12月27日,お世話になったみなさまに議会報告をお持ちし恒例の年末挨拶まわり。9月に発生した関東・東北豪雨による河川の決壊で宅地が被災したお宅にもお伺いし工事の進捗状況も確認してまいりました。応急復帰により河川の流れは確保,途中で工事業者が変更になるアクシデントもありましたが宅地の安全は確保されました。国の災害査定の後工事に入れることとなっており年度内には工事が完了する見込みです,少しずつではありますが着実に進んでおります。
12月26日,今年最後となる部活動に伺ってきました。振り返ってみると,中総体では1パートが県大会出場し,新人戦においても1パートが県大会出場を決めた1年でありました。外部コーチとして7年目を迎えます,過去には東北大会にで出場した年もあれば,昨年は県大会出場が叶わない年もありました。部活動は強くなることが目的ではありませんが,上位大会に進むことにより新たなステージを体験することができます,このことが精神力を養い仲間を信じることなどが醸成されるものと思います。来年も引き続き部活動を通じた子どもたちの健全育成に取組んでまいります。
12月20日,9月に発生した関東・東北豪雨による土砂災害にて決壊した農業用水路。ご相談頂き当局に確認するも把握されていないとのこと。水利組合の方々に同行頂き現地確認してまいりました。すぐ上流の農業用水路については既に復旧工事に着手しておりますが,今回の被災箇所は別系統の水路となっていることから確認が遅れたものと推察されます。早速当局に連絡し現地確認を依頼させて頂きました。仙台市西部地区では農業用水路だけでも既に数十ケ所の土砂災害が確認されており工期的に困難なところもありますが,来春の農耕期までの復旧に注力してまいりたいと思います。
12月19日,地元中学校でお手伝いさせて頂いているソフトテニス部の部活動。普段は女子を中心にコーチをさせて頂いておりますが,仙台市のテニスコート(シェルコムせんだい)が予約できたこともあり男子を交えて総勢50名を超える子どもたちと共に汗を流してまいりました。男子・女子,1年生・2年生などそれぞれレベルの違うを1人で対応するのは本当に大変なことです,普段指導にあたっている顧問の先生方の苦労が少しはわかったような気がいたします。今後とも部活動を通じた健全育成のお手伝いしてまいりたいと思います。
12月13日,第35回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会,愛称「クイーンズ駅伝in宮城」が開催され,今年も地元上杉学区民体育振興会のみなさんとボランティァによる沿道整理にあたってまいりました。この大会は平成23年より宮城県に会場を移し松島町をスタートし仙台市都心部と長町副都心を周回して陸上競技場にゴールする仙塩地区縦貫のコースとなり5回目となりました。また,ハートフルプロジェクトと題し,沿道でハート柄の手袋を無料で配布しハートを振る(ハートフル)応援を今年も実施しており,駅伝による復興支援策として人の手で思いをつなぎ希望のエールを贈るという取組みも定着してまいりました。仙台・宮城の復興に対し様々な思いを寄せて頂いておりますことに感謝しつつ沿道整理にあたった大会でありました。
12月5日,仙台市で2路線目となる地下鉄東西の開業記念式典が挙行されました。平成3年に新たな東西軸構想を表明,平成15年に鉄道事業許可を取得,平成18年11月に本体土木工事に着手以来,東日本大震災による工事の中断や復興需要による資材不足等の影響もありましたが,いよいよ開業を迎えました。南北線の縦軸と東西線の横軸による機能集約型の都市づくりに大きく貢献するものと思います。東西線の開業により新たな交流が生まれます,地域の活性化・沿線開発など活力と魅力あふれる新生仙台の構築に向けて市民のみなさまと共に取組んでまいりたいと思います。
12月4日,仙台市議会第4回定例会が開会されました。本定例会では補正予算2件,条例案件6件,その他案件15件の合計23件について審議してまいります。補正予算では,G7仙台財務大臣中央銀行総裁会議開催準備に要する経費5600万円余,9月の関東・東北豪雨災害に伴う農林施設災害復旧費の追加9900万円余,道路・橋りょう等土木施設災害復旧費3億500万円余などについて審議。条例案では,復興のための市営住宅として岡田市営住宅・鶴ケ谷第三市営住宅・荒井西市営住宅を設置するための市営住宅条例の一部を改正する条例。その他案件では,石積埋立処分場場内整備工事の工事請負契約の締結に関する件等々。今回は会派の持ち時間の関係で一般質問の登壇の予定はありませんが,所管の常任委員会においてしっかり取り組んでまいります。
12月1日~2日,会派市民フォーラム仙台による視察をしてまいりました。以下に概要を報告いたします。
横浜市消防局にて「横浜型救急システムの概要」について視察・調査いたしました。コールトリアージとは,緊急度・重症度識別の意味で,119番通報の内容から,症状などをコンピューターに入力し緊急度・重症度を判断し,緊急に応じて救急隊等を弾力的に出場させるシステムです。平成17年当時16万件の救急出動に対し,重症度に かかわらず通報順にて対応していた経過があり,対策としてコールトリアージ導入に至ったとのこと。通報が本人か家族か福祉施設か?年齢は?会話?意識?呼吸?等々ファースト7(より重要な通報)を設定し識別カテゴリーをA+~Cに分類しております。識別結果に基づき出場部隊を選別(ディスパッチ)し救急隊と消防隊・救急隊単独・ミニ消防隊など弾力的運用を図っております。救急指定ミニ消防隊として救急資格者が乗車し救急にも災害にも出場できる体制をとっており,救急隊が不在の地域において発生する救急事案に対して現場到着の遅れをカバーしているという点は特徴の一つであります。システム導入後の現場到着時間は5分~6分と大幅に短縮し,重症度の高いものほど現場到着時間が早くなっていると伺い,本市においてもコールトリアージ導入について前向きに検討が必要であると思います。
横浜市の教育大綱の策定プロセスとして部長級により幹事会を設置。更に総合教育会議には副市長をはじめ政策局長・市民局長・こども青年局長に加え区長も構成メンバーとして,こどもに係るすべての局が関わりまさに「オール横浜」にて対応している点が特徴であります。教育大綱の策定にあたっては,教育振興基本計画に加え,議会条例により3年以上の計画は議決案件としており,議会として係っていることも横浜市の特徴でもあります。特に振興基本計画の柱である「未来を担う横浜の子どもの姿」を前面に打ち出し,健やかな成長と豊かに生きることに加え社会との関わりを盛り込んでいる点は非常に参考となる大綱であります。また,地域との繋がりによる「面」的視点のみならず,義務教育卒業後の成長過程における「縦」的視点も盛り込んでおり関係機関が協力・連携し子どもたちを切れ目なく支援していく大綱として策定されている点も参考となりました。 市長自身が中教審の委員も拝命していることから,現在審議がされている教職員の個々の能力に頼るのではなくチームとして学校を支える対応や,教職員のワーク・ライフ・バランスの視点も取り入れ,子どもたちとしっかり向き合う時間を確保できるよう教育環境の整備についても盛り込んでいる点も本市に必要な視点であると思います。
川崎市にあるNEXCO中日本のコミュニケーションプラザにて高速道路の管理運営について伺ってまいりました。震災時は救援物資の搬送をはじめ道路網の基軸としての役割を果たして頂いた高速道路。中日本では4つの管制センターにより管理しており,伺った川崎管制センターでは最も利用者が多い東名・新東名高速道路を含む515kmを管理しているとのこと。事故件数は3500件/年間,10件/1日,24時間体制で警察庁からの派遣者とともに対応されております。昨今の集中豪雨等,高速道路の法面等の被災により市道に影響を与えてしまう場合もありますが,建設業界との災害協定により早期復旧できる体制も整えていること。市民のみなさまの生活に与える影響を最低限に抑えることができるよう高速道路管理者との連携も必要な取り組みだと思います。
