12月22日,12月7日から16日間開催された第4回定例会が閉会しました。今回の定例会では条例案6件,人事案件1件,その他案件1件,平成29年度補正予算2件,諮問1件の計25件の審議が行われ2件は継続審査とし23件は原案のとおり可決しました。補正予算の主な内訳としては,就学援助制度のうち中学校に係る新入学学用品費について就学準備に必要な時期に支給を行うため,入学前年度に前倒して支給できるよう必要な経費3887万円,平成14年に発生した事故について調停条項に基づく解決金4100万円,その他地域包括支援センター管理運営と通所型短期集中予防サービス事業に係る債務負担行為の設定について審議可決。条例案件では農業委員会等に関する法律の改正に伴い,農業委員会の委員及びの内利用最適化委員の定数を定める条例等について審議可決。その他案件の主な内訳としては,児童館等指定管理者の指定に関する件の他,東部復興道路に農業用給水管を移設するための工事請負契約の締結に関する件について審議可決いたしました。なお,経済環境委員会の委員長報告として登壇いたしました。
また,最終日には経済環境委員会の委員長報告として登壇させて頂きました。
12月15日,仙台市議会第4回定例会において第3回定例会に引き続き一般質問に登壇しました。①中小企業向け奨学金制度の創設について,単なる給付型奨学金制度ではなく中小企業における人材の確保と学生の地元定着の向上に向けた政策的な奨学金制度創設を求めました。②小中学校への災害警告灯導入について,緊急地震速報の際など光で緊急事態を知らせることで音だけでなく視覚で避難を促す災害警告灯の導入検討を求めました。③映像を活用した道路の安全対策として,近年の集中豪雨などから交通被害を未然に防止できるよう,静岡市での先見的な取組みを踏まえ道路アンダーパスへの監視カメラシステムの活用を提言いたしました。④駐輪場・地下鉄駅内への宅配BOX設置について,ネット通販の増加に伴い宅配業者の再配達が社会問題しつつあります,再配達によるCO2排出量が約42万トン増加している現状を踏まえ,特に共稼ぎ世帯の利用が多い駐輪場・地下鉄駅内への宅配受取ロッカーの設置について提言いたしました。
12月10日,今年で17回目となる環境フォーラムせんだい2017に経済環境委員会の委員長として出席してまいりました。市民・学校・事業者・行政・NPOなどの協働により総合的な環境教育・学習を推進しているFEELsendaiの主催によるものです。今年のテーマは「みんなでつなぐ環境の輪」と題して市内で活動する学生や市民有志が,環境について遊びながら楽しく学べるクイズやゲーム,手作り体験コーナーなど工夫を凝らしたブースが出展されておりました。特に「環境と防災」という視点で体験型学習に取り組んでいた地元大学生に感銘と担い手としての希望を感じました。
12月8日,仙台冬の風物詩光のページェントの点灯式ならびに祝賀会に経済環境委員会の委員長として出席してまいりました。今年も定禅寺通沿いに並ぶ160本のケヤキにLED電球60万個が一斉に灯されました。今年で32回目となりすっかり定着した光のページェントは期間も長いことから280万人の人出を予想しており,仙台市内の催しでは最大級の行事です。運営資金のほとんどは企業からの寄付と市民からの募金により支えられているイベントですのでみなさまの更なる協力をお願いいたします。観光客等の集客力にも大きく貢献されており実行委員会のみなさまに感謝であります。
[静岡市建設局道路部道路保全課 海野課長・管理係新庄副主幹]
11月29日,静岡市土木施設監視センターにて映像共有事業について伺いました。静岡市が管轄する広範囲にわたる道路やトンネルの安全管理に新たなシステムCMS(コントロールルール管理システム)を活用して24時間監視できる体制を整備。その特徴は情報を収集するため映像監視カメラを国・県などとネットワーク化している点と,民間の力を活かし市独自の専用回線網ではなく一般家庭でも使用している光回線網を活用しIPで映像を伝送することで最小限のコストで対応している点であります。全長3kmを超えるトンネル・海岸沿いの道路・水が溜まりやすいアンダーパスなど,台風や集中豪雨・波浪による道路への影響や平常時の事故などを映像で監視できるよう市内69箇所に設置,内4個所は津波監視用のカメラを設置しております。CMSを開発したNTT西日本さんと株式会社昭電さんにも同行頂きシステム概要についても伺うことができました。仙台市において映像共有事業に着手するにはハードルは高いかもしれませんが,アンダーパスの映像監視などにCMSを活用できないものか提案してまいりたいと思います。
11月26日,第37回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会「クイーンズ駅伝in宮城」の沿道整理に地元上杉学区民体育振興会のみなさんと対応してまいりました。東日本大震災後に宮城に舞台を移して今年で7年目,学区内を駆け抜けるということもあり7年連続で沿道整理のボランティアに携わらせて頂いております。昨年のリオデジャネイロ五輪や今夏の世界陸上に出場した選手などトップアスリートの走りを間近で見られる魅力の大会でもあります。陸連では被災地復興支援活動「ハートフルプロジェクト」の一環として沿道で使う応援用の手袋を配り大会を盛り上げてくれています。日本一を懸けた美しく熱い戦いが仙台市を舞台に開催されることを大変うれしく思います。
11月25日,東北電力エネルギーシアター音楽劇「ピノキオの大冒険」を鑑賞してまいりました。仙台圏の大学に通う学生たちが大学の垣根を越えて集まり,火力・水力・太陽光・原子力などの発電所見学や,エネルギー専門家の講義,大学生同士のディスカッションを通じてエネルギー問題について学び考えてきたことを演劇と歌に込めてステージで発表するものです。日本のエネルギーの現状や将来のエネルギーについて,未来を担う子どもたちにどうやって伝えるか取材活動を通じて自分たちなりに思ったこと感じたことを演劇の中で表現している姿は大変素晴らしく感銘をうけました。
11月16日~17日,仙台市議会会派による視察をしてまいりました。以下に概要を報告いたします。
鎌倉市では,鎌倉の歴史・文化的遺産に対する理解を深めるとともに,市民の方々の交流を促進するため平成29年5月「鎌倉歴史文化交流館」を開館したとのこと。2004年に個人が建築された建物を文化財団が取得し,その文化財団より負担付寄附という条件で2013年に寄贈を受け開館に至ったとのこと。工事費などに数十億円の経費が必要でありましたが,その多くは文化財団の寄附で賄い市持ち出しの経費は空調設備とバリアフリー化の施設整備費として約15億円で対応できたとのことです。当初は世界遺産取得に向けたガイダンスビジターセンターの構想もあったが,歴史を扱っている博物館のような施設がなかったことから歴史に特化した交流館に決定されたと伺いました。特徴的なのは展示品など市所有なため写真撮影等が可能で多くのみなさんが写真に収めSNSで拡散している点でありました。市直営で運営職員3名,学芸員2名で対応しており企画展では100人/1日の来館者があるとのこと,オープンしたばかりであるものの教育普及事業や交流事業に期待のもてる施設でありました。
三浦市議会では,議会基本条例の制定に向けて特委員会を設置し2年6ケ月の時間をかけ計22回の委員会を開催し条例の制定に至ったとのこと。「市民に開かれた議会」にするきっかけとしたい,という基本的考え方については全会派が合意したものの,条例をつくるだけでなく執行するのも自分たち議員であり,つくった後にどうするかが重要だ。との視点から時間をかけて議論してきた経過があると伺いました。市民と議会の関わりについて「積極的に市民のところに出向いて議会報告やPRが重要」として報告会をどのようなスタイルでどのようなに開催するかが一番苦労された内容という点も伺うことができました。三浦市の議会基本条例の特徴としては,市民にわかりやすいという視点から「ですます調」である点や,「解説付条例」の構成としており運用基準も定めている点であり,市民にもわかり易い条例となっております。議会報告会の特徴としては,回数を重ねるごとに参加者が重複しているという課題もあり会場別にテーマを設定し「参加対象者」をテーマごとに絞り込むという手法をとられている点でありました。この手法により10代から80代まで多くの年代層の参加を得て開催しておりました。本市において議会基本条例は未だ制定されておりません,我が会派の基本政策において条例制定を掲げておりますので三浦市の例も参考にしながら取り組んでまいりたいと思います。
