離れジャンプを繰り返すことから着地時に体重の3~5倍の衝撃力がかかるといわれてますので,膝への負担が少ないウォーキングに注目が高まっています。是非みなさんも機会があればご一緒にウォーキングを楽しんでみませんか。
11月20日,宮城オルレの奥松島コースを視察してきました。オルレとは,韓国・済州島の言葉で「通りから家に通じる狭い路地」という意味で自然や民家の路地などを身近に感じ,自分なりにゆっくり楽しみながら歩くのが魅力のトレッキングです。宮城県では,済州オルレの姉妹版で2018年に「気仙沼・唐桑コース」及び「奥松島コース」がオープンしてスタートしました。翌2019年には「大崎・鳴子温泉コース」が2020年には「登米コース」がオープンし,今年の11月には「村田コース」もオープンし先日このコースも視察することができました。オルレは費用をかけずに美しい自然やその土地の歴史などの魅力を発見できる素晴らしい取り組みです。仙台市ないにも宮城県が設定している「ふるさと緑の道」として秋湯大滝~新川にかけてモデルコースがあります,オルレとしての活用が出来ないものか検討し提言してまいりたいと思います。
①市民活動センターの取組みについて
[文化市民局地域自治推進室・京都市市民活動総合センター内田所長・他]
11月14日,京都市市民活動総合センターでは(通称「しみセン」),公益的な市民活動を総合的に支援するとともに市民の相互交流や連携を図る拠点施設として平成15年6月に設置。活動の場の提供のほか①情報収集・提供②相談③育成④交流の4つの機能も持たせ無関心層・潜在的関心層・活動層に応じた事業を展開している。効果的かつ効率的な管理運営の推進ならびに市民サービスの向上を図るため第三者機関として「市民活動センター評価委員会」を設置している点が特徴的な取組みの一つ。また, 市内13箇所にいきいき市民活動センター(通称「いきセン」)を設置し市民がいきいきと活動できる場所と機会を提供していることも特徴の一つであり地域に根差した市民活動にも力を入れている。情報の発信の取組みとしては,情報ポータルサイトやFacebookの他「NPOスポットライト」として市民活動の動画を継続的には発信している。様々な取り組みの中でも,町内会など地縁団体とNPOほ繋ぐ役割を担っている点は本市としても多いに参考となる取組みであります。
②コミュニティスクールの運営について [滋賀県竜王町 甲津教育長・他]
11月15日,滋賀県竜王町では平成26年にコミュニティスクールを立ち上げ,平成29年と令和5年に地域学校協働活動推進に係る文部科学大臣表彰を受賞するなど先進的な取り組みを展開。特徴として公民館を軸に地域学校協働本部を設置している。公民館の機能として「つどう」「まなぶ」「むすぶ→地域連帯を強める事業」と位置づけ,公民館に統括マネージャー1名と地域コーディネーター4名を配置。公民館に設置したメリットとして,支援者にとっては生涯学習の成果を生かす場が広がり自己実現や生きがいづくりに繋がること,支援者は学校単位ではなく町全域となり支援分野が広範囲におよび人材確保にスケールメリットが生きる事になるとのこと。「はなまる先生(宿題の丸付けを支援者が毎日実施)」の取組みは,先生に代わり対応することで子どもたちと向き合う時間を確保,その他体力測定や家庭科の授業などに支援者が協力しており,各々の時間が短縮され教員の働き方改革にも結び付いているとのこと。「竜王町ならでは」を合言葉にモデル校をつくるのではなく常に町全体で取り組んでいる点も特徴の一つで,学校と地域を効果的に連携・協働している推進体制は参考となる取組みです。
③ビワイチの取組みについて
[滋賀県商工観光労働部観光振興局ビワイチ推進室石田室長・他]
11月15日,滋賀県ではビワイチ推進条例を制定,滋賀が誇る観光資源であるビワイチの魅力を高め滋賀県の観光の振興および活力ある地域社会の実現に寄与することを目的としています。ビワイチとは,琵琶湖一周サイクリングをコンテンツに様々な事業を展開しております。全周約200kmを走る爽快感と達成感を味わい,滋賀県の自然や名所・グルメ・温泉を楽しみ自転車旅をサポートする多彩な宿泊施設も準備しているとのこと。空気ポンプや自転車工具の貸出しをはじめとしたサービスを提供するサイクルサポートステーションを公費で整備し現在では353ヶ所を整備,サイクリストにやさしい宿として認定制度を創設し53施設の環境を整備。特に,安全・安心に楽しめるため自転車走行空間の確保や案内看板・路面表示など自転車の安全利用に向けた取組みと合わせマナー向上の取組みに力を入れている点が特徴であります。
④災害活動支援隊・消防広報の取組みについて [堺市消防局 西尾消防局長・他]
11月16日,堺市消防局では堺市消防局災害活動支援隊条例を制定し,消防団のような消防組織法に基づく組織ではなく,総務省消防庁からは大規模災害時にのみ活動する機能別消防団として位置づけられているとのこと。昨今,消防団員の確保が難しくなっていることから消防局OB職員による機能別消防団の取組みについて検討する必要があるかもしれません。広報の取組みでは,プロモーション動画を作成しYouTubeに配信するとともにFaceBook・Ⅹ(旧twitter)・Instagram・LINEなど各年代層を対象としたSNSも積極的に配信している。また,昨年オープンした堺市総合防災センターにて体験型のイベントを開催するなど広報活動に工夫を凝らしている。さらに,民間企業との連携にも力を入れており,タカラトミーさんの協力のもと堺市消防車のミニカーを作成している点は特徴的な取り組みであります。
①都市公園における民間活力の導入について
[国土交通省近畿地方整備局国営明石海峡公園事務所:三井事務局長・他]
11月9日,国営明石海峡公園にて都市公園における民間活力の導入について調査研究視察に伺いました。平成30年年度に
Park-PFI事業者を公募し,令和2年度に国営公園では全国で初めて事業計画を認定されたとのこと。官民連携により,民間事業者が「食と健康」をテーマとした複合温泉施設,カフェ・レストラン及び施設周辺の広場等を整備し公園管理者がプロムナードや駐車場を整備。公園330haのうち0.9haの「シースケープ・ラウンジエリア」をアクアイグニス淡路島が運営。海岸線を活用したインフィニティ水着温泉など若年層を呼び込む「映え」スポットを多く取り入れ,明石海峡公園50万人/年のうち10万人がアクアイグニス利用者が占めています。川崎町にある国営みちのく杜の湖畔公園の観光活性化施策に参考となる取組みでありました。