2014年1月にリニューアルされた東芝未来科学館にて視察調査。東芝では電気の安定供給を行う送電システムや安全で長寿命な蓄電池など,電気を使用する様々な場面で技術が活かされております。世界の総発電量の約7割をまかなう火力発電についても,二酸化炭素の排出を抑えるためコンバインドサイクル発電にも取組んでおりました。また,震災以降は太陽光・風力・地熱などの再生可能エネルギーを組み合わせたベストミックスによる発電システムの構築に向けて取組んでおり,無駄なエネルギーの使用を自動的におさえ,建物の節電はもちろん街全体を含めたスマートコミュニティにも取組んでいるとのこと。仙台市においても「エコ・モデルタウン」事業を進めておりますが,再生可能エネルギーだけでは安定供給に課題があり,経済活動・市民生活に大きな影響も与えかねません。東芝が進めているようにエネルギーのベストミックスの視点が必要です。電気を効率よく使い未来の環境を支えるエネルギー政策となるよう取り組んでまいります。
11月29日,常日頃お世話になっている仙台親睦会の方々とご一緒させていただきました。普段お話しを聞かせて頂く機会をつくれずにおりましたが,久々に膝を交えて多くのお話しを伺うことが出来ました。東日本大震災からまもなく5年を迎えようとしており,仙台市の震災復興計画も終盤となります。話題の多くはこれまでの復興中心の施策から復興の先を見据えた都市づくりについて様々なご意見を頂いてまいりました。今後とも頂いた声を市政に反映すべく努力してまいりたいと思います。
11月28日,仙台マレーシア交流協会主催による留学生との交流会が開催され出席してまいりました。例年この時期に会食・懇談をしており今年は11人の留学生が出席しておりました。留学前の日本の印象を聞いてみたところ,一般的には「着物」や「侍」という答えが返ってくるところ「技術」という答えが,非常にうれしく思うと同時に改めて日本の技術に誇りを感じる瞬間でありました。仙台市ガス局ならびに東北電力等は原料となるLNGをマレーシアより調達しています,留学生との交流を通じ経済交流へと発展していくよう期待するものです。
11月21日,後援会のみなさんから釣りのお誘いを頂きました。普段なかなかお会いできない方とも釣りという趣味を通じてお話しさせて頂く機会となりました。私自身は初心者でありますがゆっくりと時間が流れる中で,釣りとは別に震災復興事業に係る見通しや,市政に対するご意見も頂いたところです。私どもの活動は常日頃の活動に留まらず,多くの趣味の機会を活かし広聴の場を広げていくことも大事な活動のひとつであると思います。
11月17日~19日,市民教育常任委員会による視察をしてまいりました。以下に概要を報告いたします。
東京都東京芸術劇場は,平成2年10月に音楽演劇・舞踊の芸術文化の振興と国際交流を図るため開館いたしました。当初は貸館としてスタートしたものの,近隣に同施設が開業されたこともあり現在は指定管理者により自主事業として展開しております。開館から20年が経過し,休まず営業してきたことから改修工事に1年半を要し平成24年に新たな芸術劇場としてリニューアルオープンし現在に至っているとのこと。コンサートホールは2000席を有し,演劇を中心としたプレイハウスは800席で舞台との一体感・親密感を得られる劇場空間でありました。対応頂いた副館長さんのお話しでは,海外オーケストラは今後減少傾向にあり,これからの音楽ホール建設に向けては貸館ではなく仙台フィルハーモニー等を中心としたレジデントを中心に対応すべきだろうというアドバイスも頂きました。利用率は90%を超えており,その理由は池袋駅前という立地に助けられているとのこと。仙台市においても音楽ホールの建設に向けて議論がなされていくことになりますが,一流楽団の誘致による国際的交流の促進か地元楽団を中心とした一般庶民向けの施設なのかコンセプトをしっかり踏まえた議論が必要であると感じました。
金沢学生のまち市民交流館にお伺いし「学生のまち推進条例」策定に向けた背景など視察・調査の機会を頂きました。金沢は学都の歴史があり,藩主前田家の文治政策が進められ,その後明治時期には第四高等学校が設立され「まちは四高生の遊びと学びの場」であったとのこと,昭和期には金沢大学が設立され学生のまちとしての性格が強まり平成期に入り大都市圏以外では唯一県外から学生の流入数が流出数を上回る学都に成長しております。しかしながら課題として,市民との交わりの希薄化や歴史・文化に触れる機会が減少していることから,平成22年に学生と市民・学生とまちとの関わりを深めるための全国初の条例を策定したとのことです。仙台市も学都の都市であり学生がまちづくりについて意識を高めてもらうためにも,また,これからの人口減少社会を見据え学生の地元定着も課題となっており,学生が地元の魅力を発見・発信する工夫などは参考となる取り組みであると思います。
石川県立歴史博物館は,平成25年よりリニューアル工事を行い本年4月にオープンし,公募により「いしかわ赤レンガミュージアム」という愛称にされました。赤レンガの建物は明治42年~大正3年旧陸軍兵器庫として建設され,その後は金沢美術工芸大学として活用されていた建物の利活用により昭和61年歴史博物館として開館し現在に至っております。リニューアルによる特徴として,ガラス型の展示からジオラマ・映像・模型など体験も含め楽しんで頂ける展示に変更したとのこと。また,膨大な資料の保管にあたっては館内収蔵庫の他,外部収蔵庫を確保しながら保存・管理を徹底されておりました。本市博物館の課題として,あと数年で館内収蔵庫の許容範囲を超えることが予想されており今後の保管と収蔵について参考事例として議論してまいります。
石川県教育委員会が取組んでいる「いしかわ学びの指針12か条」について伺ってまいりました。平成19年の全国学力・学習状況調査結果を踏まえ,金沢大学と連携の上学習習慣や生活状況を分析し12か条を策定されたとのこと。特徴的な点としては第9条「家族とのコミュニケーションを促進させる」第10条「社会への関心や将来の目標をもたせる」等,学習中心ではなく生活状況の改善にも力を入れております。本年度は拠点校20校(19市町)を選定し,これまでのように教員の能力によってバラツキがでないよう組織的に推進できる体制を確立するために検証していくとのこと。市町教育委員会と連携し学力向上PDCAサイクルを確立していることも特徴の一つであると思います。
上田市交流文化芸術センター「サントミューゼ」は,日本たばこ産業上田工場廃止に伴い20haもの広大な跡地利用に際し,公共公益エリア・商業エリア・住宅エリアによりJTの区画整理事業にてその一角を上田市が所有し,隣接する美術館と共に132億円にて昨年10月に開館しました。長野県は大きく4つのエリアに区分され,上田市が位置する東信エリア以外には県民文化会館が設置されていることもあり,上田市に文化会館の建設ニーズが高まり会館に至ったとのこと。稼働率は約80%であり,同施設の全国平均(60~65%)を上回っております,貸館以外に自主事業としてアウトリーチ(施設外活動事業)やレジデンスアーチスト(滞在型)による各学校への体験教室や地域公民館でのコンサートなど集客にも工夫を凝らしています。特徴点として指定管理者制度や委託制度を採用せず上田市直営で管理運営しております,クラシック人口が伸び悩む昨今において民間活力も有効な手法ではないかと感じた視察でもありました。