横浜市では平成17年4月より,市民からの問合せに対しワンストップで回答することを目指しコールセンターを設置し年中無休で対応されております。我が会派が取り纏めた基本政策において「ワンストップコールセンターの設置」を市長に提言しており先見的な取組みをしている横浜市の事業について伺ってまいりました。事業は大きく「市政案内」と「区役所代表電話交換」の二つに分かれており,市政案内では市の広報物やQ&Aに掲載されていない内容や,個人情報を含む内容について所管課に転送するもののほとんどはワンストップ回答しているとのこと。区役所代表電話交換についてはオペレーターが迅速に所管課へ繋ぐことで職員の電話対応の負担軽減が図られているとのこと。民間委託により,当初は指名入札から随意契約とし現在はプロポーザル方式で5社が参加されたとのこと。コールセンター事業の平成29年度予算は2億500万円余であり,仙台市の規模であれば十分対応可能な事業であると確信してまいりました。30人~50人で約2600件/1日の市民からの電話対応をされており,ワンストップ回答率はなんと「94%」とのこと,市民サービスの向上に間違いなく結びつく事業であります。本市でのワンストップコールセンター設置に向けて議論してまいりたいと思います。
11月13日~15日,仙台市議会経済環境委員会による視察をしてまいりました。以下に概要を報告いたします。
北九州PCB処理事業所は平成16年12月に操業開始。そもそもPCBとは水に難溶・不燃性・電気絶縁性が高いという特徴を持ち工場やビルの電圧を変える装置であるトランス(変圧器)や電気を一時的に蓄え電圧を調整するコンデンサ等に使用されていた人工的に生産された化合物であり,昭和43年「カネミ油症事件」が発生し毒性が社会問題となり国の行政指導で製造中止され一定期間の保管を義務づけられました。平成13年PCB廃棄物の適正な処理に関する特別措置法が成立し,政府100%資本にて全国を5つのエリアに分け拠点的広域処理施設「JESCO」を設立した経過にあります。仙台市の役割としては保管などの状況把握と公表が義務付けられておりますが,約半数の事業者が測定を終えていない状況です。また,高濃度廃棄物の台数の報告が必要でありますが2割程度の報告に留まっている状況。北九州市では処理施設の立地市という立場もあり対象となっている事業者に対しJESCOと同行訪問するなど行政と処理事業者の連携により進めてきたとのこと,本市においてもこの取組みを参考にすべきであります。
佐世保市は九州第9の都市で人口25万人,自衛隊や米軍とも友好な関係を築きイベントの協力も頂きながら活性化に向けて取組んでいるとのこと。四ケ町商店街は隣接する三ケ町商店街と約1kmにわたるアーケード街は日本一とのこと。アーケードの西外れにある共済会病院から商店街に直接入れる連絡通路も整備し病院との動線を確保した点は特徴的な取組みであると感じました。また,第3セクターの駅が商店街に隣接していることも賑わいを創出している一因であると思います。1997年大型店が進出したことをきっかけに「人が集まる出会いの場をつくろう」を合言葉に市民や地元企業・行政を巻き込んださまざまなイベントを展開し中心市街地の活性化に成功し,今や“日本一元気な商店街”といわれるまでに成長。今では自治体からの補助金などを受けずに自走できる取組みを展開しておりました。そもそものきっかけは市のイベント予算ではあったものの継続することで自立出きるところまで来られたとのこと。行政としての役割はきっかけをつくることや背中を押すための制度を準備することだと改めて感じました。竹本理事長のお話しで最も力を入れているのは,賑わいのためのイベントは行政や企業が行うのではなく「市民応援団」として一人でも多くの方々に係りを持ってもらうことが重要であるという点でありました。
回転率80%を超え話題を集めている「変なホテル」吉田学支配人よりホテルの概要ならびに集客力の効果について伺いました。そもそものスタートはECOを意識したスマートハウスの構想からスマートホテルとして光熱費や人件費を抑制できるホテルを目指してきたところロボットに脚光があたりロボットホテルへと歩みを進めてきたとのこと。6棟に分かれているホテルは大きく2系統となっており,「東大プロジェクト」と「鹿島プロジェクト」として水光熱費の削減に向けて建物の構造やエネルギー供給の形態は各々で検証施設ともなっている点は知られていない特徴でもあります。変なホテルの「変」は“常に変化し続けるホテル”の意味合いを持ち現在は3施設となり計画を含めると10施設になる見込み,今のところ東北地方への進出はないものの話題性や集客力の向上に向けて本市への進出について検討をお願いしてまいりました。
会社更生法による破たんに追い込まれたハウステンボス,2010年HISと地元企業の出資により見事に再建を果たされました。その再建の特長は科学技術に興味を持つ若者へのターゲットと徹底したECOへの取組みでもあります。場内の汚水は全て下水処理場へ集め高度処理し中水として再利用され一切場外へ排水しておりません。また,微結晶タンテム型太陽電池を使用した太陽光発電システムを採用するなど2009年に長崎次世代パークに指定されました。更に,天然ガスを燃料にコージェネレーションシステムによる熱供給システムを採用し場内の空調に利用しております。その他,生態系を守るため護岸を砕石や土を使用,生ごみにおいても独自でコンポスト処理するなどECOに向け徹底した取組みは子どもたちへの環境教育にも活用されておりました。
11月11日,第7回仙台リレーマラソンが開催され自身が幹事長を拝命している仙台市議会スポーツ市議の会のみなさまと参加してまいりました。すっかり定着し人気の大会となったリレーマラソンは昨年からカテゴリー別に2日間の日程に分けて開催するまでになりました。この日は職場対抗など約300チームが参加,42.195kmを6人~15人で1周1.4kmを30周するというルールも人気の秘訣だと思います,忙しい議員のみなさま当日も急遽参加できなくなった方もおり私は7周10kmを走り切りました。スポーツを通じた市民の交流,意義のある行事に成長したと思います。
11月10日,仙台文学館にお伺いし山崎副館長よりレクチャー頂きました。経済環境委員会の所管である文化観光局の施設でもあり委員長として勉強のために視察。仙台文学館は平成10年3月に仙台文学館条例が制定され翌年3月の平成11年に開館され現在は(公財)仙台市市民文化事業団が指定管理者として運営されております。年間の来館者数は3万人~4万人で平成20年以降は顕著に増加しているとのこと,常設展の他に年間4回程度の特別展の他,俳句や川柳などの10講座を開催しております。建物の老朽化に伴い若干の雨漏りが生じているという課題も伺ってまいりました。常設展示室と企画展示室を結ぶ渡り廊下も和紙で装飾されており必見です,時間があれば訪れてみてはいかがでしょうか。
11月3日,秋晴れのもと第29回青葉区民まつりが開催されました。今年のキャッチフレーズは「秋を丸かじり!青葉区民まつり!」~若いチカラ 熟練の技 魅せる晴れ舞台~と題し青葉区民のまちづくり活動の力を高める場として開催されたものです。会場では,区民が日頃の活動の成果を発表する場・区民の手作りのまつり・区民と行政の協働を育むことを目指し,地域団体の出店・出演の拡充,若者の参画とこどもの笑顔を重視した企画であったようです。今年も多くの方々に来場頂き区民のみなさまの活躍をご覧いただきましたことに感謝申し上げます。
11月2日,第14回流動ダイナミクスに関する国際会議(大学関係者の学会のようなもの)のレセプションにて地元「上杉山雀“絆”」のみなさんと演舞を披露する機会を頂きました。約600人が集うレセプション,内3割の参加者は外国人であったこともあり興味深々の様子でした。仙台市では仙台観光国際協会とも連携し国際・全国レベルの各種学会・大会等のコンベンション誘致に取り組んでおり今回の国際会議も重要なコンベンションの一つであります。全国規模と国際会議の開催による経済波及効果総額は約46億円(H26)となり欠かすことのできない本市の重要な取組みです。
10月29日,秋色に染まった仙台を駆け抜ける「第35回全日本女子駅伝対校選手権大会」(杜の都駅伝)が開催され地元体育振興会のみなさんと沿道整理のボランティアを実施してまいりました。仙台市陸上競技場から仙台市役所前市民広場までの6区間・38キロコースで全国26チー ムが日本一の座をかけて熱戦を繰り広げました。2005年から仙台市に会場を移した杜の都駅伝です,今年は台風22号接近の影響で強い雨の中での大会となりましたが各選手の力走を見ることが出来ました。こうした大会を支えているボランティアのみなさん,雨の中での沿道整理大変お疲れさまでした。
10月28日,地元上杉チャンネット主催(今年で19年目となる地域のおやじの会)による秋のイベント「ハロイモ2017」を開催いたしました。ハロウィンと芋煮のミックスイベントです,ウォークラリー形式で子ども110番協力店をハロウィンのように訪問し感謝状を渡すとお菓子が貰えます(お菓子は事前に事務局にて手配しております)。また,町内会長宅では地域にまつわる話を聞かせてもらい,所定のお店と町内会長宅を回ったら学校がゴールとなり,発表会やジュニアリーダーと遊んだ後は災害用の大鍋で作った芋煮をみんなで味わうという企画です。今年も約100名の親子に参加頂きました,学校や地域とのかかわりを大切にしている上杉チャンネット(おやじの会)の活動はこれからの地域コミュニティ形成に向けた先進的な取組みだと思います。