②インバウンドに対する神戸市の取組みについて
[神戸市経済観光局観光企画課 北川課長・他]
11月10日,神戸市にて「インバウンドに対する取り組み」について伺いました。神戸市もコロナ禍の影響により令和4年の観光客数は2,161万人(コロナ前は
3,500万人超)。外国人宿泊者数もピーク時の74万人から激減している現状。これらを踏まえ神戸2025ビジョンを策定し歴史・文化・自然・食といった多彩なコンテンツを活かした取組みを展開している。広域連携としては,淡路島・せとうちに加え2025年の大阪関西万博を契機に西日本と九州が一体となった「西のゴールデンルート」を創設し各地域の魅力発信とプロモーションに取組んでいる。また,2025年神戸空港の国際化に合わせ1万人収容の多目的アリーナ・神戸空港サブターミナル・新たなバスターミナル・市役所2号館・JR三宮伸駅ビル等々ハード面の造成が予定されている。ソフト面では,自然体験・登山プロジェクト・ナイトコンテンツに力を入れている。プロモーションにおいては,海外インフルエンサーを招聘したことにより予想を超える誘客に結びついたとのこと。いずれ神戸市単独の取組みではなく他都市との連携が欠かせないとの話を頂きました,本市においても近隣都市との連携による「東北のゴールデンルート」の創設も提案してみたいと思います。
10月28日,上杉チャンネット(地域のおやじの会)主催の「ハロイモ」ハロウィン&芋煮会を開催しました。各々工夫を凝らし仮装した子どもたちと保護者のみなさんが「こども110番」のお店を訪問しお菓子をもらいながらオリエンテーリング。110番のお店には協力頂けれるよう事前の準備にもそれなりの労力が必要ですが,イベントを通じて子どもたちに110番の場所を覚えてもらうことも目的の一つです。学校に到着後は最後に校長先生からお菓子を頂き恒例の芋煮会,さらには大人気の焼きマシュマロで行事を締めることが出来ました。秋晴れのもと子どもたちの笑顔咲く行事となりました。
10月25日,上杉連合町内会主催の防災訓練を実施しました。当日は中学校とも連携し前段は生徒による避難訓練を実施,その流れで地域の防災訓練という形で実施することが出来ました。防災訓練にはボランティァとして多くの中学生にも参加頂き若い力は改めて頼もしい存在でした。訓練にあたり,避難時の感染者・体調不良者避難場所や備蓄倉庫など地域みなさんと校内視察を実施,その後「仮設トイレ設営」「発電機を活用したテレビ設置・LED投光器の設置」「避難時の電話開通作業」「AEDトレーニング」等々避難時の行動について確認することが出来ました。一方で仮設トイレやパーテーションなどの課題も浮き彫りとなりましたので,今後の議会質疑で検討を求め提案してまいりたいと思います。
10月20日,令和6年度の予算に反映すべく会派「市民フォーラム仙台」の基本政策を市長に提出しました。7月の市議選後に新たに結成した会派として6つの視点103項目について取り纏めたのです。①【子ども】子どもの命を守る教育と次世代支援②【経済】地域経済の活性化と雇用の確保③【福祉】市民福祉の充実④【安心】安全・安心なまちづくりと都市インフラの最適化⑤【環境】防災・減災および環境に配慮したまちづくり⑥【市民】行財政改革と持続可能なまちづくり。仙台市基本計画の推進にあたっても基本政策を踏まえ対応してまいりたいと思います。
10月18日,市内中小企業のみなさんによる企業後援会「ニューシティ懇話会」の総会を開催して頂きました。先週閉会した仙台市議会第3回定例会における質疑を含め市政報告の機会を頂き,財政見通しと大規模財政出動について,本庁舎建替え・泉区役所建替えや音楽ホール建設に加え,勾当台公園再整備や定禅寺エリアの再整備など令和7年から9年にすべて重複しており綿密な年度計画を作成するなど財政の平準化を求めた点を報告。また,これまで取り組んできている地元企業への優先発注について,市内の経済を支えて頂いているのは90%を超える中小企業であることを踏まえ,仙台市が発注する契約は分割発注するなどの工夫により極力地元企業へ発注することを求めた点についても報告させて頂きました。
10月10日,仙台市議会決算等審査特別委員にて会派を代表し総括質疑を行いました。施政方針に基づく事業の令和4年度当初予算に対する重要施策の総括的な決算が示されていないことを指摘し,代表質疑でも課題提起した令和7年から令和9年に大規模財政出動が重複しているため今後予定されている公共施設総合マネジメントプランに基づく各種事業との整合性について質疑。また,今後自治体間競争の激化が想定されるデジタル分野と脱炭素分野の決算年度の取組みを踏まえた今後の取組みについて提言。更には,労働時間もコストであり人件費と労働時間管理によるコスト意識の醸成を求めました。その他,各委員が分科会で取り上げたテーマについて総括的な質疑を行うなど決算認定に向けて限られた持ち時間の中で一定の審議をすることが出来ました。
10月8日,地元上杉学区民体育振興会主催による子ども会を対象としたチャレンジランキング秋の陣を開催しました。普段は使用することが少ないグランドゴルフボールを使った競技や,フラフープを使った大輪投げ,スリッパを飛ばしながらリレー形式でポイントを目指す競技など身近にある道具を活用したチーム対抗戦を実施しました。最終競技は恒例の雑巾がけリレー,モップをバトン代わりにして雑巾がけをしながら体育館の清掃にも繋がる一挙両得の競技。連休の中日でありましたが多くの子どもたちの笑顔溢れる行事となりました。
9月27日,仙台市議会決算等審査特別委員会の第3分科会において環境費について質疑いたしました。決算年度約3億円余の事業「脱炭素都市づくり等推進」の中で,排出量の6割を占める事業活動の排出削減「仙台市地球温暖化等の推進に関する条例」に基づく温室効果ガス削減アクションプログラムについて,努力義務とされている一般事業者は決算年度も含め219事業者に協力を求めている中で,公共施設の取組みは市役所本庁舎・交通局庁舎・水道局庁舎に留まっており区役所など足元の他庁舎の取組みが弱い点を指摘。また,決算年度が取組みの最終年度となった「エコモデルタウン」の事業について,100万人の復興プロジェクトとして多額の資金を投入した事業であり経総済性・環境性を考慮し良い点ばかりでなく実態にあった総括となるよう求めました。