11月13日,平成28年度の予算要望書を青葉区長に提出いたしました。例年の予算要望に加え,9月に発生した関東・東北豪雨の被害による西部地区を中心とした農業用水路の早期復旧や,樹木の成長に伴う歩道の根上り対策,国家戦略特区によるエリアマネジメントの有効活用,更には市内中心部のまちづくりに関連し,東北大学農学部雨宮キャンパス跡地利用における地域との連携等々を盛り込み,区長・副区長と意見交換もさせて頂きました。市政全般の政策提言は,すでに奥山市長に会派として提出済であります。今後とも市民のみなさんがより暮らしやすい都市となるよう取組んでまいりたいと思います。
11月8日,仙台市陸上競技場を舞台に第5回仙台リレーマラソンが開催され,昨年に引き続きスポーツ市議の会有志にて参加してまいりました。仙台国際ハーフマラソンのプレイベントとして創設された大会でありますが,今年から抽選による申込みに変更され770チームからの応募があり2倍の競争率となる人気の大会へと成長しております。今回は377チーム4357人と多くのみなさんに参加頂き,晩秋の仙台を彩るスポーツイベントとして存分に楽しんで頂いたものと思います。私たちスポーツ市議の会として4回目の参加となり,会派の枠を超え1本のタスキをつなぐことができましたことはこれからの議会運営にも役立つものと思います。スポーツ市議の会幹事長としての役割も果たすことができた大会でありました。
11月5日,出身組織の定時大会の時期でもあり挨拶の機会を頂いております。新しい任期初めて行われた第3回定例会の審議状況について報告させて頂くと共に,仙台市が進めるエネルギー政策の動向についても報告させて頂きました。更には,今任期で新たに設置されたエネルギー政策調査特別委員会の副委員長を拝命した件にも触れさせて頂き,これまでの経験と知見を糧に役割を果たしていくことをお約束させて頂きました。私の活動を支えて頂いているみなさんに感謝申し上げます。
10月31日,昨年に引き続き中山商店街振興組合の「なかやま街道まつり」に来賓として出席してまいりました。本年度は地下鉄東西線にぎわい創出事業にも採択され,当日は開業まで40日となった東西線の宣伝も兼ねての開催となり伊達武将隊にも応援に駆けつけて頂きました。街道まつりに先立ち,地元鳥滝神社のお神輿にて商店街を練り歩きまつりを盛り上げることにも参加,青年部のみなさんから協力を頂き地域活動に貢献することも出来たものと思います。地域コミュニティの形成に向けて引き続き地域の行事に積極的に参画してまいりたいと思います。
10月27日,開業まで40日となった地下鉄東西線の視察をしてまいりました。現在,運転士による運転訓練を重ねており車両に乗車すると共に,西の八木山動物公園駅と東の荒井駅の駅庁舎も合わせて視察させて頂きました。八木山動物公園駅は,ホームのレール面が日本一高い(標高136.4m)と日本地下鉄協会から認定されました。また,竜の口橋りょうは上が道路,下が地下鉄という大変めずらしい形の橋でもあります。地下鉄東西線の建設事業は1kmあたり約160億円,総工費約2300億円にも及びます,多くのみなさんに利用される市民の足としての活躍を期待いたします。
10月26日,ご支援を頂いているみなさまと経産省の実証事業である東北電力の西仙台変電所を視察いたしました。本システムは,再生可能エネルギーの更なる導入拡大に向けて気象条件で出力が変動する風力発電や太陽光発電の普及拡大に伴う「周波数変動対策」の新たな取り組みとして,大型蓄電池システムを設置し運用を開始しました。周波数は50HZ±0.2と定められており,この値を超えると停電の危険性のほか,精密機械等の工場の稼働に大きな影響を与えます。これまで火力発電にて出力調整を中心に行ってきましたが,短期的な周期に対応するため5秒に一度給電指令所より指令を送り放電・充電を繰返し周波数の調整を図っております。太陽光発電などの導入にあたっては,電気の特性を充分に理解した取り組みが必要であり,電気の安定供給を大前提とした議論が求められます。
10月25日,杜の都を駆け抜ける第33回全日本大学女子駅伝が開催され地元上杉学区民体育振興会のみなさんとボランティァにて沿道整理の対応にあたってきました。地元宮城県からは東北福祉大学が過去最高だった昨年の16位から二つ順位を上げてゴール。初出場となった石巻専修大学は目標の22位を達成しました。仙台市陸上競技場をスタートし仙台市役所前市民広場まで,杜の都仙台の緑と市民の応援を堪能頂いたものと思います。そして,ボランティアにあたられ大会を支えて頂いた多くの仙台市民のみなさんに感謝申し上げます。
10月23日,9月18日開会された今任期初めてとなる仙台市議会第3回定例会が閉会いたしました。今回の定例会では,補正予算1件,決算認定7件,条例案10件,人事案4件,その他8件に加え,9月に発生した関東・東北豪雨の災害復旧にかかわる追加提案として補正予算2件,国の政令の改正に伴う条例案件1件の計32件の審議を行いました。補正予算では東日本大震災復興交付金基金造成のための積立金として4億4000円余,市営住宅建設費の追加として6400万円余など総額4億1200万円。追加提案の補正予算では下水道事業会計繰出金の追加として2500万円余,土木施設災害復旧費の追加として3億3000万円余について審議可決いたしました。条例案では,仙台市個人番号の利用に関する条例いわゆるマイナンバー法の制定に伴い,個人番号を利用することができる事務を定めるための条例制定の他,地下鉄東西線の開業に伴い自転車等駐車場を設置するための一部を改正する条例など審議可決いたしました。
10月17日,宮城県議会議員選挙が16日に告示され我が同僚である「吉川ひろやす」氏が青葉区より3期目の挑戦をしております。これまでも地域課題や市政課題の解決に向け共に連携を図り取組んでまいりました。県議選の火ぶたが切られ微力ながらも個人演説会の弁士として応援させて頂いております。10年先・20年先の県政を見据え政策を掲げる「吉川さん」は自身を持って任せられる議員です,多くのみなさまからのご支援を賜りますようお願いいたします。
10月16日,決算等審査特別委員会において3回目の運営にあたりました。決算委員会は10日間の日程があるものの,期間中に本会議の開催や常任委員会の開催など当初予定にはない会議体も設定されることから,決められた時間内での運営は思った以上に難しいものがあります。委員長を補佐するのが副委員長の役割でありますが,はたして副委員長の役割を全うしているものか不安も感じますが,与えられた役割と機会を大切に取組んでまいります。
10月10日,県大会出場をかけた仙台市青葉区中学校ソフトテニス新人大会が開催されました。青葉区からは個人戦の6パートが仙台市代表として県大会に出場できます。外部コーチとしてお手伝いをしている子どもたち,何とか1パートが県大会出場を決めてくれました。第8シードとして出場したもう1つのパートは残念ながらベスト16で惜敗となり残念な結果となりました。部活動を通じ仲間を信じることの大切さや精神力も養われてきております,今後とも外部コーチとして子どもたちの成長を見守ってまいりたいと思います。
10月8日,第3回定例会における決算等審査特別委員会において副委員長を拝命し,日程2日目早々機会を頂きました。決算は承認ではなく認定に関する件として審議いたします,決算が認定されない場合の効力はありません(議会が認定しなかったことを公表しなければなりませんが)が議会として,承認した予算が約束どおり執行されたのか検証する必要があります。10日間に及ぶ長丁場の決算委員会でありますが貴重な経験と機会を頂いたことに感謝しつつ,残り期間しっかり取り組んでまいります。