10月21日,お世話になっている組織の大会がお招き頂き挨拶の機会を頂きました。この時期は各種団体や組織の大会シーズンでもあり多くのお声がけを頂いております。この日は衆議院選挙の最終日でもあり昨今の政治に対する考え方についても触れさせて頂きましたが,今回ほど誰に託せばいいのか,政党政治であることからどこの党に託せばいいのか本当に悩ましい選挙であること,今後更に離合集散が予想されることなど,私たちが生活していく上で政治の必要性を理解しつつ慎重な判断が求められていることもお話しさせて頂きました。
10月20日,地元中小企業を中心とした企業後援会「ニューシティ懇話会」の総会を開催して頂きました。記念講演として伊藤副市長をお招きし「地域産業の振興に向けて」と題し講話を頂きました。仙台市における総生産額(GDP)は年間4兆9169億円に達し宮城県のGDP8兆8959億円と比較すると県内の半数以上は仙台市が担っていることや,経済成長率は例えば平成25年国は2.6%に対し仙台市は3.5%であったこと等々,本市の経済状況について具体な数字を示し興味深い話しを頂く事ができました。経済環境委員会の委員長として地元中小企業の活性化に向けて頑張ってまいりたいと思います。
10月12日,仙台市議会第3回定例会が閉会いたしました。9月11日からの約一か月に及ぶ審議でありました。今回の定例会では条例案8件人事その他案件10件,平成29年度補正予算1件,平成28年決算認定7件の計26件の審議が行われ可決しました。補正予算の主な内訳として は,国が募集している地方版図柄入りナンバープレートについてデザイン作成や広報に要する経費450万円,宮城総合支所における保険福祉機能を強化するため庁舎改修に要する経費約2700万円について審議可決。その他案件の主な内訳としては,錦ケ丘中学校校舎及び屋内運動場等新築工事に関する工事請負契約の締結に関する件や東部復興道路整備事業に伴う道路新設改良工事としての工事請負契約に関する件について審議可決,今回可決されたことで東部沿岸地域のかさ上げ道路工事は全区間で発注されることとなりました。最終日となるこの日は委員長報告として登壇もさせて頂きました,新会派として初めて臨んだ定例会でありましたが一定の役割を果たせたものと思います。
10月11日,新会派「市民ファースト仙台」の基本政策を取りまとめ郡市長に提言いたしました。政調会長として5つの視点に着目し57項目 に絞り込み整理いたしました。①【子供ファースト】子育て支援環境の充実と教育改革 ②【福祉ファースト】市民福祉の充実と市民協働のまちづくり ③【安心ファースト】安心・安全の仙台版防災対策とインフラ整備 ④【地元ファースト】地元中小企業への支援と地域経済の活性化 ⑤【市民ファースト】市民満足度の向上に向けた行財政改革と市議会の活性化の「市民ファースト仙台5つの視点」であります。詳細の57項目については準備ができ次第ホームページに掲載してまいりたいと思います。
10月9日,後援会のみなさまと栗駒山登山に行ってまいりました。紅葉シーズンでもあり多くの登山者が頂上を目指しておりました。標高1626mの栗駒山を中心に周辺の自然景観が国定公園に指定されておりブナの原生林や湿原など手つかずの自然が残り訪れる人々を魅了します。駐車場には関西ナンバーの車輌も多く登山者のみならず多くの観光客で賑わっておりました。仙台市においても廃止となった奥新川キャンプ場に隣接するハイキングコースや,広瀬川・名取川上流の渓谷美や船形連峰に連なる美しい泉ケ岳などの景勝地があります,雄大な自然の観光資源を有効に活用すべきであることを過去の一般質問でも取り上げてきた経過もありますので,引き続き取り組んでまいりたいと思います。
10月1日,顧問を拝命している中山地区の体育振興会主催による学区民運動会が開催され参加してまいりました。今年も前日の準備としてグランドのライン引きから始まり,当日は審判の役割を頂き後片付けそして最後の反省会慰労会まで関わらせて頂きました。政治が混沌としている最中 での開催でもあったことから,新党結成に係る様々な感想や仙台市議会に与える影響等々心配するご意見も頂きました。国政選挙が話題となっておりますが市民生活に影響を与えない取組みが必要でありますので,私は無所属として愚直に市政の課題に向き合ってまいりたいと思います。
9月23日~24日,新人戦を2週間後に控え恒例の強化合宿に行ってまいりました。今年の夏は雨が多く十分に練習が出来なかったこともあり貴重な機会になったものと思います。最近は教職員の長時間労働の一因といわれ中学校部活動のあり方が議論されております。私もこれまで議会において小中連携の視点から小学校教諭の協力や地域ボランティアにより外部指導者の協力について提言してきております。長時間労働是正のためにやる気のある子どもたちの大切な部活動の機会を奪ってはならないと考えます。微力ながら子どもたちの成長のお手伝いを引き続き行ってまいります。
9月20日,仙台市議会第3回定例会において新会派として初めての一般質問に登壇しました。①仙台市国民保護計画と訓練の実施について,地元紙にも掲載されましたが,昨今の北朝鮮の脅威に対し本市国民保護計画に基づく避難訓練の実施を求めました,特に小中学校においては地震の避難とは全く逆の行動をとることになることから早期の実施を求めました。②市民の定義について,地方自治法に基づく居住者たる住民が第一義的には市民であって,特定のイデオロギーをもつ市民活動団体は市民なのか追及いたしました。③土地買収による水資源保全について,外国資本による水源地や大規模な土地買収を未然に防ぎ自治体レベルでの監視体制を整える体制づくりを提言いたしました。④本市のエネルギー政策について,エネルギー供給面での安全性・安定性・経済効率性および環境適合の同時達成が重要であり,どれか一つに偏らず電源のベストミックスによるバランスのとれたエネルギー政策の推進を求めました。
9月10日,平成29年度仙台市青葉区総合防災訓練が実施され参加してまいりました。今年は北仙台中学校を会場に地震を想定した訓練でありました。各町内会では東日本大震災の教訓を生かし地域の特性を反映した避難所運営マニュアルを整備してきており,今回の訓練においても事前に北仙台地区防災協議会を中心に北仙台中学校避難所運営員会と調整を図り実施されました。地震時における避難所の開設や運営の初期段階で対応すべき事項の再確認の機会になったものと思いますし,訓練を通じ自分自身の身の安全や我が家の備え,地域の一員としての災害対応への役割についても再確認出来たものと思います。
9月9日,地元上杉学区民体育振興会主催による小学生を対象とした「上杉地区子ども相撲大会」を開催しました。毎年11月に開催される青葉区子ども相撲大会の予選と練習を兼ねて実施している企画です。昨年ぐらいから,スポーツ少年団の活動などで高学年の参加が厳しくなっていることで残念ながら団体戦へのエントリーが出来なくなっておりますので是非来年こそは声掛けをして団体戦にも出場できるよう取り組んでまいりたいと思います。会場となっている小学校ですが体育振興会の行事に都度お手伝いを頂いている校長先生はじめ教職員のみなさんにも感謝であります。
9月4日,顧問を拝命している企業後援会「二ューシティー懇話会」主催によるビアパーティーを開催して頂きました。私の活動を支えて頂いている地元中小企業の経営者の方々です。仙台市の経済は98.6%の中小企業に支えらており約5兆円の売上高を誇ります,残念ながら仙台市に本社を置いている企業の割合が県庁所在地の都市でワースト10であり支店経済といわれる所以でもあります。更なる地域経済の活性化に向けた施策について,多くのみなさまから声を寄せて頂き共に考えてまいりたいと思います。
9月3日,平成29年度の仙台市青葉消防団特別点検が挙行され出席してまいりました。東日本大震災以降も全国各地で地震や集中豪雨といった大規模な自然災害が相次いで発生しております。7月には福岡や大分の九州北部を記録的な豪雨が襲い土砂崩れや河川の氾濫などにより多数の死者行方不明者を出すなどの甚大な被害をもたらしました。地域防災の中核的存在である消防団の重要性はますます高まっており地域からの期待も一層大きくなっているものと思います。日夜,知識や技能の習得に励み安全で安心な地域づくりに貢献されている消防団のみなさまに心から感謝いたします。
8月27日,仙台西後援会「仙台西けんちゃん会」の平成29年度の総会ならびに納涼会を開催して頂きました。西部地区においてはイノシシなどの有害鳥獣対策の課題や,国道48号線の複線化などの道路網整備,下水道の整備が困難な浄化槽対策等々市街地とは違った課題の声が多く寄せられます。この日は新たな会員の方々にも入会頂き40名を超える後援会となり,総会後の納涼会では多くのご意見を賜り改めて西部地区の課題について懇談することができました。微力ではありますが寄せられた声を大切に引き続き取り組んでまいりたいと思います。