9月19日,今任期初めてとなる仙台市議会第3回定例会において会派を代表し質疑いたしました。仙台市基本計画に基づく3年間の実施計画も今年度で一区切りとなることから「実施計画最終年度の自己評価」について市長の所見を伺い,順次本定例会に提案された議案ならびに本市の重要施策について質疑しました。具体な項目としては,・財政見通しと今後の大規模財政出動・自動車運送事業会計決算と経営健全化団体・ガス事業会計決算とガス事業民営化・物価高騰対策・仙台こども財団と地域との関わり・市立小中学校の建物耐力度調査・MS管理計画認定制度と固定資産税の減額・スマートフォンを活用した各種証明書の発行・小学校改築に合わせた児童館の合築化・都心部周辺のまちづくり・運用開始まで半年余りとなったナノテラス・脱炭素先行地域の選定等々,当局から決算を踏まえた今後の取組みについて引き出しました。仙台市議会のHPから議会中継がご覧になれますので是非ご視聴の上,声を寄せて頂ければと思います。
9月17日,副会長を拝命している地元町内会北杜会の避難訓練ならびに防災訓練を実施しました。青葉消防署の協力を頂きまずは避難訓練から実施,高齢者も多いことから避難までに時間を要することを改めて確認し特にマンションではエレベーターを使用せず階段からの避難となるため早めの声がけが重要です。その後,通報訓練として火事なのか救急なのか普段馴染みの少ない119番の正しい通報について学び,水消火器による消火訓練も実施することが出来ました。4年ぶりの実施となったことから忘れていることも多く訓練の必要性を改めて実感することができました。
9月10日,青葉区体育振興会主催の健康ウォーク・ラジオ体操が開催され地元上杉体育振興会のみなさんと参加してまいりました。学区民体育振興会は,仙台市の小学校区ごと全118学区に設立されており,その歴史も古く50年を越えております。地元の大人のスポーツクラブ・サークルといった感じで,各種スポーツ大会へ参加したり学区民運動会等の事業を通して,地元学区民の体力向上や健康増進を目指しています。このようなスポーツ活動を中心に地域コミュニティーの発展に寄与することを目的として日々活動している地域のスポーツ団体は全国的にも珍しく,仙台市の体育・スポーツ活動を支えている一助でもあります。
9月3日,仙台市青葉消防団の特別点検が挙行され出席してまいりました。世界的に猛威を振るったコロナ禍の影響により4年ぶりの開催となりましたが活動技術に更なる磨きをかけてきた団員のみなさまに敬意を表したいと思います。ロープ結束訓練や小型ポンプ基本操作・救急救護訓練など日々の研鑽の結果が証明された特別点検であったと感じました。昨今の消防団の活動は火災のみならず気象変化による局地的な豪雨などの自然災害が多発し,災害活動においては多様化する社会情勢の変化に伴い対応力強化と高度化が求められております。こうした中にあいて昼夜を問わず市民の安全・安心な暮らしを守るため活動頂いている消防団のみなさまに改めて感謝いたします。
8月28日,新しい任期がスタートし4期目の徽章を交付頂きました。改めて責任の重さを実感し気持ち新たに取り組んでまいりたいと思います。 引続き,地域をはじめ市民のみなさんの声を施策に反映し市政発展に向けて努力を重ねてまいります。さっそく明日29日は議員協議会が開催され,31日・1日は第1回臨時会が予定されており議長・副議長の選出がなされ議会運営委員会・常任委員会等の選任が行われる予定です。また,今任期から会派の代表を拝命いたしました施策の遅れが市民のみなさまに不利益とならないよう議会運営にも努めてまいる所存です。
8月19・20日,これまで見合わせられていた夏祭りが開催されています。19日は顧問を拝命している中山東第二町内会の親睦夏祭りが4年ぶりに開催,20日は昨年規模縮小で実施された地元上杉地区夏祭りが通常規模で開催されました。両日ともに朝のテント設営から後片付けまで,特に地元上杉地区夏祭りは事務局を担当していることから諸準備からあたらせて頂きました。さすがに2日連続の対応には体が悲鳴をあげるほどでありましたが,いずれも来場された方々の笑顔が印象的でありました。コロナ禍により自粛されてきた地域行事が動き出しいつもの姿に戻りつつあります,まつり等の行事は地域コミュニティの形成に必要不可欠であるこを改めて実感させて頂きました。
8月6日,北朝鮮による拉致被害者の早期救出を求める七夕街頭署名活動に参加してまいりました。この活動は被害者家族・宮城救う会・宮城県および仙台市議会拉致議連のみなさまと例年活動している取組みであります。残念なことに今年も署名活動を行わなければなりませんでした,国民を守り助けることは国の使命でありますが私たちひとり一人が行動を起こすことも大切な取組みであります。この日は一時間程度のお手伝いでありましたが全国から七夕に訪れて頂いた30名を超える方々から署名の協力を頂き関心の高さを改めて感じることができました。引き続き拉致被害者の早期解決に向けて取り組んでまいりたいと思います。
7月30日,仙台市議会議員選挙が挙行され投開票の結果再び役割を頂くことができました。これまで取り組んできた取組みを踏まえ改めて「こどもたちの教育環境の整備」「町内会を始めとした地域コミュニティによるまちづくり」「歩道など道路空間の安全確保など生活に密着した課題への対応」「地元企業への優先発注など地域経済の活性化」等々,この選挙戦でお約束した課題について引き続き取り組んでまいりたいと思います。いよいよ4期目となり中堅と言われる議員活動を迎えますのでみなさんの負託にお応えできるよう気持ち新たに精進してまいりたいと思います。
7月6日,加藤けんいちを囲む会にて出身組織を中心とした総決起集会を開催して頂きました。これで事務所を置く中山地域では囲む会事務所の開所式を,住まいを置く上杉地域では市政報告会を,そして組織では総決起集会を開催し闘いの準備が整ってまいりました。今後とも安心して暮らせる都市(まち)づくり・安全でやすらぎある住みよい都市(まち)づくり・安定した市民生活を支える都市(まち)づくの「3つの安らぎ」によるまちづくりに向けて取り組んでいくことをお約束させて頂きました。
7月2日,地元上杉学区民体育振興会主催のチャレンジランキング(ミニ運動会)を開催しました。今回で31回目となるチャレランには子供会単位で100名を超える子どもたちが参加。雑巾がけリレー・スリッパ飛ばし・プチドラコン等々昔から子供たちが遊んでいたアナログな競技は何とも懐かしく温かさを感じました。子どもたちの笑顔にも癒されました。コロナ禍で自粛ムードであった地域行事が徐々に再開され改めて地域コミュニティの大切さを感じたイベントでもありました。