10月4日,顧問を拝命している中山学区民運動会が開催され,前日の準備および当日は審判の役割を頂き参加してまいりました。私の地域活動の基本は挨拶に伺うのではなく,地域のみなさんと準備から後片付けまで共に対応することとしております。そうした活動を通じて市政に対する生の声や,地域が抱えている課題など寄せて頂いております。地域の行事はコミュニティ形成に大きく寄与するものであり,これからも大事にし積極的に参画してまいりたいと思います。
10月2日,新任期初となる第3回定例会において一般質問を行いました。2期目の挑戦に向けて市民の皆さまにお約束させて頂いた「地域」と「教育」に関し質疑しました。今回取り上げたテーマは1.町内会実態調査をふまえた本市のまちづくりとして①地域連携担当職員の拡充②市民センター・コミュニティセンター設置基準③地域コミュニティにおける学校の位置づけ2.国家戦略特区と中小企業活性化方針として①エリアマネジメントの民間開放②中小企業向け奨学金制度の創設3.国道48号線の関山峠バイパス構想4.中学校用教科書採択の検証についてです。詳細については仙台市議会のHPより録画中継がご覧いただけますので,ご意見頂きますようお願いいたします。
9月27日,地元町内会のみなさんと芋煮会を実施いたしました。私が加入している町内会では芋煮会は初めての企画でありましたが,副会長として役割を努めてまいりました。ふだんではゆっくり懇談する機会が少なく,仙台市政に対するご意見や相談など多くの声を聴くことができました。市民協働によるまちづくりを進めている本市ではありますが,私は町内会を基軸とし「地域」を中心としたまちづくりを進めていく必要があると考えている一人です。今後とも暮らしに夢をもてるまちづくりに向けて取組んでまいります。
9月22日~23日,外部コーチとしてお手伝いしている中学校の子どもたちと強化合宿を実施してまいりました。先の予算等審査特別委員会においても,部活動を通じた子どもたちの健全育成と教職員の負担軽減に向けた外部指導者の積極的活用について質疑させて頂きました。OECDの調査によると日本の教職員の時間外労働の多くが部活動よるものとの結果です。教職員の負担軽減のために,やる気のある子どもたちの部活動時間を制限するのではなく,部活動をやれる環境をどうしたらつくれるかを考えていく必要があると思います。
9月19日,宮城県議会議員「吉川ひろやす」さんの囲む会事務所の開所式が挙行され出席してまいりました。安心して安全で暮らすことが出来るまちづくりには,県政・市政が共に連携し取組んでいく必要があります。例えば,交差点の安全対策として「止まれ」の道路標示は道路管理者である仙台市が,標識は警察の管理なので宮城県が対応することとなります。市民のみなさんから見れば県でも市でも安全対策を講じてほしいというが要望であると思います,地域課題解決ためにも更に連携を深めてまいります。
9月15日,9月9日~11日の大雨による被害状況の現地確認へ伺いました。大雨特別警報が発令された仙台市今の被害状況は,床上浸水10棟,・床下浸水27件・道路冠水等61件・がけ崩れ6件・その他路面損傷や倒木等の被害が生じました。避難勧告は19万世帯41万人にも及びましたが,実際に避難された方は3,094人に留まりました。避難勧告の在り方に課題も残りましたが,勧告をせずに犠牲者が出てしまうという最悪の事態は避けることが出来たものと思います。被害箇所の安全確保に向けて鋭意取り組んでまいります。
9月13日,顧問を拝命している中山学区の防災訓練が開催され出席してまいりました。「自分たちの命は自分たちで守る」という防災の理念に基づき,日頃からの実践的な訓練が行われました。今年度は,町内会の他,学区内各種団体・消防局・消防団・学校・PTA等地域の関係諸団体すべてのみなさんの参加による理想的な訓練であったと思います。あたかも大雨特別警報が発令された直後の防災訓練であり,地震を想定した被害のみならず,風水害被害に対する対応についても考える機会になったものと思います。
9月12日,地元中学校の文化祭と合わせPTAによるバザーが開催され役員OBとして今年も参加させて頂きました。下の子が中学校を卒業して3年になりますがPTA行事に携われることに感謝であります。バザーの収益金はすべて生徒のために使われております,本来は校費で対応すべきでありますが予算の関係からPTAが補完をしている事例は少なくありません。生徒・児童の教育環境の整備や健全育成に向けて取組んでいるPTAの活動に敬意を表します。
9月6日,仙台市青葉消防団特別点検が挙行さけ出席してまいりました。例年この時期に,日頃の訓練の成果を披露する機会でもあります。通常点検から始まり機械器具点検・小型ポンプ基本操作・救急救護訓練・一斉放水へと各種訓練を拝見してまいりました。消防団は長い歴史とよき伝統に培われながら幾多の変革を経て,今日にみられる装備や機材が充実し近代化された消防団へと発展をしてまいりました。それぞれの職業をもちながら昼夜を問わず東日本大震災をはじめとする大規模災害への対応など,地域防災の核として活躍頂いております。改めて感謝申し上げます。
9月5日,共に選挙戦を戦い抜いたスタッフのみなさんと反省会を実施いたしました。長きにわたる後援会拡大のための取組みからはじまり,期間中は事務所運営・選車隊長・ドライバー・ウグイス・個人演説会の対応など本当にお世話になったみなさんです。こうしたスタッフのみなさんのおかげで初期の目標を達成することが出来たことに改めて感謝の意を表す機会でもありました。当選が目的ではなくあくまでもスタートであります,みなさんへの恩返しのためにも初心忘れず取組んでまいります。
9月3日,顧問を拝命しております「ニューシティ懇話会」主催のビアパーティーを開催して頂きました。選挙戦後の開催ということもあり規模を縮小しての開催でありましたが,それでも多くの方々に足をお運び頂きました。挨拶では,国家戦略特区として第2次指定を受けた「仙台市版地方創生特区」の今後のスケジュールについて触れさせて頂き,4月に施行された中小企業活性化条例に伴う基本計画との連携について今後取組んでまいりたい旨をお話しさせて頂きました。本市の経済は98.6%の中小企業のみなさんによって支えられております。今後ともニューシティ懇話会に集う中小企業のみなさんの声を市政に反映してまいりたいと思います。
8月30日,青年部のみなさんと共に宅老所ふれあいの家「さざんか」さんにお伺いし,電気器具点検ならびに清掃活動を実施してまいりました。宅老所とは,介護認定などを受けた方々がデイサービスを利用する前段階の介護予防に寄与している施設でもあります。昨年にお手伝いの機会を頂き今年もお伺いさせて頂きました。組織による社会貢献活動として一過性の取組みではなく継続して取組んでいくことも必要であります。
8月27日,青葉区老人クラブ連合会による「はつらつ明老祭」が開催され出席してまいりました。老人クラブのみなさんは~のばそう健康寿命・担おう地域づくりを~のキャッチフレーズのもと元気に活動されております。この明老祭では毎年恒例で「特殊詐欺の被害について」仙台中央警察署より講話を頂いておりますが,7月時点で被害192件(前年同月102件)と倍増しており,年齢別では65歳以上の方が件数で3倍金額で7倍になっているとのことでありました。こうしたイベントの機会に注意喚起を促すことも必要な取り組みだと思います。
8月22日・23日の両日,地域の夏祭りを実施いたしました。22日は顧問を拝命している中山東第二町内会の夏祭り,単位町内会で開催する夏祭りでは市内でも規模が大きい方だと思います。町内会の方々のほとんどが参加する地域性は温もりを感じます。23日は事務局を務める上杉地区夏祭り,連合町内会・社会福祉協議会・体育振興会・民生委員児童委員協議会等々,地域の諸団体にて実行委員会を組織して毎年開催しております。市街中心部の地域ではありますが約800人の方々に足を運んできました。諸団体が一同に会し開催することは,地域を中心としたコミュニテイ形成に向けて理想的な取り組みであると思います。