8月19日,知り合いが代表を努めている宅老所「さざんか」にて清掃ボランティアに参加してきました。恒例となりましたボランティアですが特に草むしりや天井の清掃といったご高齢の方々では普段行き届かない所のお手伝いです。宅老所とは民家等を活用して高齢者の方々が集う地域密着型の施設でデイサービスやシヨートステイと似ていますが介護保険適用の施設とは違いいわば介護予防のための取組みです。運営にあたっても地元の方々がボランティアであたっておられます。高齢化社会を迎えこうした取組みは大変重要であり地域の方々に心から敬意を表したいと思います。
8月17日,議長に対して新会派結成届を提出し記者会見を行いました。22日から新たな会派でのスタートとなります。新会派「市民ファースト仙台」は政党系列ではない無所属という立場から,真に市民第一の市政を実現し仙台市の発展を目指すことにあります。新市長に対しては,この立場に立って是々非々の態度で臨んでまいります,市議会の他の会派とは必要に応じて随時協力し今後もこの趣旨に賛同される議員の参加を広く求めていきたいと考えております。2期目の活動も折り返しを迎えました,初心を忘れず新たな気持ちで取り組んでまいりたいと思います。
8月16日,これまでに寄せられた市政相談の状況確認を図るとともに,合わせて現地確認を行いました。生活に密着する課題についてカーブミラーの設置や移設・街路灯の設置・路面の修繕・歩道の修繕・側溝の修繕等々,寄せられた市政相談すべてに対応できる訳でもありませんし,要望に対して100%の対応とならないこともしばしばでありますが,それでも一歩でも二歩でも相談された方々の要望が前に進めばと思い取り組んでおります。今後とも現場の声が市政に反映できるよう頑張ってまいります。
8月6日,北朝鮮による日本人拉致問題に取り組む「救う会みやぎ」・仙台市議会拉致議連・宮城県議会拉致議連のみなさんと七夕飾りつけ並びに七夕署名活動に参加してまいりました。最初に北朝鮮の拉致疑惑を国会で取り上げたのは1988年1月の衆議院本会議における民社党の代表質問でありました,私が事務局長を拝命している宮城県民社協会は旧民社党の理念を引き継ぐ政治団体であり,この拉致問題の早期解決に向けても積極的に取り組んでおります。例年七夕開催期間の8月6日~8日七夕署名活動を展開しております1人でもの多くのみなさんのご賛同をお願いいたします。
8月2日,企業後援会のニューシティ懇話会主催による「親子施設見学会」を開催しました。今年は普段何気なく見ている『電柱』の製造工程を見学,コンクリート柱の耐久試験も実際に見せて頂きコンクリート柱が大きく曲がり破裂する瞬間は子どもたちも関心深く見入っておりました。受け入れて頂いた(株)東北ポール北上工場のみなさまに心から感謝申し上げます。午後からはヤクルト工場の見学もさせて頂きました,子どもたちの夏休みの自由研究の題材と良き思い出になればと思います。
7月29日,上杉山通小学校の親子を対象とした「学校へ泊まろう」を開催しました。地元上杉チャンネット主催により今年で18年目となります。何度も紹介させて頂いておりますが,上杉チャンネットはいわば「おやじの会」でありますがその特長はPTA等のおやじの会ではなく,小学生の子どもが卒業したおやじもコアなメンバーとして活動を継続している「地域のおやじの会」という点であります。子どもが義務教育の時期は子どもを通じ地域の繋がりはあるものの,子どもの卒業と合わせ保護者も地域から卒業?してしまうことが地域活動の課題の一つです。地域コミュニケーション形成に欠かせない30代~50代の年齢層で上杉チャンネットは構成しており,学校へ泊まろうの行事だけでなく,商店街の七夕飾りのお手伝いや夏祭りへの出店等々,地域と共に活動しているおやじの会でもあります,是非ご一緒してみませんか。
7月27日,史跡陸奥国分寺・尼寺跡ガイダンス施設の開館式が挙行され所管の副委員長として出席してまいりました。国分寺・国分尼寺の創建は天平13年(741年)に聖武天皇が仏教によって国家を治めていくために60ケ国ほどあった国ごとに七重塔を一基造り僧寺と尼寺を設けるよう詔を発したことが始まりで,この仙台市若林区木ノ下に位置する国分寺跡は日本最北端に位置しております。陸奥国分寺は大正11年に,陸奥国分尼寺は昭和23年に国史跡に指定されました。昭和30年より学術発掘調査が行われ,震災後の平成24年6月に策定された整備基本計画に基づきガイダンス施設と天平廻廊の建設に至ったものです。歴史の流れを知ることが出来る施設ですので多くのみなさんに足を運んで頂きたいと思います。
7月22日,宮城県中学校総合体育大会が開催され外部コーチとして参加してまいりました。3年生にとっては最後の夏,負ければその試合が中学校生活最後の試合となります,一戦一戦を大切にベンチに入りアドバイスを送りました。2つのパートが県大会に出場し,各々2回戦とベスト32にて惜敗という結果でありました。仙台市内の中学校における部活動人口の第1位はソフトテニス部です,昔はジュニアなどはほとんどなく中学校から始める競技でありましたが昨今はジュニア出身者が地区大会を制し県大会へ出場することが多くなりました。私がお手伝いしている中学校はジュニア経験者がいない中で県大会ベスト32の成績は立派であり良く頑張ったと思います。この日をもって3年生は引退です,部活動を通じて培った精神力や仲間を信じることの大切さ等々これからの学校生活に活かし頑張ってほしいと思います。
7月21日,市民教育常任委員会が開催され委員長と交代し運営にあたらせて頂きました。常任委員会の任期は1年であり本任期中の開催も8月が最後となります,委員長の配慮もありこの間何度か交代させて頂きました。委員会運営は開催都度,事前に正副委員長の打合せを実施し委員会の進め方や当局の説明内容・説明資料の確認等々準備をしっかり行うことでスムーズな運営が出来ているものと思います。いじめ問題をはじめとした教育環境の整備など市民教育委員会に付託されている課題は山積されておりますが残された任期副委員長として責任を果たしてまいりたいと思います。
7月15日,スリーエム仙台市科学館平成29年度特別展「科学捜査展」の開展式に所管の副委員長として出席してまいりました。仙台市科学館では毎年夏休みを迎えるこの時期に特別展を開催しております。今年のテーマは科学捜査,事件や事故に携わる警察・消防の捜査に裏付けとなる科学の手法などが展示されております。指紋鑑定やタブレットによる操作体験の他,人気アニメを活用した謎解きを通じて社会の安心安全に科学がどのように貢献されているのか学ぶことが出来る特別展です,1人でも多くの子どもたちに来場頂ければと思います。
7月8日,事務所に寄せられる市政相談のほとんどは生活に密着したお困りごとです。今回の相談は側溝の修繕,私に寄せられる相談では最も多い案件です。この日も現地確認をしたところ晴天にもかかわらず水たまりが出来ていました。この時期はボウフラの発生が懸念されますので早期の改善が求められます。側溝の課題は新規整備や大規模改修など予算の獲得から設計まで時間の係る場合と簡易的な修繕で対応可能な場合もあります,一見簡単な修繕と思われる箇所でも大規模な改修が必要ということもしばしばですので今回の場所が簡易的な修繕であることを願いたいと思います。
7月3日,私自身の後援会「加藤けんいちを囲む会」の幹事会を開催いたしました。時間がないなかでのご案内のため役員みなさんの出席はかないませんでしたが近況報告と市政活動報告の時間を頂きました。特に仙台市長選挙の関係については,新聞報道もあったことから私自身の考え方について率直に説明しお願いさせて頂きました。様々なご意見もあろうかと思いましたが概ね賛同を頂く事が出来ました。常日頃の活動を力強く支えて頂いている囲む会幹事のみなさまに改めて感謝いたします。
7月1日,仙台市八木山動物公園(ズーパラダイス八木山)に「ふれあいの丘」がオープンし開所式が挙行され出席してまいりました。身近で人と関わりの深い動物に「触れて・感じて・学べる」体験型の施設「ふれあい館」と新たな飲食物販棟「グーグーテラス」をメインとしたエリアになっており,動物とのふれあいを通じて命の温もりを感じ動物の能力の発見と学びにもつながる場であります。餌やり体験や鳥のフリーフライト等のイベントを毎日開催する予定で子どもから大人まで幅広い世代の方々が楽しく学べる施設だと思います,是非多くのみなさんに訪れて頂きますようお願いいたします。