6月25日,地元上杉地区にて市政報告会を開催しました。今回の報告会では上杉地区の現状についても触れさせて頂き,特徴点として40代50代の割合が3割を占め,30代を含めると47%となっており比較的若い世代の地区であること。文教地区と言われ小学校は976人で市内4番目の児童数。高齢化率も19%と低く仙台市内平均25%を大きく下回っています。一方,マンション等の集合住宅が多く12,000世帯中約7割・町内会加入率は40%程度と推測され市内平均75%を下回っている旨報告させて頂きました。また,開発が滞っている雨宮キャンパス跡地の動きについて,大店立地法(大規模小売店舗立地法)に基づく「説明会」の実施,中高層建築物等の建築に係る紛争の防止と調整に関する条例に基づく近隣住民への説明など必ず何らかの形で地域に対してアクションがある旨も報告させて頂きました。自分たちが住んでいる地域の状況がどのようになっていくのか関心の高い課題でもありますので,引き続き情報収集も含め報告の機会を作ってまいりたいと思います。
6月18日,夏の戦いの拠点となる後援会の事務所開所式を開催いたしました。式に先立ち御嶽三吉神社の土井宮司による神事を執り行って頂き改めて4期目の挑戦に向けて決意を新たにいたしました。市民センターに場所を移した開所式には連合町内会長を始め各町内会長や囲む会幹事のみなさま,そして出身組織である東北電力企業グループならび宮城県東北電力総連の仲間のみなさま等々多くのみなさまに出席頂きました。私からは常日頃の御礼に加え,「安心」「安全」「安定」な都市づくりに向けて,職業観や生活感を養いたくましく育てるための教育環境の整備・町内会など地縁団体を中心としたまちづくり・地元企業への優先発注など地域経済の活性化について今後り取組みについて挨拶させて頂きました。初期の目標達成に向けて努力してまいりたいと思います。
6月14日,事務局長を拝命している宮城県民社協会第30回総会を開催いたしました。民社協会は28年前に解党された民社党の精神を継承しそれぞれの議会で地域発展に資する取組みを進めてきております。「自由・公正・友愛」を基本とする,人間観・国家観・歴史観・経済観・福祉観・家族観・平等観・民主主義観の基本理念のもと勤労者や生活者の目線に立った政治の実践が今まさに強く求められていると思います。昨今,ロシアの蛮行を容認する国々もあり,民主主義国家と強権的な全体主義国家の対立が国際政治の大きな図式として浮かび上り今日に至っておりますが,地方議会の場においても国益を第一に考えた建設的な議論が必要と考えます。総会に引続き,宮城友愛核禁会議との合同による総決起集会を開催して頂き,教育環境の整備と健全育成ならびに地域経済化の活性化に向け取り組んでまいりたい旨決意の一旦を述べさせて頂きました。
6月6日,今任期最後となる一般質問に登壇いたしました。本定例会ではこれまでの視察や調査を踏まえ①タイからの観光交流と経済交流について,富裕層のみならず昨今タイの世帯収入が増加しているという視察結果を踏まえ中上位所得層をターゲットにした施策展開を提案②地元企業への優先発注について,システム等業務委託結果の調査に基づき市内発注の実態調査を求めました。③弾道ミサイル発射を想定した住民避難訓練については,過去に提案し実現に至ったことを評価すると共に与那国町でのヒアリングを踏まえた提案をしました。④非常時を想定した各種施策について,本庁舎建替基本設計書における災害対策機能の整備とBCPを盛り込んだ企業誘致の施策展開を求め質疑⑤脱炭素先行地域選定に向けた取組みについては,前回の定例会で具体に提案した内容を活かし時期選定に向けた市長の所見を確認⑥ガス事業民営化の公募再開に向けては,事実上白紙となってから9月で丸2年を迎えるため市民に対して何らかのメッセージを発信す必要性について提案させて頂きました。本定例会は,この議場で行われる最後の定例会となりました。約58年の間,この議場は本市における重要な政治的決定の舞台となってきました。その過程で困難な課題に直面することもありましたが,様々な立場の議員たちが市民のみなさまの信頼に応えるべく日々議論を積み重ね,解決策を見出すために力を尽くしてきました。この議場で築きあげられてきた市政の歴史,そして本市の更なる発展を目指す私たちの志は,場所を移しても変わることなく連綿と受け継がれていくことと思います。この歴史ある議場で,締めくくりとなる最後の質問の機会を頂いたことに感謝を申し上げ締めくくりの一般質問をさせて頂きました。
6月4日,コロナ禍で4年ぶりに声援が可能となった仙台国際ハーフマラソン大会が開催され地元体育振興会のみなさんと恒例の給水ボランティアに参加してまいりました。例年は5月に開催されておりましたが,今年はG7科学技術大臣会合の開催と日程が重なったため6月に開催となりました。予想以上に気温も上がり更には強風が吹く中での大会となり選手のみなさんには大変辛いハーフマラソンになったことと思いますが,天気は上々であったため新緑の杜の都を堪能頂けたものと思います。この日は企業や大学生など例年より多くのボランティァの方々の協力がありました,仙台の魅力発信のために欠かすことのできないイベントは多くのみなさんの協力により支えられていることを実感した大会でもありました。
5月30日,加藤けんいちを囲む会の幹事会を開催して頂きました。コロナ禍により4年ぶりに 各地区の幹事のみなさんにお集まり頂きました。私からは,臨時議会を含めこの4年間で14回本会議場での登壇機会があり,コロナ禍における教育環境の整備や飲食店に対する感染症拡大防止協力金への対応について紹介し,特に議会で何度も取り上げてきた「地元企業への優先発注」の課題について,その多くが関東圏の業者に発注がなされており地域活性化の観点からも地元で循環できる仕組みづくりに取り組んでいる旨報告させて頂きました。懇談の中では道路修繕や側溝の整備等々,生活に密着した課題について多くの声を寄せて頂きました,これからも寄せられた声を市政に反映すべく取り組んでまいりたいと思います。
5月20・21日の両日,第39回青葉まつりが開催され代表を拝命している地元祭連「上杉山雀“絆”」のみなさんと4年ぶりに参加してまいりました。上杉山雀“絆”は小学生とその保護者を中心とした親子祭連です,両日ともに子どもたち頑張ってくれました。仙台に初夏の訪れを告げる仙台・青葉まつりは,山鉾巡行に時代行列そして何といっても「すずめ踊り」が杜の都仙台を華やかに彩ります。コロナ禍の影響で中止や規模縮小を余儀なくされてきましたが4年ぶりの通常規模での開催,2日間で253団体約6100人が参加しコロナ禍前と変わらない賑わいとなりました。