8月20日,修繕頂いた側溝の現地確認をいたしました。私たち議員の役割は10年後20年後を見据えたビジョンを持ち,それに向かって政策提言していくことも重要な要素の一つであります。その取組みと同時に,生活に密接する課題である雨水対策等の側溝の修繕や,安全確保のための道路の補修,防犯対策に向けた防犯灯の整備等々,市民のみなさんが安心して安全に暮らすことができるため身近な課題についても取組んでいくことも重要な要素の一つだと思います。
8月16日,来週開催される地元夏祭りの準備と恒例の電球点検。お盆期間にもかかわらず例年この時期の準備でありますが事務局のみなさんに対応頂いております。地域行事は当日の対応だけではなく企画から事前準備など多くの労力が必要となりますが,地域の活性化に向けて地元を愛するボランティアの方々のおかげで成り立っていることを改めて感じます。地域行事は防災力の向上にも繋がるものです,地域コミュニテイ形成のためにも夏祭りを始めとした各種行事にこれからも事務局の一員として取組んでまいりたいと思います。
8月11日,顧問を拝命している企業後援会「ニューシティ懇話会」恒例の夏休み親子施設見学会に参加してまいりました。例年エネルギー関連施設を見学しおりますが今年は「柳津西山地熱発電所」を見学,出力65000kWは日本最大級ですが現在は約半分の出力となっており,地熱を活用した発電は安定性の課題もあります。日本における地熱発電の約半数は東北地方に集中しており純国産の貴重なエネルギーではありますが,地中のマグマで高温になった約200℃~350℃の熱水を井戸から安定的にくみ出すには,徹底した事前の調査にも関わらず掘削してみないとわからないというリスクの高いエネルギー源であることも忘れてはなりません。
8月9日,東日本大震災の大きな地震により土砂崩れが発生し片側通行となっていた西部地区の仙台市道,震災から4年5ヶ月が経過しようやく復旧工事に着手頂きました。市街地では震災の爪痕も見られないほどに復興が進んでいるものの,依然として対応が遅れている地区や事業があることを忘れてはなりません。仙台市震災復興計画は今年度が最終年度となります,改めて事業の検証が必要であることを感じました。2期目の取り組みにあたってしっかり対応してまいりたいと思います。
8月3日,平成28年8月2日執行の仙台市議議員一般選挙において,当選人と決定された55名に対し仙台市選挙管理委員会委員長より当選証書が付与されました。青葉区より順次投票結果に基づく順番で当選証書が付与されます,みなさまのご支援のおかげで55名中トップバッターで証書を頂きました。改めて多くの市民の皆さまから頂いたご支援と付託を受けた責任の重さを実感いたしました。2期目の活動これまでの経験を糧にしっかり取り組んでまいる所存です。
8月2日,仙台市議会議員選挙の投開票日。これまでの4年間の審判が下される緊張の瞬間でありましたが,本当に多くのみなさまよりご支援を賜り見事トップの成績で勝たせて頂くことができました。2期目のジンクスと言われているとおり一番厳しい戦いでありましたが,前回票を上回る方々よりご支持を賜りましたことに改めて感謝申し上げます。これまで行ってきた活動を信じて引き続き議員活動・地域活動に取り組んでまいりたいと思います。
8月2日,選挙戦から一夜明け地元上杉商店街の七夕飾り竹の切り出しへ参加してまいりました。上杉チャンネットのメンバーにて毎年お手伝いさせて頂いております。地域のおやじの会として週末には「学校へ泊ろう」の行事を開催したばかりです(私は選挙期間に付残念ながら参加できませんでしたが)今月末に開催される上杉地区夏祭りへの出店や,体育振興会との共催による行事の開催の他すずめ踊りなど地域行事に積極的に参画している「上杉チャンネット」は仙台市の地域コミュニテイ形成に向けた先見的な活動としてこれからも紹介してまいります。
7月24日仙台市議会議員選挙の戦いの火蓋が切られ8月1日まで9日間戦ってまいりました。第一声では,300名を超える多くの方々に足を運んでいただき幸先の良いスタートを切ることが出来ました。期間中の街頭演説においても場所によっては200名を超える方々に足をお運び頂き個人演説会においても会場に立ち見が出来るほど多くの方々に来場頂きました。この選挙戦において4年前に市民のみなさまにお約束させて頂いた震災からの復旧・復興とりわけ被災された方々の生活再建のため住まいの確保に向けた取り組みについて,これまでの議会での質疑と復興の進捗状況について報告させて頂き,これらの経験を踏まえキーワードとして「地域」と「教育」について市民のみなさまへお訴えさせて頂きました。キャッチフレーズである「暮らしに夢を!」暮らしに夢の持てるまちづくりのためには,「地域が元気になること」そのために,これからの仙台市のまちづくりは町内会等を中心とした地域ネットワークによるまちづくりを進めていくこと。地域連携担当職員の拡充により各々の地域課題を行政が吸い上げるしくみを作っていくことを提言させて頂きました。また,「子どもたちに未来を!」次代を担う子どもたちに未来をしっかり繋いでいくためには「たくましく生きる力等を醸成できる教育の環境整備」に取り組んでいくこと。仙台に住んで良かった・これからも仙台に住みたいというまちづくりに取り組んでいくこと。公約の実現に向け市民のみなさまにお約束させて頂いた政策についてしっかり取り組んでいくことをお誓いし選挙戦を終了いたしました。
7月11日,地元町内会(北杜会)の防災訓練を実施いたしました。近隣のMS管理組合と合同で,避難訓練~119番通報訓練~水消火器を使用した消火訓練~地震体験として「ぐらら君」も登場した本格的な訓練となりました。区役所の協力により備蓄用のアルファ米を提供頂き,私は副会長として,災害時の避難所運営に係るアルファ米の使用方法について説明。連合町内会などで実施する役員を中心とした避難所運営の訓練とは違い,初めてアルファ米を見る方も多く作り方など真剣に取り組んでおられました。災害が無いことを祈りますが,いざという時の備えは重要であります。
7月11日,第23回公労使海外労働事情視察団の同窓会が開催され出席してまいりました。公労使視察団は,行政・経営者協会・労働組合の三者にて,共通の課題である労働政策を中心に先進的な取組みを視察・調査することでありました。当時は,各々立場の違うメンバーにて欧州を視察あれから11年経過した今日でもお付き合いが続いており出発した7月に毎年開催し,情報交換は今の立場の私にとって非常に勉強になる機会でもあります。視察団の秘書長として行程から役割分担,視察先の調整など対応したことが思い出されます。
7月10日,出身組織である宮城県東北電力総連主催の総決起集会を開催して頂きました。行政が進めるエネルギー政策について議論してきておりますが,発言力を高めるためには,地域・当局・同僚議員からの信頼を得られるよう常日頃の議員活動が最も大事であり,そのためにも各種政策課題に真摯に取組んでいることを報告させて頂きました。6月28日は事務所を置く中山地域にて開所式を挙行し,7月4日には自宅がある上杉地域にて市政報告会を開催,そして7月10日は組織による総決起集会。戦いの準備は整いました,初期の目標達成に向け精一杯取り組んでまいります。