6月23日,仙台市議会第2回定例会が閉会しました。今回の定例会では人事案件2件,平成29年度補正予算1件,条例案4件.その他案件3件,議員提出議案1件ならびに継続審議1件の計12件の審議が行われ継続審議の案件を除き可決しました。補正予算の主な内訳としては,仙台市国家戦略特別区域において事業資金の融資制度を行う地域産業金融支援事業費として3億円の追加,教職員の負担軽減も期待される学校給食費の公会計化に向けた給食会計管理システム導入に係る債務負担行為の設定も確認しました。条例案件では,「若林区中央市民センター」の移転に伴う市民センター条例の一部を改正する条例の他,清掃工場に搬入される廃棄物の処理に必要な自走式搬入物検査機の取得に伴う財産の取得に関する件について可決しました。また,議員提出議案である「仙台市政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例」について可決し,来年度より収支報告書等のインターネット公開がなされることとなります。
6月17日,地元上杉学区民体育振興会ならびに上杉山通小学校の共同開催による上杉地区の運動会を開催いたしました。33町内会と3子供会を合わせた世帯数はなんと4700世帯,競技の参加者だけでも2000人を超える市内でも最大となる運動会です。事務局として今年も招集のリーダーを担当,低学年の体力や集中力を考慮し出来るだけ時間どおりに進めるためには「招集」の役割が最も重要でありますが,大きな問題もなく無事終了することが出来ました。仙台市内100を超える小学校の内,地域と共に学区民運動会として開催しているのは約半数に留まります。地域と共に歩む学校として残りの小学校にも学区民運動会として共同開催を呼び掛けていきたいと思います。
6月10日~13日,仙台市中総体が開催され青葉区ソフトテニス競技にて外部コーチとしてベンチにてコーチング。現在仙台市の教育行政では「いじめ」や「体罰」等の課題が浮き彫りとなり実態調査やアンケートの対応がなされております。部活動においても不適切な指導がなされているという事案も発生するなど子どもたちを取り巻く環境整備も急務であります。外部コーチとして子どもたちと直接接している私としても,指導にあたり受け止める子どもたちの気持ちを充分に配慮しながら対応にあたっているつもりですが,不安がない訳ではなく顧問にあたっている教職員の苦労も察するものです。部活動は努力すれば目標は達成できるという「達成感」,仲間を信じることによる「信頼関係」,サポートをして頂いている多くの方々への「感謝」等々,技術の向上だけではなく精神的な成長へと結びつくものです。不適切な指導はあってはなりませんが一方でそれを理由に部活動を制限するものでもありません,引き続き子どもたちの健やかな成長の一助となるよう取り組んでまいりたいと思います。
6月2日,お世話になっている団体の総会にお招き頂き挨拶の機会を頂いております。先週に引き続き今週も3個所目の総会出席となりました。この日は,主催者のご配慮で市政報告の時間を頂きました,この間重点政策として取り組んできた「地域コミュニティの形成」について,まちづくりの最前線である区役所職員と地域を結ぶ地域連携担当職員の配置は5区で21名まで増員を図ることが出来たことや,更に本年度からはふるさと支援担当課長を全区・全総合支所に配置出来たことなども報告。これまでの取組みについて報告する機会も大切なことだと思います。
5月31日,仙台市交通局鉄道管理部駅務サービス課さんにお世話になり東西線管区駅にて説明及び案内して頂きました。仙台市地下鉄の駅務は南北線17駅のうち富沢駅から広瀬通駅まで管理する仙台管区駅,勾当台公園駅から泉中央駅までを管理する勾当台管区駅,東西線の全13駅を管理する東西線管区駅,駅業務全般を統括する駅務係の3管区1係から校正。平成27年度からは駅業務の民間委託を開始し南北線8駅・東西線9駅が委託されております。駅における駅務員勤務者は各改札室2名体制の最小限の人数で対応し勤務シフトは24時間体制の8週16休という変則なシフトの中で日々業務にあたられています。車輌基地や駅舎を視察する機会はありましたが裏方ともいえる駅務業務を知る大変良い機会となりました。
5月27日~28日の両日,外部コーチとしてお手伝いをしている部活動の強化合宿に行ってまいりました。顧問の先生に負担がかからないよう保護者主催の強化合宿にコーチとして参加するという形式です。昨今,部活動をめぐる教職員の負担軽減策が文部科学省をはじめとして縷々議論が なされておりますが,すべての教職員が部活動を負担と感じている訳ではなく精神誠意取組まれている先生も多くいらっしゃいます。外部指導者の導入という策も論じられておりますが,各スポーツ団体の協会からの協力だけではなく,私のように協会に所属していなくても子どもたちに指導したいという地域の方々もいらっしゃるはずです。「地域と共に歩む学校」仙台市としては部活動においても地域の協力を得ていくという視点について提言し続けていきたいと思います。
5月23日,顧問を拝命している企業後援会「ニューシティ懇話会」主催によるゴルフコンペを開催して頂きました。仙台市のスポーツ振興計画においても「見る・する・支える」を掲げており私達自身もそれぞれの取組みが必要だと思います。この日は,新たな方々にも参加頂き交流を深めることも出来ました。表書式では市政報告の時間を頂き,中学生の自死事案ならびに市長選挙に向けた対応等々議会報告というよりは昨今話題となっている内容について報告させて頂きました。今後もスポーツを通じた交流も大切にしていきたいと思います。
5月20日~21日の両日,仙台青葉まつりが開催され自身が代表を拝命している地元のすずめ踊り「上杉山雀“絆”」のみなさんと共に参加してまいりました。伊達正宗公生誕450年ということもあり祭連は過去最高の147団体約4500人が参加されたとのこと。青葉まつり協賛会によると20日の宵まつりと21日の本まつりを合わせた人出は97万人を超え過去最高を記録。仙台の文化を発信する貴重なお祭りでもあります。私たちの上杉山雀“絆”は小学生を中心とした親子祭連です,子どもたちに歴史・文化を継承していくことも大事な取組みであります。
5月19日,OB会にお招き頂き挨拶ならびに市政報告の機会を頂いております。今週に入り3個所目のOB会総会,挨拶の機会を頂くことに感謝であります。この日は所管の市民教育委員会で審議している市内中学生の自死事案について現状の報告と今後の対応について報告,市民の負託を頂いている議会として教育委員会の対応をしっかりチェックし二度と同じことが繰り返されないよう取り組んで行く旨を約束させて頂きました。
5月14日,第27回仙台国際ハーフマラソン大会が開催され,今年も地元上杉体育振興会のみなさんとボランティアとして第1給水所を担当。今年の特長はインバウンド誘致に向けてこれまで英語版しかなかったインターネット受付のエントリーサイトに中国語版を追加し台湾やアメリカを 中心に昨年の約3倍の外国人が参加されたとのことです。また,コースを走りながら体調不良に気を配る「救護ランナー」を導入し安心安全の大会として開催できたことだと思います。今年も1万人を超えるランナーが新緑の杜の都仙台を駆け抜けて頂きました,スポーツを通じ観光誘客に大きく寄与する大会になったものと思います。
5月10日,出身組織であります電力総連の組織内地方議員会議が開催され出席してまいりました。同じ志を持ちながら各自治体で活動している仲間が全国で113名となっており心強いかぎりであります。会議では「国際情勢と日本の安全保障」や「電気事業の現状と課題」等々意見交換の機会となりました。ライフラインであるエネルギー政策は資源の9割以上を海外に依存している我が国において,近隣諸国をはじめとした国際情勢の把握や,輸入に伴うシーレーンの確保等日本の安全保障は欠かせない取組みであります。外交・食の安全・エネルギー政策は国としての責任でありますが,市民の生命と財産を守る観点から地方議会としても国益をどう担保していくかという視点も踏まえながら取り組むことが必要であり改めて考える機会となりました。
5月1日,仙台駅西口にある東北電力(株)仙台営業所のショーウィンドーに「仙台青葉まつり」の法被等を展示して頂きました。伊達正宗公生誕450年の記念すべき年でもあり地域文化を共に 盛り上げて頂いております。展示にあたり仙台市文化観光局ならびに青葉まつり協賛会からも協力を賜りました。今後は9月開催予定の和牛能力共進会宮城大会や11月開催予定の世界防災フォーラムの他,仙台市の風物詩である七夕や光のページェント,仙台に本拠地を置くプロスポーツ等々ショーウィンドーを活用し地域と一体となり応援されていくとのことです。
4月29日,第88回メーデー宮城県大会が開催され宮城県民社協会の事務局長として参加してまいりました。私自身が専従役員としてお世話になっていた連合宮城主催のメーデーでありましたが,来賓として出席された各政党代表の挨拶に少し違和感を感じました。働く者の祭典であるメーデー,確かに労働法制等々政府が進める法定化に対して労働者の立場から是正や修正を求め役割を発揮しなければなりません。しかしながら昨今の政党代表の挨拶は労働法制に留まらず単なる安倍政権への批判が目立つような気がします。長時間労働の撲滅など働く者の立場として共闘は必要ですが党利党略と誤解を受けるような言動は慎まなければならないと感じたメーデーでありました。