5月10日,仙台市民間防災拠点施設再生可能エネルギー等導入補助制度を活用し昨年4月に開業した「仙台長町未来共創センター」を視察させて頂きました。平常時と非常時で機能が変わる共創と共生のリバーシブル・ビルをコンセプトにインフラやエネルギー供給等防災性の高い施設でありました。仙台市の帰宅困難者一時滞在場所として認定を受け,約80名の受入れが可能で3日分の備蓄食料を確保。非常時には72時間の発電機能と蓄電池を備え更にはV2Xシステムを採用し電気自動車や水素自動車からも供給を可能にするなど電気が消えない施設を実現しております。その他,150人が3日間使用できる組み立て式の紙トイレや防災マンホール・かまどベンチ等々企業BCPの発信拠点としてふさわしい施設でした。東京首都圏大災害時の経営執行業務機能の移転先として仙台を選定して頂いた視点は防災環境都市を標榜する本市として新たな企業誘致の施策となるものと思います。
5月10日,伊達政宗公胸像の移設を記念する植樹式が開催され出席してまいりました。主催は銅像建設を発意された「宮城県青年団連絡協議会」ならびに騎馬像の作者小室達氏の出身高校「在仙白石高校同窓会」他。植樹は青年団連絡協議会より独逸唐檜(ドイツトウヒ)を同窓会からは伊達家と白石片倉家共有の家紋である「ふじ」を披露させて頂また台座に刻まれている銘板「伊達政宗與」は仙台藩出身の斎藤実(さいとうみのる)総理大臣であります。博物館の中庭から移設され伊達政宗公・小室先輩もさぞお喜びのことと思います。
4月29日~5月3日,仙台-バンコク間における仙台市定期直行便再開を目指して,両地域における交流人口のさらなる拡大と経済・ビジネス面での交流促進を図るため市長ならびに議員連盟のみなさんとタイ・バンコクを訪問いたしました。
⓵トンロー日本市場視察では日本生鮮卸売市場(JVALUE)村松ゼネラルマネージャーよりヒアリング頂きました。扱い商品の7割は鮮魚で対象となるユーザーの約5割が飲食店とのこと。鮮魚については圧倒的な鮮度・付加価値にこだわり従来は生産者-地方卸売市場-卸売業者-輸出入業者を経て小売店に水揚げされるのは6日後が通常ですがトンロー市場では水揚げからJALグループによる一貫配送にて最短で翌日には小売店に商品が並びます。一方,青果についてはタイ王国輸入規制によりピーマンやジャガイモなどの輸入が禁止されており,さらに厳しい食品衛生の規制に対応すべく取扱品目の拡大に努めているとのこと。その他,自治体との連動を図り各種フェアを開催しており今年は「青森フェア」「新潟フェア」を開催予定とのこと,過去には仙台市との展示会の経験もあるとのことで今後の展開に向けて提言してまいりたいと思います。
⓶日本東北観光フェアでは,東北各県ならびに仙台市による出店ブースを視察。自治体のブースの他,JR-EASTやJTB・JAL・ANAのブースも出店しており特徴のある演出がなされておりました。その中で,仙台市の出店ブースは厳か過ぎる印象が否めませんでしたので今後のプロモーションの演出について工夫が必要だと感じました。東北観光推進機構主催のオープニングセレモニーでは自治体を代表し郡仙台市長が挨拶に立ち仙台・宮城・東北をアピールしました。セレモニーにはアーティストのショーが企画されていたこともあり大盛況でありました。
⓷豊田通商では,前田タイランド社長を始め幹部のみなさんと懇談。仙台空港直行便の再開に大きな期待を寄せている,定期便が出来れば東北のポテンシャルが活かせると思うが,タイ航空は札幌便などGW前に人出不足で急便になるなどコロナ禍でかなり規模縮小にした経過があるが,これから風向きが変わってくると見ているとのこと。また,タイでは少子高齢化に伴い健康ブームとなっており日本の質の高い健康診断など医療ツーリズムも今後期待が持たれるとのこと。更にタイではSNSの活用が主流となっており高齢者も含めFBやインスタにより情報を得ている,字が読めない人も多いためインフルエンサーを活用した写真などが有効であるとのこと。
⓸仙台-タイ経済サポートデスクでは,森山代表からヒアリング。輸出・進出に関する相談受付,現地市場動向・販路などの情報提供,その他法務や人事労務についてサポートしており仙台市との関係ではメールマガジンによる情報発信を120件程度/年対応して頂いている。コロナ禍前までは不動産の相談が多かったが現在は,加工・食品・サービスなどの相談が多くを占めており,特に健康志向によりウェルネス・ヘルスケアの分野が成長分野の1つ。日本食もブームでバンコク以外の近郊にも横展開されているが,外人も日本の素材も使用しており韓国人・中国人も進出しこれまでのような対応ではなく,タイでスタートアップするぐらいの意気込みが必要とのこと。ヒアリングの中で感じたことは,今後富裕層だけでなくアッパーミドルを対象にするなどのインバウンド対策や販路拡大と共に輸入対策の検討も必要と感じました。
⓹アイリスオーヤマではタイアイランドの森代表よりヒアリング。タイを中心に東南アジア圏への進出を展開している。コロナ禍もありマスクをはじめとした衛生用品が主力となっており2023年はウェットティシュを主力としリンサークリーナーやサーキュレーターの販売を展開している。タイではSNSの普及が著しく人口6700万人に対し43000人がFacebookやYouTubeを登録しており,日本との一番の違いは見るだけではなく97%の人が実際に活用し,SNSから商品を購入することが主流になってきているとのこと。よって販促にはCMなどに費用をかけず地元で人気のインフルエンサーによる情報発信に努めている点が本市のインバウンド戦略にも有用で検討すべき取組みであると思います。
⓺ドンキモールでは田中ジェネラルマネージャーよりヒアリングならびに店舗を視察いたしました。日本のドンキとの大きな違いは「ディスカウントショップ」ではなく「セレクトショップ」という位置づけ。現在タイに6店舗を展開中ですが輸入コストを考えると10店舗はひつようであり最終的には12店舗に向けて取り組んでいるとのこと。タイでは年々上昇しバンコク市内の企業では3~5%/年の賃上げが実施されており世帯の平均月収は30万円ぐらいまで上昇していることもあり客単価は平均1000バーツと極めて高いと感じました。(郊外の平均月収は10万円程度とのこと)店舗に並んでいるラインナップは残念ながら仙台・宮城の商品が極めて少なく,今後差別化を図り「牛タン」や甘いものが大好きというタイ人なので「ずんだ」等の商品の販路拡大も検討の余地があると感じました。