7月4日,上杉地区コミュニティセンターにおいて市政報告会を開催いたしました。今回の市政報告では,「上杉地区における現状と課題」「東北大学雨宮キャンパス跡地の利用について」「仙台市の復興状況」等々報告させて頂きました。特に上杉地区の人口推計から見る現状と今後の課題として,小中学校の過大規模校の解消に向けた取組みや,町内会加入率の現状と集合住宅における内会加入への取組みなど市街地特有の課題について,これまで議会で取り上げてきた質疑も紹介しながら報告させて頂きました。この課題は上杉地区における重要な課題の一つでもあり今後ともしっかり取り組んでまいる所存です。また,市街地では震災の爪痕も見ることが少なくなりましたが,東部沿岸地域を中心に復興はまだ道半ばであります。仙台市が進めている震災復興計画の進捗状況についても報告させて頂きました。報告後の質疑では,現在増改築中の上杉山通小学校に関する質問や復興公営住宅における近隣町内会への説明の在り方など,今後の取組みに参考となるご意見も頂きました。
7月1日,仙台うみの杜水族館オープニングセレモニーが挙行され,総務財政常任委員会副委員長として出席してまいりました。仙台市民だけではなく県内の方々も待ちに待った水族館であります。オープニングセレモニーには仙台を代表する金メダリストプロフィギュアスケート選手の荒川静香も出席され華を添えて頂きました。当日はオープン前から長蛇の列,年間パスポートを求める方々も多く人気ぶりが象徴されておりました。「いのち煌めく復興のシンボル」として,仙台・宮城の観光の牽引役として,うれしい水族館の誕生です。
6月28日,多くの支援者のみなさんに足をお運び頂き無事囲む会事務所開きならびに開所式を挙行いたしました。4年前にお約束させて頂いた震災からの一日も早い復旧・復興と住宅・生活再建に向けた取り組みについてご報告し,これまで最も多く議会で取り上げてきた「地域のコミュニティ形成とネッワークによるまちづくり」と「教育環境の整備とたくましく生きる自分づくり教育」など,私自身の政策課題についてお訴えさせていただきました。キャッチフレーズである「暮らしに夢を!子どもたちに未来を!」実現に向けてしっかり取り組んでまいります。
6月26日,任期中最後となる仙台市議会第2回定例会が終了いたしました。今回の定例会では,補正予算1件,条例案9件,人事案1件,その他8件,議員提案1件の計20件の審議を行いました。特に青葉区選管の不適切事務に伴う市長 等の給与に関する条例の一部を改正する条例は賛否が分かれ多数決により異例の記名投票により行われ賛成多数で可決いたしました。補正予算では,社会保障・税番号制度いわゆるマイナンバー制度の導入に伴う通知およびカード発行に係る経費3億6千万円余,商店街活性化促進事業としてアーケード整備事業の助成に2600万余,消防施設災害復旧費として被災した消防ヘリポートの代替施設の整備に2400万円余など,総額で4億1300万円の補正予算について審議可決いたしました。条例案では,先の定例会にて異例の取り下げとなりました「仙台市市民公益活動の促進に関する条例の一部を改正する条例」は「仙台市協働によるまちづくりの推進に関する条例」として修正のうえ提出されましたが,協働の推進により市民に不利益を及ぼさないこと,町内会等の地縁団体に対する配慮を求めるよう附帯意見を付して可決。その他では,復興公営住宅の公募買取に伴い田子西第二市営住宅・燕沢市営住宅・宮城野市営住宅・中倉市営住宅の建物を取得するための財産の取得に関する件について審議可決いたしました。
6月20日,上杉山通小学校と上杉学区民体育振興会の合同主催による上杉地区大運動会が開催されました。上杉山通小学校は900人を超えるマンモス校,現在は狭隘に伴う増改築中につき校庭にはプレハブ校舎が建設されているため,中学校の校庭を借用しての開催。競技参加者だけでも2400人という大規模な運動会です。上杉地区ではこれまでも小学校の運動会と,地域の学区民運動会を合同主催で実施してきており地域との繋がりを最も大切にしている地域の一つでもあります。当日は事務局として招集のリーダーを担当,競技を見る間もなくひたすら競技参加者の確認に没頭する1日でありましたが,地域の行事は防災力向上のみならずコミュニティ形成へと結びつく大切な位置づけであると思います。
6月19日,北六番小学校において青葉区総合防災訓練が実施されました。市民防災の日として各区においては6月12日に実施されましたが青葉区においては地域の事情を鑑みこの日の実施となりました。今年の訓練の特徴は実際に夜間訓練を実施,夕方6時に地震が発生したと想定し,自宅から避難所への経路上での直面する事象を再現するなど実際に体験・対応することで災害対応力を身につけることや,夜間という過酷な条件のもとでの避難所運営を行いました。訓練に参加された方々は懐中電灯を持参するなど日頃の備えとしての確認も出来たものと思います。
6月13日~15日,仙台市中学校総合体育大会が開催され各競技において熱戦が繰り広げられました。私も外部コーチとして青葉区ソフトテニス競技に参加してまいりました。県大会出場に向けて頑張ってきた子どもたちです,試合前のコーチングでは「勝つことが目的ではなく,強くなってほしい。技術力だけではなく精神力が養われないと強くはなれない。強くなることで結果して勝つことに繋がる,仲間を信じて県大会という新たなステージを経験してほしい」こんなお話しをさせて頂きました。部活動を通じ達成感・精神力・仲間を信じること等々多くのことを学ぶことが出来たと思います。共に携わることが出来たことに感謝です。
6月12日,相談頂いていた雨水対策の工事が終了したとの報告を頂き現地確認へ。この地域は豪雨の都度畑が湖のように水没,さらに家屋にまで床下浸水するなど対策が求められておりました。相談から時間を要しましたがようやくグレーチングにより,雨水を水路へと引き込む工事が完了いたしました。水路の氾濫の課題も残っており万全の対策までは至っておりませんが,以前よりは相当被害が軽減されることと思います。市民のみなさんの安心・安全な生活のためには,こうした身近な課題への対応も重要なことと思います。
6月6日,中山商店街にガードレールに代わる支柱を試行的に設置して頂きました。特注のガードレールを設置しておりましたが,同型の製造が困難となり試作品の検討をお願いしておりました。この道路は通学路でもあり,自動車などの侵入にも耐える強度が必要です,また,中山地域特有の長い上り坂でもあることから高齢者の方々をはじめ休憩できるよう「イス」としての機能を持ち合わせる優れものでもあります。商店街さんの街並みの景観も含めご意見を頂きながら進めてまいりたいと思います。
6月4日,ここ数日続けて市政報告ならびに挨拶の機会を頂いております。今年度は仙台市震災復興計画の最終年度となります,市街中心部などでは震災の影響はほとんど見られないほどになってまいりましたが,東部沿岸地域では道路の嵩上げ工事や避難タワーの建設,海岸公園の整備等々震災復興計画期間を超えて行われる事業もあること等を紹介し1日も早い復興に向けて引き続き市民のみなさんからの協力も頂きながら取り組んで行かなければならいこと,そして復興の先を見据えた「まちづくり」にもしっかり取り組んでいくことを報告させて頂いております。
5月30日,出身組織の青年部のみなさんとデイサービス「花水木」さんを訪問しボランティア活動に参加してまいりました。組織の社会貢献活動の取組みとして年に何度か福祉施設を中心に訪問し,電気器具の点検・清掃をメインに施設側のニーズをお聞きし出来る範囲ではありますが取り組んできております。この日は,施設では普段清掃が行き届きにくいエアコンや照明器具の清掃の他,施設回りの広大な敷地の草刈りにも挑戦。ボランティアは押しつけになりやすいこともあり施設側のニーズをしっかりお聞きすることも重要であります。何よりも利用者さんに喜んで頂ければ幸いです。