4月26日,震災遺構として整備を進めてきた仙台市立荒浜小学校の公開を前に記念式典が開催され出席してまいりました。東日本大震災において児童や教職員,住民の方々320人が避難し2階まで津波が押し寄せた小学校です。地域のみなさんからの助言もあり荒浜小学校では普段から避難訓練の際は体育館ではなく屋上に避難することとしていたそうです,この大震災で体育館は壊滅的な被害を受けており普段からの取組みが多くの命を救ったこととなりました。津波による犠牲を再び出さないためにも校舎を震災遺構として公開し津波の脅威や教訓を後世に伝えていく施設です,多くの方々に足をお運び頂きたいと思います。
4月25日,第24回宮城県民社協会の総会が開催され事務局長を拝命いたしました。平成6年12月に民社党が解党し22年が経過しました。民社党は「自由」「公正」「友愛」の理念のもと,時の政治情勢がどう変わろうと,国民の生命と財産を守る安全保障を重視した国家観,自国の歴史に誇りを持つ歴史観,個人の尊厳を尊重しつつ家族を大切にする家族観等々どの政策もブレルことなく筋を貫いて活動してきました。これらの政策は現代社会においても必要な要素であると考えます,このような民社党の理念や政策をしっかり継承しひたむきかつ着実に活動してまいりたいと思います。
4月22日~23日,この週末は多くの市政相談を頂きました。側溝の修繕や市民利用施設の在り方,コミュニティセンターへのエアコンの設置という要望も賜りました。また,地元学区民体育振興会や老人クラブの総会の他,各単位町内会の総会の時期でもあり複数の総会にて市政の報告と挨拶の機会を頂きました。地域のみなさんと膝を交えて率直な意見交換の出来る大変貴重な機会でもあります。頂いたご意見・ご要望について調査研究の上市政に反映させるよう取り組んでまいります。
4月21日,毎月開催の市民教育常任委員会が開催され委員長と交代し運営にあたらせて頂きました。委員会の開催にあたってはその都度事前に当局と進め方について確認し,正副委員長として運営について協議の上その対応にあたっています。この日の委員会では,大きく議論が分かれるような議題もなかったことからスムーズに議事を進行することが出来ましたが,過去の委員会においては委員間での議論が紛糾し委員長が采配する場面も記憶に残っています。副委員長として議会の運営についても勉強の機会を頂いていることに感謝であります。
4月13日,東北電力研究開発センターによる水素製造システム竣工式に出席してまいりました。この事業は,水素社会の実現への取組みの一環として,太陽光発電から水素を製造・貯蔵し発電に利用する実証設備を構築して急増している再生可能エネルギーによる最適な水素製造方法等に関する研究を行うものです。水素製造装置は最大で1時間に5m3の水素を製造可能です,これは約11時間で燃料電池車の燃料タンクを満タンにし約500kmの走行を可能にする量に匹敵します。また,水素製造に関する研究は蓄電池を活用した出力変動対策と同様の効果を期待し効果を検証するものでもあります。現在仙台市においても未利用再エネを利活用した防災対応統合型エネルギーマネジメントシステムの事業化可能性調査を実施しておりますが,3つのモデルを想定している中の1つがこの「水素・酸素利用モデル」です。すでに実証に至った民間企業の本事業は先見的な取組みであり本市政策との連携も検討してみたいと思います。
4月12日,林野火災の多発する時季を前に消防局と市内7消防団による「仙台市林野火災防御訓練」が挙行され所管常任委員会の副委員長として出席してまいりました。この訓練は林野火災の特殊性と森林等資源保護の重要性を考慮し,林野火災防御技術の向上と関係機関の協力体制強化を目的に消防職員・団員等が連携しての訓練となりました。通報訓練からスタートし遠距離送水消火訓練・防火線設定訓練・残火処理訓練・ヘリコプターによる空中消火訓練・一斉放水訓練等々普段では見ることのできない迫力あふれる訓練を参観できました。市民の安全・安心のために昼夜を問わない取組みに敬意を表したいと思います。
4月7日,昭和49年に設置された落合児童館の老朽化により,新たに名称を変更し移転改築された栗生児童館の開館記念式に出席してまいりました。児童館には昼間保護者のいない小学生までの登録児童の育成指導(児童クラブ)事業も実施しており,仙台市では概ね小学校区ごとに児童館を整備してきています。青葉区30小学校に対し28施設,宮城野区20小学校に対し20施設,若林区13小学校に対し13施設,太白区28小学校に対し25施設,泉区29小学校に対し25施設となっており,120小学校に対し児童館は111施設に留まっており昨今の共稼ぎ世帯の増加に伴い全小学校区への整備が急がれますので,この課題についてもしっかり取り組んでまいりたいと思います。
4月5日,仙台市若林消防署「六郷分署」の開署式に出席してまいりました。六郷分署の前身である六郷出張所は昭和52年に整備され庁舎の老朽化に伴い「分署」として移転開署されました。六郷分署には,警防隊(ポンプ隊)と救急隊のほか大規模災害や特殊な災害に対応できる高度な資機材を装備した,人命救助の専門部隊である特別機動救助隊を配置し多様化する様々な災害に対応していくこととなります。これで仙台市内の消防体制は6署4分署16出張所となり,地域の防災活動の拠点として市民の安心・安全の確保に万全を期して頂くよう期待するものです。
4月3日,仙台市内中学生のウィナー杯仙台大会が開催され外部コーチとしてベンチにてコーチングにあたらせて頂きました。中学校の部活動については,教職員の長時間労働の一因となっていることから仙台市のみならず部活動の在り方について議論がなされております。週末の休みの確保という観点から土日いずれかは部活動を休みにするなどの対策がとられている教育委員会も多く,部活動の顧問にあたる教職員の負担軽減の取組みが目立ってまいりました。成長過程にある中学生の休養という視点もありますが,教職員の目線ではなくやる気のある子どもたちに対していかに取り組むことが出来るかに視点を置くべきだと思います。外部コーチは各種スポーツ団体の優秀な方々だけではなく,私のような地域の経験者がお手伝いをしていくという視点も取り入れ対策が講じられるようこれからも議会の場で議論してまいりたいと思います。
4月1日,杜の都づくり植木市協賛会主催による第70回杜の都づくり「春の植木市」開市式が開催され,都市緑化議員連盟のみなさんと共に出席してまいりました。恒例となった植木市には県内16の園芸業者が集まり彩り豊かな花の苗や庭木を販売しております。その他プロの庭師が手掛けたモデル庭園も展示されており見応えのある植木となっております。市民緑で杜づくり~杜の都にふさわしい緑豊かなまちづくり~のキャッチフレーズのもと4月30日まで開催されております,仙台春の風物詩となった「春の植木市」に是非足をお運び頂ければと思います。
3月25日,国家戦略特区による都市公園への保育園整備として本市初めてとなる中山とびのこ保育園の竣工祝賀会が挙行され出席してまいりました。この事業は「中山地域コミュニティ活性化構想」の策定をふまえたまちづくりの核のひとつとして仙台市をはじめ関係各位のご協力により昨年10月に着工し4月1日の開園となったものです。活性化構想では,誰しもが中山という地域で暮らしたいと思えるまちづくりに向けて今後,空家リノベーションによる商店街の活性化や災害の強い防災まちづくり更には高齢者福祉の取組み等々,地域自らが課題解決に向け主体的に取り組む事例であり仙台市としても新年度予算においてモデルプロジェクトとして支援をしていく予定となっています。
3月16日,仙台市西部地区の方よりイノシシ被害に関する相談を頂き現地確認に伺いました。イノシシ対策については,農作物への有害鳥獣対策として平成26年第3回定例会「決算等審査特別委員会」において質疑した経緯があります。野生鳥獣の中でも被害が大きくなっているがイノシシで緊急捕獲等計画に基づき防止対策を講じてきているものの対応に苦労しているのが現実でもあります。侵入防止柵の総延長は確実に増加しているもののイノシシの繁殖のスピードに追い付いていないのも課題です,箱なわ購入経費補助の拡充や猟友会などの猟免許取得に向けた支援など捕獲数の増加と後処理の在り方についても取り組んで行かなければなりません。
3月14日~15日,仙台市議会会派市民フォーラム仙台による視察をしてまいりました。以下に概要を報告いたします。