⓻日本商工会議所では,石井専務理事よりリアリング。JCC会員企業は約1600社で1995年頃までは繊維などの製造業が多くを占めていたが現在は非製造業が多くその比率は6;4と逆転し,特に新規参入を考えるのであれば特殊性が必要とのこと。年2回会員企業を対象に景況や財務状況などの動向を把握しており,2023年上期は「上向く44%」「悪化する16%」DI28とコロナ禍の▲64%と大きく改善しているとのこと。また,経営上の問題点では「他社との競争激化」が最も多く韓国・中国などの進出も目立っている。専務理事の話で印象に残ったのは,新規の進出を考えるのであれば「何が売れますか?」ではなく,しっかりとした「ビジネスプラン」を自ら構築し相談してほしい。そのぐらいの意気込みがなければタイで成功することは難しいとのこと。
⓼JETOバンコク事務所では黒田所長と懇談 タイでは少子高齢化が進み医療ツーリズムなどが今後の成長分野となると考えられる。介護・福祉分野も可能性はあるものの,タイでは宗教上家族を施設にあずけることはなく最期まで自宅で介護するというのが主流でありこの視点が必要とのこと。その他,ペットフードなど原材料がタイで調達できるため生産拠点を置くなどペット産業も成長分野の1つで,キャンピング用品も人気が出てきているとのこと。既に九州経団連が健康をミッションとした視察にも訪れており福岡を中心とした九州の動きも参考にしながら,東北が後れを取らぬよう仙台が中心となり都の組んでいくことが必要であることを改めて実感しました。
4月25日,仙台市天文台プラネタリウムが15年ぶりにリニューアルされプレオープン企画の内覧会が水彩され出席してまいりました。新たな 投映機の特徴は,写すことのできる星の数が従来の7万個→1億個・映し出すことのできる星の明るさは8等星→17.5等星・色を再現できる星の数21個→299個など多彩な星の色を再現する機能がグレードアップし一つ一つわずかに異なる星々の色や自然な瞬きを表現することができ,よりリアリティのある星空が映し出されております。また,光源すべてをLED化することで寿命も1000時間→20000時間となりより高精細な星空を演出することが可能になりました。みなさんも機会があればぜひ足をお運び願います。
4月20日,全国都市緑化仙台フェア「未来の杜せんだい2023」のメイン会場の内覧会が開催され出席してまいりました。議会で提案した伊達政宗公の胸像が無事に移転され悠々しい姿がお披露目されました。また,フェアの総合案内所となる仙臺緑彩館には青葉まつりの山鉾や七夕飾りの展示などこれらも議会での提案が活かされた形となりました。仙台市で緑化フェアが開催されるのは平成元年に七北田公園を会場としたグリーンフェアせんだい以来34年ぶりとなります,今回は仙台はじまりの地「青葉山エリア」に舞台を移しての開催となりますので多くのみなさんに足を運んで頂きたいと思います。
4月11日,全国都市緑化仙台フェアの会場となる青葉山公園周辺までジョギングしながら気になる点を確認してまいりました。予算委員会において指摘した周辺環境の整備について,メイン会場となる青葉山公園センター(仙臺緑彩館)の目の前にある長沼はゴミ等が散乱しており期間中も含めてパトロールを求めましたが,長沼に水が入り多少は綺麗になっていた感じです。また,長沼沿いに設置しているベンチが汚れておりとても座りたいベンチではなかったことから洗浄を求めたところ,綺麗に整備されておりました。フェアまで残すところ2週間,会場のみならず周辺の環境整備についても確認してまいりたいと思います。
4月4日,常日頃お世話になっている会社のOBの先輩方の蕎麦会にお邪魔しました。これまでもエネルギー施設の見学会の後に,同期議員や当局のみなさんを蕎麦打ちにお誘いしてきましたが私は食べる役割に専念していたため,この日も先輩方にあまえて食べることに専念させて頂きました。ここ数日はコロナも落ち着きつつあることから1軒1軒先輩方のお宅にお伺いしご挨拶をさせて頂いております。初陣の時から主力となり支えて頂いているOBの先輩方々のおかげで現在の役割があります,初心忘れず恩返しすべく取り組んでまいりたいと思います。
3月31日,昨年3月16日に発生した地震ににより被害を受けた伊達政宗公騎馬像が東京にある工場にて修復作業が終え無事仙台へとお戻りとなり,仙台伊達家十八代当主伊達泰宗様ご臨席のもと「伊達政宗公騎馬像帰還記念式典」が開催され出席してまいりました。現在の騎馬像は2代目で,最初の騎馬像は昭和10年5月仙台城跡に完成し昭和19年第二次世界大戦の金属回収策により撤去,戦後に塩釜で発見され青葉神社に奉納その後博物館の中庭に設置された経過にあります。また,騎馬像の製作者は彫刻家「小室達(とおる)」氏,私の実家である柴田郡槻木村(現柴田町槻木)のご出身で,私の出身校の白石高校(旧制白石中学校)の卒業生でもあり縁深いものを感じます。お戻りになられた伊達政宗公には引き続き城下仙台を見守って頂きたく思います。
3月22日,第1回定例会も閉会し市政報告のの機会を頂いております。新年度の一般会計は今年度予算を218億円上回り始めて6000億円台となりました。デジタル化ではマイナンバーカードを用いて区役所窓口での申請書の記入負担を軽減する「書かない窓口」等,子ども若者関連では「仙台こども財団(仮称)」を創設し子供未来局をこども若者局に改称します,まちの魅力創造ではスタートアップ支援に1億円を投じるほか次世代放射光施設ナノテラスの活用を見据え「イノベーション推進部」を設置,脱炭素社会に向けて市独自の断熱基準をつくり新築・リフォーム費用を補助する事業に1億6,900万円を投じます。一方,2024年度~33年度の10年分の収支見通しは3,732億円の財源不測が生じると試算しており厳しい舵取りが求められます。引き続き10年後20年後の先を見据えたまちづくりに向けて取り組んでいくことを約束させて頂きました。
3月11日,東日本大震災仙台市追悼式が挙行されました。未曾有の大震災から12年,今年もまたこの日を迎えることになりました。犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。第3回国連防災会議において採択された国際的な防災の指針「仙台防災枠組」は目標となる2030年に向けて折り返しの時期を迎えました,本市では基礎自治体としていち早く進捗に関する中間評価を行ったところです。この日,中学校部活動で関わっている子どもたちと震災について話しましたが,震災当時1歳と2歳でその記憶はないとのことです,改めて震災の教訓を後世に伝えていくことの大切さを感じました。109万市民のみなさまと共に安全・安心な社会の実現に向けて引き続き取り組んでまいりたいと思います。