5月29日,イノシシの侵入により荒らされたグランドに侵入防止柵を設置して頂きました。私もこの間,有害鳥獣対策としてイノシシ被害の対応について質疑をさせて頂いておりますが,仙台市西部地区では農作物への被害の他,家庭菜園にまで侵入するなど被害が絶えません。侵入防止の対策に加え捕獲対策にも取組んでいるものの被害がなくならないのが現状です。今回は,西部地区に位置するみやぎ台住地区にある市営グランドにまでイノシシが侵入してきており当局に対応を求めていた事案です。被害が減少することを期待するものです。
5月24日,この日も出身組織の総決起集会を開催して頂きご挨拶の機会を頂きました。夏の陣まで残すところ3ケ月を切り,挨拶もこれまでの市政報告から決意表明へと変わってまいりました。仙台市震災復興計画最終年度を迎え,着実に復興に向けて歩みを進めておりますが被災された方最後のお一人まで,生活再建が図られるよう取り組んでまいる所存です。また,この間「地域」をキーワードとしたコミュニティの形成による都市づくり,学力向上だけではなく子どもたちの健全育成に視点を置いた教育環境の整備などに取り組んでまいりました。引き続き役割を継続できるよう頑張ってまいります。
5月23日,中学校の部活動の外部指導者として子どもたちと強化合宿。中学校では宿泊による部活動に制約もあり今回はあくまで「自主練習」としいう名目で実施,自主練習の位置づけとはいえ3年生・2年生は全員参加での合宿となりました。技術の向上のみが目的ではなく,共に寝泊りすることによりチームワークの醸成も図られます,更には指導者と子どもたちとのコミュニケーションの場ともなり信頼関係を構築することも目的の一つであります。これまで議会において部活動の課題についても取り上げて来ましたが,部活動は勝つことだけが目的ではなく団結力・達成感・思いやり等々多くのことを学ぶ場でもあり教育の一環として大切な活動であると思います。
5月16日から17日の2日間,第31回仙台青葉まつりが開催され,代表を拝命している地元すずめ踊り「上杉山雀“絆”」のみなさんと参加してまいりました。今年のすずめ踊りに参加した祭連のみなさんは4000人超えで過去最高とのことです。また,2日間で96万人の方々に足を運んで頂きました。伊達文化の華やかさを発信することで更なる集客力・交流人口の増加に結びつくものと思います。地域のみなさんと参加することで,お祭りは地域コミュニティの形成や防災にも繋がる大事な取り組みであることを改めて感じることができました。
5月11日,事務所の運営をして頂く大先輩のみなさんと夏の戦いに向けて最後のレクリェーションに参加してまいりました。初陣の際にも事務所の運営を担って頂いた方々であります。本当に感謝の言葉しかありません。表彰式では時間を割いて頂き市政報告の場も頂きました。多くの方々の支えがあって今の活動ができていることも改めて感じました。期待に応えられるよう更に精進し仙台市政発展のため微力ながら取り組んでまいりたいと思います。
5月10日,第25回仙台国際ハーフマラソン大会が開催されました。市民ランナーに開放され参加者が1万人を超える規模となってから4回目の開催となり全国から注目されるハーフマラソン大会へと成長しました。今年も13,000人を超えるランナーが新緑眩い杜の都仙台を駆け抜けました。大会ボランティアには400人を超える方々より応募があったとの報道もあり,まさに市民総参加型の大会でもあります。私も昨年に引き続き地元上杉学区民体育振興会のみなさんとボランティアとして第1給水所を担当,仙台の市街地を駆け抜けたランナーのみなさま来年もお待ちしております。
5月6日,仙台市議会議員として6期務められ議員の大先輩と懇談の時間を頂きました。現在でも仙台市体育協会の会長も務められ大変忙しくなされておりました。私もこれまで議会で取り上げてきた中学校部活動における外部指導者の活用の課題や,スポーツコミッションを立ち上げた仙台市として,国際スポーツ大会の誘致に関する課題等々貴重なお話しを伺うことができました。今後とも仙台市議会議員の先輩として叱咤激励ならびに本市の抱える政策課題についてもご指導を頂くようお願いしてまいりました。
5月1日,連合宮城主催の第86回メーデー宮城県大会が開催され出身組織のみなさんと参加してまいりました。東日本大震災から4年,復興と地域の再生に向けた被災地域にて賢明な活動を行ってきた連合宮城構成組織のみなさまに敬意と感謝を申し上げます。引き続き全力で支えていくことともに,震災を決して風化させないための取り組みを進めてまいりたいと思います。すべての働く仲間の連帯で安心・安全な社会の実現に向けて共に頑張ってまいりましょう。
4月30日,支援者から紹介頂き仙台市青葉区新川にあるディサービス「花水木」さんを訪問し管理者さんと懇談させて頂きました。介護保険制度の改正に伴い利用者さんへの影響も出始めているとのこと。更なる勉強と調査が必要であります。この日は,出身母体の労働組合の役員の方と同行。毎年,組織の社会貢献活動として福祉施設の電気器具点検や清掃活動を実施しており今年度は花水木さんにてボランティアによる清掃活動を実施する運びとなりました。利用者さんが少しでも快適に生活できるようしっかり取り組んでまいりましょう。
4月25日,常日頃から私の議員活動を支えて頂いている囲む会のみなさんへ御礼の挨拶をさせて頂きました。囲む会では,みなさんの貴重な休日を返上し後援会拡大に向けて取り組んで頂いております。初陣の際は一度託して見よう?という期待の支援も多かったことと思いますが,今年の戦いはこれまで4年間の活動に対し市民のみなさんから審判を受ける重要な位置づけでもあります。私自身が一生懸命取り組むことは大前提でありますが,囲む会のみなさま方のご支援に感謝すると共に引き続きサポート頂きますようお願いいたします。
4月23日,議員提案よる条例制定に向けてこれまで検討委員会にて議論を重ねてまいりましたが,骨子案を整理し市民説明会を開催いたしました。説明会では,条例制定の目的や歩きたばこによる火傷などの危険性から規制が必要であることについて説明。参加頂いた市民の方々より「他都市では行政が喫煙所を設置するなど喫煙する者としない者の共存できる環境を整備している,仙台市として喫煙所を設置すべき」「既に実施している歩行禁煙モデルストリートの事業で十分に成果が出ている,条例制定まで踏み込む必要があるのか」等,多くのご意見をいただきました。本条例はあくまで喫煙者を規制するものではなく,危険性を鑑みお互いに共存できる環境をつくることが目的でもあります。6月定例会への提案を目指し更に審議を深めてまいりたいと思います。
4月18日,仙台西後援会「けんちゃん会」の平成27年度総会を開催して頂きました。総会では震災復興計画最終年度の取り組みと進捗状況について触れ,東部沿岸地域の集団移転は13地区すべてにおいて造成が完了し引渡しできたこと,宅地被災の復旧は公共事業の9割が完了したこと,復興公営住宅3296戸の整備は年度内完了に向け順調に推移し既に2000戸について随時入居が始まっていること等々報告させて頂きました。また,西部地区の課題としての有害鳥獣対策イノシシ被害に対する議会での質疑内容についても紹介させて頂きました。率直なご意見を頂く機会でもあり心から感謝申し上げます。
4月16日,仙台市消防局主催による林野火災防御訓練が実施され総務財政委員会の副委員長として出席してまいりました。この訓練は,林野火災の特殊性や森林等資源保護の重要性を考慮し林野火災防御技術の向上および防火思想の普及を図るとともに,林野火災が多発する時季に関係機関の協力体制を強化することを目的としております。この日は,各消防署・各消防団233名が「通報訓練」「指揮本部設置運営訓練」から始まり「遠距離送水消火訓練」や「残火処理訓練」など各ステージごとに訓練を実施しておりました。市民の安心・安全のために昼夜を問わず日々活躍されている消防関係者の方々に心から敬意を表します。