九州国立博物館は平成17年10月に開館し,今年で12年目を迎え入館者数は累計1361万人・130万人/年間の方々が来館されるまでに成長。東京・京都・奈良に続いて4番目,109年ぶりの国立博物館。昭和43年から政財界と共に誘致に取組んできたとのこと,独立行政法人国立文化財機構九州国立博物館と福岡県立アジア文化交流センターの共同事業が特徴で副館長は「国」と「県」から,国は主に文化財管理・展示・博物館化学事業を,県は広報・交流・教育普及事業を行っております。建設費総額は約300億円で国が6割,県が4割負担で合意されたとのこと。毎週金曜日は地域の方々との連携により一体となった取組みを展開しており,入館者増に向けて繁華街から博多空港経由の大宰府を周遊するバスを走らせるなど交通アクセスにも工夫を凝らしているのが特徴的な取組みの一つでもありました。また,環境にも配慮した建築物となっておりダブルスキン構造としたガラスファザードを採用し自然採光の活用や遮熱断熱効果と保温効果に役立てており,40kW相当の太陽光発電と地中熱利用を図り環境負荷の軽減にも取組んでおります。
「おもしろくなければ博物館ではない」というキャッチフレーズのもと一年を通じていつでも何度でも楽しめるカフェコンサート・ワークショップ・体験型も含め多彩なイベントを数々実施しているものの,来館者を増やせば何でもいいというものではなく国立博物館として品格を保ちつつ企画する点が難しいと話されていたのが印象に残りました。
コンセプトを「市民の開かれた博物館」として,館内館外にボランティア380名の方々より協力を頂き事業を展開しており(活動任期は3年間で最低月4回の活動)まさに市民・地域と一体となった取組みが特徴であると感じました。
福岡市交通局では「空港線」「箱崎線」そして西南部を走る「七隈線」の3つの地下鉄路線を有しております。平成17年に開業した七隈線は当初1日あたりの乗車人員5万人程度で低迷しており,企画乗車券の見直しに着手。小学生1日100円乗り放題やポイントサービスなどの事業から更に踏み込み昨年10月からは子育て中の家族を支援する1家族1000円で1日乗り放題の「ファミリーきっぷ」の新設や,高齢者支援の観点から65才以上を対象とし6000円/月の「ちかパス65」を新設するなど少子高齢化などの社会情勢に適応する乗車券への見直しを行っております。新たなサービスも予定しており,マイカーからの転換を目的とした「運転免許返納割サービス」(実質1ケ月無料)等,創設から約10年を経過し更なる公共交通の利用促進に向け取り組んでおります。課題であった七隈線の乗車人員は平成21年6万人台に到達し平成28年度は78600人まで上昇,3つ合わせた全線の乗車人員では平成21年33万人から平成28年度は43万人と着実に成果が表れています。損益の状況では平成23年度に単年度7億円の黒字に転換し,平成16年度最大3680億円あった企業債も平成28年度には2649億円に減少するなど営業戦略が確実に活かされている事業は本市交通局として多いに参考となる取組みだと思います。
3月10日,2月9日から開会された仙台市議会第1回定例会が閉会いたしました。今回の定例会では人事案件4件,平成28年度補正予算16件,条例案31件,その他案件17件,平成29年度予算17件,議員提案1件の合計86件の審議が行われ可決しました。条例案では本庁舎建替えに必要な資金となる「仙台市公共施設長寿命化推進基金条例の一部を改正する条例」や奥新川キャンプ場を廃止するなどの「仙台市観光交流施設条例の一部を改正する条例」等を審議可決。補正予算では市立病院跡地売却に係る経費44億円や仙台国際センター施設整備費追加などについて審議可決。平成29年度予算では,文化振興4.6億円(音楽ホール整備検討等),定禅寺通活性化推進0.3億円,いじめ防止対策推進2.1億円,中小企業経営基盤整備強化6.6億円,市民協働推進0.7億円,ごみ減量リサイクル推進38.9億円,市役所本庁舎建替0.2億円等々一般会計で5,476億円,合計で1兆1,109億円の新年度予算について可決いたしました。最終日となるこの日は,議員提案「議第1号仙台市防災・減災のまち推進条例」について会派を代表して「賛成討論」にも登壇いたしました。代表質疑から始まり賛成討論で締めくくることが出来た本定例会は大変充実した議会であったと思います。
3月5日,私が代表を努めている地元祭連「上杉山雀“絆”」の練習を開始いたしました。5月の青葉まつりに向けて今年も始動です,私たちの祭連は小学生が中心という点が特徴で今年も低中学年約30名が参加されております。仙台のすずめ踊りは,慶長8年(1603)仙台城移徒式(新築移転の儀式)の宴席で泉州・の堺(現在の大阪府堺市)から来ていた石工たちが即興で披露した踊りにはじまるといわれています。はね踊る姿が餌をついばむ雀の姿に似ていたことや伊達家の家紋が「竹に雀」であったこと等から「すずめ踊り」と名付けられ長く伝えられることとなりました。仙台・青葉まつりでは,途絶えかけた伝続を守るため伝承者黒田虎雄氏の指導を仰ぎ「すずめ踊り」を復元,昭和62年より『仙台すずめ踊り』としてコンテストや講習会を開きすずめ踊りの伝承・普及に力を注いできております。『仙台すずめ踊り』は400年の歳月を越え新しい仙台のまつりにふさわしい踊りとして甦りました。青葉まつりは本市の観光や集客力に大きな役割を果しており,こうした行事に参加していくことも大切な取組みだと思います。
3月4日,仙台市内約30校が参加した中学生ソフトテニス大会が開催されました。本大会以降春季大会や県内の大きな大会が続くことになり,いよいよ中総体に向けて本格シーズンを迎えることになります。この日もベンチにてコーチング予選リーグを1位で通過しトーナメント初戦に勝利しベスト8に入ることが出来ました。しかしながら準々決勝において本来の力を発揮することが出来ず惜敗,改めて課題を見つけることが出来た大会でもありました。子どもたちと目標としている団体戦での県大会出場に向けて外部コーチとして共に頑張ってまいりたいと思います。
2月20日,予算委員会が開会され総務費において質疑いたしました。昨年の予算委員会にて地方公務員も労働基準法の適用を受けることを指摘し労働時間管理の徹底について求めてきたことから市長部局の超過勤務は昨年比1割減となりました,労働時間もコストという意識が醸成されてきたものと思います。更に今回の質疑では教員の労働時間管理についても指摘,教員も労働基準法の適用を受けることをほとんど知られておりません,時間外割増賃金の適用が除外されていることで労働時間管理が希薄になっているものと思います。教員は時間外勤務手当が支給されないことから一律4%の教職調整額が支給されておりますが,中学校教員の月平均の在校時間は60Hを超えており割増賃金と比較するとかなりの格差が生じています。この教職調整額は昭和41年より改定が行われていません。県費負担職員権限移譲のタイミングを捉え全国政令市市長会と連携を図り国に対し利率改定と教員増員の予算獲得について求めました。
2月20日,市民費においても質疑いたしました。市民費の新年度予算は,地域課題の解決やまちづくり推進のため「区役所」に重点配分されたのが特徴であります。代表質疑の私の質問に対し新たに区役所・総合支所に「ふるさと支援担当課長」を配置することが明らかになったことから,その役割と従来の地域連携担当職員との指揮命令系統について質疑しました。また,新たに青葉区に新規計上された「マンション居住者とのコミュニケーション形成モデル」の今後の進め方について質疑させて頂きました。MS等集合住宅における町内会加入の課題について何度も取り上げてきておりますが,地元上杉地区は世帯全体の約7割にあたる7000世帯が集合住宅であり,町内会加入率は仙台市全体約80%に対し50%程度となっており課題も山積しております。来年度の取組みではMS等集合住宅の比率が高い連合町内会1つ程度をモデルとして,その課題解決に向けて進めていくという答弁を引き出しました。少しでも前進が図られるよう共に取り組んでまいりたいと思います。
2月19日,熊ヶ根・大倉・定義・作並地区など後援会のみなさまにご挨拶させて頂きました。久々に気温も低かったこともあり60件中約9割の方がご在宅で側溝の整備・雨水管路の修繕・防犯灯の設置等々多くのご意見も頂き合わせて現地確認もさせて頂きました。議員の役割を頂いてから6年目の活動をむかえました,議員として学識経験者や専門家の話しを聞いたり,先見事例都市の視察調査を中心に取り組んでいる議員も多数いらっしゃいますが,私自身一番大切にしていることは「地域の方々の話しを聞く」ことであります。今後とも多くのみなさまより声を寄せて頂き市政の課題解決に向け取り組んでまいりたいと思います。
2月15日,仙台市議会第1回定例会において会派を代表し「代表質疑」を行いました。本定例会に提案されている議題・施政方針に対し予算を踏まえ質疑いたしました。取り上げた課題は①市長の公約達成状況と評価について②各種施策と財政の均衡について③いじめ防止対策について④子どもの貧困対策について⑤中小企業活性化と雇用確保について⑥市民協働の取組みについて⑦定禅寺通のエリアマネジメントについて⑧本庁舎の建替えについて⑨西部地区観光振興について⑩工事発注の在り方について⑪今後の公共交通政策について⑫市立病院跡地の利活用について等々質疑させて頂きました。これまで地域課題に向けた取り組みとして地域連携担当職員の増員を求めてきましたが,来年度より区役所・総合支所に担当課長を配置する旨の答弁や,地元企業と進出しているIT企業との新たな連携の答弁など引き出すことができました。詳細は仙台市HPよりスマートホンでも録画中継の閲覧も可能となりましたのでご覧頂きご意見を賜りますようお願いいたします。