3月8日,予算等審査特別委員会(教育費)にて中学校部活動の地域移行と中総体へのクラブチームの参加について質疑いたしました。文部科学省は,当初令和5年度から3年間を「改革集中期間」として部活動の地域移行を概ね達成するとしていたものを「改革推進期間」に改めその方針を大きく後退させました,国の方針を踏まえた本市の取組みについて拙速な対応とならないよう検討を求めました。また,宮城県中体連が新年度から中体連が主催する大会に地域スポーツクラブの参加を条件つきで認めることを決めたことを踏まえ,クラブチームが参加することにより県大会への出場機会が制限されないよう本市独自の大会形式となるよう提案いたしました。
3月7日,予算等審査特別委員会(土木費)にて青葉山公園整備ならびに全国都市緑化フェア推進に向けた取組みについて質疑しました。先の予算委員会で提案した博物館の中庭に佇んでいる伊達政宗公の胸像を家臣片倉家跡地である追廻地区への移設について確認することができました。また,緑化フェアの会場となる仙臺緑彩館へ甲冑や山鉾の展示・雀踊りの演舞など青葉まつり伝承館としての機能を求めてきましたが緑化フェアにて実現が図られることとなりました。更に,キッチンカーの活用について提案してきましたが緑化フェアでの活用についても確認することができました。最後に,パネルを提示し具体な取組みとして会場周辺の環境整備ならびに会場近隣の点検や期間中のパトロールについて提案いたしました。
3月6日,予算等審査特別委員会(経済費)にて次世代放射光施設ナノテラスならびにリサーチコンプレックス形成に向けた取組みについて質疑しました。ナノテラスによる仙台市への経済波及効果は,今後10年間の生産誘発額として2,346億円・雇用者増加数16,033人・税収効果は48億円と推計されておりまさに期待の施設であります。他の放射光施設との大きな違いは学術研究主体ではなく,コアリション(有志連合)メンバーを募り産学連携の取組みが特徴であり,引き続き本市が誘致に向け対応してきた企業や企業立地促進助成金の対象企業に働きかけるよう求めました。また,研究者や技術者の誘致支援の視点が欠けており住宅補助や学校の受入れなど居住環境の整備について提案いたしました。更には,当初建設に向けて名乗りを上げていた大郷町・松島町・丸森町への働きかけや近隣市町村を含む東北全地域との連携を求めました。
2月19日,顧問を拝命している宮城県ウォーキング協会創立30周年記念式典が開催され「自治におけるウォーキングの取組み」と題して講演の機会を頂きました。近年,ウォーキングは健康に良いと言われており多くの人が楽しまれておりますが,自治体においても市民の健康促進のための他フレイル予防としてもウォーキングを活用した取組みが目立つようになってきました。特に,ウォーキングをしたりトレーニングジムに行って運動したり,あるいは定期的に健康診断や保険指導を受けるなど,健康の維持・増進のための活動に対してポイントを付与する取組みが多く横浜市・宇都宮市・埼玉県の健康ポイント事業について紹介し,その後,私が議会でウォーキングを活用した事業を展開すべきと提案させて頂き実現した「アルークワーク~仙台ウォーキングキャンペーン」についても紹介させて頂きました。記念式典と共に総会も開催され,その前段は榴岡公園から会場となった仙台市体育館まで総会ウォークとして10kmを会員のみなさんとウォーキング。歩くことで色々と気づくことができ貴重な時間を過ごすことが出来ました。
2月18日,予算委員会にて毎年取り上げている街路樹の根上り対策について,これまでの質疑が実り新年度は道路維持費とは別枠で約3億円の予算の確保が図られましたので改めて現地確認をいたしました。仙台市の玄関口でもある広瀬通りは駅前から晩翠通りまで対策が必要な根上り箇所は35箇所ありましたが今年度中にすべて改修が図られ,現在は勾当台通りの根上り解消に向けて工事が進められております。市民のみなさんが安心・安全に暮らすことが出来るよう引き続き街路樹マネジメントの推進による道路空間の安全確保に向け取り組んでまいりたいと思います。
① スーパーシティ構想に向けた取り組みについて [石垣市 小切間企画部長・他]
1月26日,スーパーシティ構想は令和3年3月に公募が開始され仙台市を含む31の地方公共団体が応募しましたが,大胆な規制改革の提案が乏しかったという評価となり採択が延期され提案内容の見直しが求められました。結果,令和4年3月に大阪市とつくば市が先行して決定されました。石垣市においても令和3年10月に国に対し再提出をされましが採択には至りませんでした。石垣市の提案は非常に興味深いもので市街地の未利用地を利用した「グリーンフィールド型」による構想を提案しており他都市にはない着眼点であります。グリーンフィールド形式では何もない所に新たに都市をつくるため,採択の大きな鍵となる「住民合意」は必要なく取組みの前進が図りやすいというものでありました。しかしながら採択とはならず,石垣市の評価としては熟度の判断に課題を残したとしています。提案内容の高い自治体から専門調査会や国家戦略特区諮問会議に付議されており区域指定をもっと具体に検討すべきであったとのこと。また,先端的サービスの提案にあたり複数の項目において各関係所管省庁と議論が可能な程度まで具体化させる必要があった,と整理されておりました。石垣空港と石垣港2拠点による先端的サービス24テーマを持ってしても採択がなされなかったスーパーシティ構想のハードルの高さを実感いたしました。仙台市におけるスーパーシティ構想の取組みについて改めて評価することを求めて行きたいと思います。
② 国民保護計画について [与那国町 村本総務課長・他]
1月27日,与那国町に伺い日本列島最西端の国境の町としての国民保護計画と弾道ミサイルを想定した住民避難計画について調査・ヒアリングいたしました。与那国町では県の避難措置の指示により,町民約1,700名全員を島外避難とするため石垣市へ船と飛行機にて避難の上,さらに要避難地域を除く避難先地域(武力攻撃のおそれのない安全が確保されると想定される地域)九州各県への避難するため主要な避難の経路や輸送手段等の確保に努めております。そうした情勢も踏まえ与那国町では昨年11月31日弾道ミサイルを想定した住民参加による避難訓練を実施,当日は県・町・警察・消防・地域住民参加のもと,国民保護に係るミサイル発射に伴うサイレン音を防災行政無線戸別受信機ならびに屋外スピーカーで周知し,窓から離れてしゃがみ頭部を保護するなど建物の中または地下に避難すること促し有事の際に取るべき行動を確認されたとのこと。今後は年間4万人を超える観光客の避難誘導についての検討が課題であるとのことでした。日本最西端でもある国境の町の特徴として,全国で初めて避難に関わる「基金」を創設し1人100万円積み上げる計画とのことです。有事の際に避難先での生活を担保出来るよう行政が責任をもって対応することは町民に安心を与える取組みで与那国町ならではと感じました。本市においても,国民保護計画に基づく避難訓練の実施検討について議論してまいりたいと思います。