2月12日,地元上杉学区民体育振興会主催・上杉チャンネット共催の「チャレンジランキング冬の陣」と題し,子どもたちを対象としたミニ運動会を開催いたしました。上杉体育振興会では冬期間のこの時期に,運動できる機会の場を設定しております。子ども会単位でチームを結成し体育館で実施出来る競技を試行し今年で5年目の開催となりました。子どもたちのみならず保護者のみなさんにも参加頂けるこのイベントは,地域コミュニティ形成の一助とも言えます,今後とも地域の活動に積極的に係り地域を中心とした本市のまちづくりに取り組んでまいりたいと思います。
2月9日,仙台市議会第1回定例会が開会され期間は2月9日~3月10日までの30日間となります。条例案31件・人事案3件・その他17件・平成29年度当初予算17件・補正予算16件の合計84件の議案について審議いたします。本定例会では会派を代表し自身3回目となる代表質疑に登壇の予定です,一般質問とは違い施政方針や議案に対する質疑のため常日頃取り組んでいる政策についての質問とは大きく異なり更なる勉強も必要です。更に,予算議会といわれているように第1回定例会では新年度予算に対しての議論も必要になることから,この点についてもしっかり調査・審議の上取り組んでまいりたいと思います。
1月29日,外部コーチとしてお手伝いをしている中学校部活動の保護者と子どもたちとの懇親会に参加してまいりました。中学校部活動の指導をめぐっては仙台市においても「不適切な指導」がなされた事例を受け,常任委員会において再発防止に向け議論をさせて頂いている課題でもあります。部活動の指導にあたっては,技術力の向上だけが目的ではなく,常日頃からの生活習慣も大切なこと・仲間を信じること・共に達成感を享受すべく努力すること等々多くを学ぶことも目的の一つだと思います。最後の大会を終えた時に「このメンバーで中学校部活動をすることが出来て本当に良かった,そう思える部活動となるよう一緒に取り組んで行きましょう」という話しをいつも子どもたちにしております。私自身が不適切な指導という気持ちを与えないよう慎重に取り組んでまいりたいと思います。
1月25日~26日,仙台市議会環境・エネルギー政策調査特別委員会による視察をしてまいりました。以下に概要を報告いたします。
黒部市は平成20年3月にバイオマスタウンとして認定を受け,市内にあるバイオマス資源を積極的に有効利用し環境にやさしいまちづくりを推進しております。ごみ収集にあたっては本市との大きな違いはないものの,中間処理施設は広域圏事務組合で行っており廃熱を活用した発電や入浴施設への利用を図っている。北陸新幹線の開業に伴う経済活動の活発化の影響なのか事業用ゴミが増加傾向にあり今後の課題とのこと。家庭用ディスポーザの普及に力も入れており「住宅用ディスポー設置補助金制度」を導入,この生ごみも濃縮しバイオマスの処理対象物として活用されている。黒部市の特徴的な取組みは,下水道バイオマスエネルギー利活用に取り組んでおり,これまで埋め立てやセメント原料として処分されてきた下水道汚泥にコーヒー粕を混ぜてメタン発酵処理。発生したバイオガスを熱源に処理後の汚泥を乾燥させて「燃料」「肥料」にリサイクル,更に発電にも利用し下水道汚泥の有効活用による循環型社会に向けて取組んでおります。下水道処理施設より①下水道汚泥②ディスポーザ生ごみ③農業集落排水汚泥④浄化槽汚泥に合わせ飲料メーカーより事業系食品残さである⑤コーヒー粕を受入れている。事業形態はPFI(民間事業者の資金・経営能力および技術力を活用)を採用し下水道バイオマスエネルギー利活用施設としては国内初の稼働となり先進的な取組みであります。
富山市では市内に18haの「エコタウン産業団地」を設け資源環境施設の拠点としリサイクル施設を集約するとともに,エネルギー利用も含め団地内のゼロ・エミッション化を進めております。第一期事業として「生ゴミリサイクル施設」「ハイブリット型廃プラスチック施設」「木質系廃棄物リサイクル施設」「自動車リサイクル施設」の4施設が操業を開始し素材リサイクルを優先した地域内での資源循環が前進されたとのこと。第二期事業として,「難処理繊維及び混合廃プラスチック施設」「廃食用油リサイクル施設」「廃棄物エネルギーリサイクル施設」が揃い新たな事業化に向けて更なる取組みを展開しております。お伺いしたエコタウン交流推進センターは平成17年に富山市が設置をし昨年度(平成27年度)の利用者数は8106名,環境学習や環境活動など環境モデル都市富山の情報発信拠点になっているとのこと。本市が進めているエコモデルタウンの事業は実証試験的な再生可能エネルギーによる復興公営住宅に留まっておりますが,富山市が進めているエコタウン事業は民間の力を活用し廃棄物処理事業者による産業団地を形成している点が大きな特徴であり参考となる取組みであります。
1月17日,東北6県の県庁所在地及び中核市8市の市議会議員2期目のメンバーによる「東北連携中核市議会議員24研究会(略称:東北24研究会)」の研修会を開催いたしました。これまでは「東北・新市議会議員研究会」として活動してまいりましたが2期目を向かえ衣替えをして初めての開催となりました。研修会では,昨年4月に新設された仙台市文化観光局の舘局長をお招きし東北の復興とさらなる交流人口の拡大と題し講演を頂き観光における東北連携について学ぶ機会となりました。今後とも東北各市に共通する政策課題や地方議会の在り方などネットワークづくりを図りながら研鑽してまいりたいと思います。
1月14日,今年も組織のみなさんと大崎八幡宮へのどんと祭裸まいりにて参拝。今年は115団体約3000名の方々が参加されたと報道がありました。最高気温0.1℃のこの日氷点下のもとでの裸まいりは例年以上にご利益があったものと思います。数年間参加している裸まいりですが今年から「裃」デビューさせて頂きました。体力が続くのであれば裸での参拝を続けていくことも考えましたが,そろそろ参加者の中で裸最年長になりつつありますので体調を考慮しての裃参拝でもありました。家族の今年1年の健康と安全,仙台・宮城・東北の震災からの復興を祈願してまいりました。
1月11日,今週から出身組織の企業グループにて挨拶の機会を頂いております。県内すべての事業所にお伺いし,市政報告ならびに新年の挨拶をさせて頂いております。震災時12,000世帯の方々が応急仮設住宅での生活を余儀なくされましたが,年末には1,000世帯まで減少するまでに至りました。その多くは仙台市外から避難された方でもあり今後は宮城県や関係市町村との更なる連携のもと生活再建に向け取り組んでまいりたいと思います。また,多くの新年会にもお声がけを頂いておりますが声を寄せて頂く貴重な機会として大切にしてまいりたいと思います。
1月8日,平成29年仙台市成人式が挙行され所管の副委員長として出席してまいりました。晴れて成人となられた皆さんに心からお祝いを申し上げます。また,今年は仙台藩初代藩主伊達正宗公生誕450年の節目であり例年にない思い出に 残る成人式になったことと思います。東日本大震災時は中学生だった子どもたち,震災の経験を糧に大人としての役割や責任を改めて自覚するとともに,あふれる可能性を信じ挑戦を重ねながら自らを高めていかれることを期待したいと思います。
1月6日,恒例の仙台市消防出初式が挙行され出席してまいりました。今年は所管委員会の副委員長として観閲もさせて頂きました。仙台市内の火災発生件数は平成26年の334件をピークに平成27年は294件,平成28年は速報値ではありますが235件と大きく減少しております。今年は第46回全国消防救助技術大会が宮城県で開催されます,震災以降初めて被災地東北で開催される大会でもあり震災を乗り越え未来を切り開く仙台・宮城の姿を発信する機会でもありますので是非とも優秀な成績をおさめて頂くよう応援してまいりたいと思います。
1月5日,平成29年仙台市中央卸売市場業務開始式に出席してまいりました。平成28年の取扱高は,水産部門では取扱数量は前年比98.6%に留まったものの取扱金額では100.4%で内訳では冷凍品取扱数量が前年比106.1%と貢献しております。青果部門・花き部門は前年割れと苦戦しておりますが,食肉部門では取扱数量・金額ともに前年を上回り4部門全体取扱金額100.1%を牽引している状況にあります。今年9月には第11回全国和牛能力共進会宮城大会が仙台市にて開催されます。優秀な成績を収めることでその和牛ブランドの市場価値が全国に高まるため威信をかけた大会でもあり,A5ランクの仙台牛の貢献に期待が膨らむ年です。108万人の台所である中央卸売市場の商売繁盛と安全を祈念いたします。