①歴史と文化を生かしたまちづくりについて [柳川市 白谷議会事務局長・他]
1月17日,柳川市は有明海に注ぐ筑後川の最下部に位置していることにより弥生時代中期より水稲耕作に必要なかんがい排水,生活用水の確保を担う「水路(掘割)」を徐々に形成し中世から現在まで引き継がれてきているとのこと。市全域に総延長は930kmに及ぶ大小の水路(掘割)が網の目のように巡る独特の景観を活かしたまちづくりを展開しております。歴史的文化遺産を活用した取組みは本市においても参考となる取組みであり,引き続き本市の歴史や自然を活かしたまちづくりに向けて特別委員会にて議論してまいりたいと思います。
②歴史と文化を生かしたまちづくりについて [北九州市 渡辺都市景観課長・他]
1月18日,北九州市では平成31年に都市景観マスタープランを策定し,建築物などを活かしたまちづくりを進めております。世界遺産や文化財・近代化産業遺産など評価の高い魅力ある建築が数多く存在しており,市内の魅力ある建築や景観について時代と場所を切り口として写真を中心に紹介する冊子を作成し,これをきっかけに建築がもつ物語や都市の歴史について冊子を活用しまち歩きに活かす取組みを展開。建築は都市の魅力を高めるだけでなく,時代を超えて地域に根付き人々の大切な思い出を呼び起こすツールとしても貴重な役割を果たしているかけがえのない「財産」として位置づけていることも特徴点の一つであると感じました。課題としては,建物の改修・耐震など保全のあり方や,指定管理者制度導入や民間活用は成り立つか,など今後の施設運営について検討を加えているとのこと。本市においても日本遺産「政宗が育んだ伊達な文化」を活用した取組みが出来るよう更に検討してまいりたいと思います。
1月14日,大崎八幡宮どんと祭裸まいりに3年ぶりに参加してまいりました。仙台市の冬の風物詩でもある裸まいりは,厳寒時に仕込みに入る酒杜氏が醸造安全・吟醸祈願のために参拝したのが始まりとされており江戸時代中期には既に定着していたと言われてります。正月の間に各家庭に訪れていた神々を送る「御神火」としてあたると心身が清められ一年間無病息災・家内安全の加護を得るという言い伝えがあります。コロナ禍で昨年・一昨年は参加を見合わせておりましたが参加者を限定しマスク着用のうえ出身組織のみなさんと無事に参拝することが出来ました。4年に一度の闘いの年でもありますので来年の参拝時に良い報告が出来ようしっかり取り組んでまいります。
① オンラインを活用した委員会の開催について [藤沢市 藤本議会事務局長・他]
1月10日,藤沢市ではコロナ禍における喫緊課題への対応として令和2年6月に小委員会を設置し会議のあり方検討開始,また,大規模な災害等の発生等により委員会への参集が困難であるなど非常時においてオンライン委員会を開催できるよう委員会条例を改正したとのこと。まず,令和3年11月に災害対策等特別委員会を全出席者がオンライン型で実施,続いて行政改革等特別委員会特別委員会にて一部オンライン型で実施するなど,特別委員会で全部・一部により試行実施から始め,その後令和4年2月常任委員会においても全委員会でオンラインによる委員会を実施したとのこと。オンラインによる委員会に重要なことは進行役となる委員長の役割が重要であること,開会時のバーチャル背景画像や会議システムのマイクの取り扱い,具体な表決の方法等々一つひとつ課題を解決しながら対応にあたってきたとのこと。仙台市議会においてもオンラインによる委員会開催の取扱いは整理したものの実施には至っていないことから参考となる取組みでありました。
② 議場システムを活用した議事運営について [京都市 北川議事課長・他]
1月11日,京都市の市会議場は昭和2年に竣工し約100年の歴史があることから議場の創建当時の雰囲気を残しながら時代に合わせた作りを施しリニューアルを実施,平成29年5月に改修整備工事に着手し約4年の歳月をかけて令和3年8月に竣工しました。特に議場システムが特徴的で,撮影した映像をインターネットや場内に配信する「天吊カメラ」発言者の声を収集する「フレキシブルマイク」傍聴席等に音声を画一に拡声する「天井スピーカー」補聴器を使用されている方の聞こえを支援する「ヒアリングループ」など,映像・音響・難聴者支援設備を導入されております。メリットとしては操作を担当する人員の減や業者へのカメラ操作の委託料が不要になったこと,デメリットとしては年4回点検するシステム保守費用が年間77万円になるとのこと。本市においても令和10年に本庁舎建替えを予定しており京都市会の先進事例を参考にしながら市民に開かれた議場となるよう審議してまいりたいと思います。
1月6日,勾当台公園市民の広場にて3年ぶりに仙台市消防出初式が開催され出席してまいりました。火災発生件数は令和元年
249件・令和2年251件・令和3年
228件・令和4年209件,市民のみなさまの防火に関する取組み等もあり火災件数は減少傾向にあり令和4年は平成以降最小の件数になっております。一方救急出場件数は令和元年54,816件・令和2年48,649件・令和3年52,002件・令和4年60,737件,令和2年に一時的に減少したものの再度増加に転じ昨年初めて6万件を超えて過去最多を記録し今後も救急需要の増加が予測されます。引き続き市民の生命と財産を守るため議会で議論してまいりたいと思います。
1月4日,仙台市卸売市場の花き市場「業務開始式」に出席してまいりました。花き市場は昭和48年11月5日に中央卸売市場における全国初の花き市場として農林水産大臣の認可を受けた歴史ある市場とのことです。引き続き「花」で仙台市民の笑顔をつくって頂きたいと思います。また, 翌日は「水産部」「青果部」「食肉部」の業務開始式が開催されました。水産物はコロナ禍の影響もあり取扱金額で前年比98.4%取扱数量で88.9%,青果についても同様に95.1%と89.7%と低調ぎみであるものの,食肉においては取扱金額で104.6%取扱数量で103.2%と順調に推移しております。仙台卸売市場引き続き109万市民の台所として食の安定供給に努めて頂きたいと思います。