4月7日,東北電力の西仙台変電所に設置された大型蓄電池システム工事竣工式に出席してまいりました。西仙台変電所の大型蓄電池システム実証事業は,再生可能エネルギーの更なる導入拡大を目指し,気象条件で出力が変動する風力発電や太陽光発電の導入拡大に伴い発生する「周波数変動」への対策として取り組むものであります。これまで主に火力発電が担ってきた周波数調整機能と本システムを組み合わせることによる周波数調整力の拡大効果を検証するもので,電力系統に20000kWの大型蓄電池システムを設置するのは国内で初めての取り組みとのことです。再生可能エネルギー導入という言葉が良く聞かれる昨今ですが,周波数変動対策を実施しなければ良質な電気は使用できなくなります(周波数を一定に保てなくなると工場の生産ラインなど設備に影響を与える可能性があります)。電気の特性を理解し議論することが必要であります。
4月6日,仙台市で127番目となる錦ケ丘小学校が開校いたしました。急速に宅地造成が進んだ地域で現在でも急激に人口が増加しており,今後更なる発展が予想される地域でもあります。母体校であった愛子小学校は児童数1000人を超える市内でも有数の過大規模校でありましたが,解消に向けた取り組みに感謝するものです。これまで議会において過大規模校の解消に向けて何度か取り上げてきた課題であり一歩前進といったところでしょうか。しかしながら,一方では年度末に貝ヶ森小学校が閉校するなど小規模校の課題も残されており,小中学校の規模適正化に向けて引き続き取り組んでまいりたいと思います。(今後の児童数増を見据えプールは屋上に設置されております)
4月4日,第68回杜の都「春の植木市」開市式が開催され,宮城県都市緑化議員連盟の宮城県議会議員ならびに仙台市議会議員のみなさんと出席してまいりました。杜の都づくり植木市協賛会の主催で例年開催されているもので,当協賛会は緑化推進及び緑化啓発を目的として仙台市と共催の植木市でもあります。会場には,春を彩る植物や園芸用品等を一挙展示即売や杜の都仙台の伊達な庭コンテストの庭園展示など様々なイベントも実施しております。”緑の再生“震災で失われた緑を市民のみなさんと共に取り戻してまいりたいと思います。
4月1日,新年度を迎え仙台市震災復興計画も最終年度となります。本市では震災による被害の程度が「危険」または「要注意」などと確認された宅地は5728宅地でありました。公共事業による宅地復旧と仙台市独自の助成金制度による宅地復旧にて対応してきておりますが,この日は公共事業による宅地復旧169地区から中山5丁目地区の被災宅地復旧状況を視察確認いたしました。青葉区内では最も早い段階で着手した地区でもありようやく整備が図られました。今後は住まいである家屋の再建と新たなコミュニティ形成へと進んでまいります。生活再建とはハード面のみならずソフト面も必要な要素でありますので,しっかりと状況を把握し対応してまいりたいと思います。
3月27日,決算等審査特別委員会において安全対策を強化するよう求めてきた「新川・奥新川ラインのハイキングコース」広瀬川上流の渓谷美を探勝する自然道になっており,春夏は新緑,秋は紅葉と観光客の方々だけではなく地元の方々からも愛されている景勝地でありますが,震災の影響で土砂崩れなどにより一部通行止めとなっております。問題は,通行止めにもかかわらず釣り人や愛好家が訪れており安全対策が急務でありました。入口に看板は設置されているものの見えにくく小さいものであったことから,検討を求めてきたものですが,このたび看板を新たにして頂きました。
3月26日,仙台市東部地域防災集団移転促進事業「工事完成報告及び宅地引渡し式」が挙行され出席してまいりました。防災集団移転先については,13地区の移転先を確保しこれまでに荒井公共区画整理地区などの6地区で順次宅地の引渡しを進めてきました。このたび残り7地区(田子西隣接・上岡田・荒井西など)において宅地造成工事が完成し全地区での引渡しが完了となりました。仮設住宅からいよいよ新たな住まいの再建が可能となります。新たな「ふるさと」となりますようご祈念申し上げます。
3月21日,上杉チャンネット(地域のおやじの会)の総会が開催され出席してまいりました。この日は,総会と共に小学校の校長先生より講話も頂きました。学力・運動調査結果の他生活状況調査結果等々,子どもたちの様子を校長先生から直接お話しを頂く良い機会であったと思います。上杉チャンネットは,「学校へ泊ろう」の行事をメインに,地元すずめ踊りの祭連として青葉まつりへの参加・地区夏祭りへの出展・商店街七夕まつりのお手伝い・体育振興会と共催によるミニ運動会の開催など,地域活動に積極的に参画しており,地域コミュニティの形成に向けて引き続き活動してまいりたいと思います。
3月17日,第3回国連防災世界会議の関連事業でもあります防災産業展を視察してまいりました。津波水害対策や地震対策・避難所支援対策や帰宅困難者対策等々,仙台から防災技術とノウハウの発信に結びつくものと期待いたします。また,私の出身組織の企業グループ「東北インテリジェント通信(TOHKnet)」も出展しておりました。震災時の情報連絡に必要不可欠な移動通信車を展示,同社は自社のもつ光ファイバーケーブルを活用し,震災時における通信網の確保にも取り組んでおり世界にも誇れる技術であると思います。
3月15日,第3回国連防災世界会議の関連イベントでもあります「せんだい防災のひろば」を視察してまいりました。はしご車搭乗体験や消火体験の他ライフライン関係会社もブース出展し~ひとりひとりの防災がみんなの防災へ~のテーマのもと,防災について楽しみながら考える機会であると思います。国連防災世界会議(3月14日~18日)には首脳級約20名・閣僚級約400名など国連関連4000名,関係する方々を含めると約40000名が仙台市を訪れております。パフリックフォーラムは全体で300を超え各々の団体の協力も頂きながらシンポジウムも開催されております。仙台から防災・減災を発信する絶好の機会になるものと思います。
3月14日,青葉区老人クラブ連合会主催による演芸大会に出席してまいりました。社会保障制度改革国民会議報告書では,平成二十七年度から第六期以降の介護保険事業計画を地域包括ケア計画と位置づけ,各種の取り組みを進めていくべきであるとしております。災害時要援護者支援の取り組みは,まさに今後の地域包括ケア計画の重要な位置づけになることと思いますが,地域で元気に生活している高齢者の方々の協力が必要になっていくものと考えます。まさに今回参加されている先輩方であります,高齢者が元気に生活できる環境整備に向けて取り組んでまいります。
3月11日,出身組織の職場のみなさまを対象に市政報告の機会を頂きました。仙台市震災復興計画の進捗状況について,復興公営住宅など住まいの再建に向けては年度末までに2000戸の供給が可能となり全3200戸に対し70%の進捗率であり県内他自治体の平均20%台と比較しても順調に推移していることを報告させて頂きました。また,仙台市の財政状況についても触れさせて頂き経常収支比率(毎年経常的に収入される一般財源が,毎年固定的に支出しなければならない経常的支出を示す指数でこの比率が高いほど政策的な経費に回す余裕がないことを表します)や市債残高の推移についても報告し,財源を踏まえた今後の取り組みについて報告させて頂きました。
3月6日,31日間にわたる第1回定例会が閉会いたしました。今回の定例会では,条例案47件,人事案4件,その他29件,議員提案2件,補正予算・新年度予算を含め計108件の審議が行われ可決しました。なお,仙台市市民公益活動の促進に関する条例の一部を改正する条例(市民協働に関する条例)は,広すぎる市民の定義について等異論が続出し異例の取り下げとなりました。条例案では,中小企業の活性化に関し市の責務・中小企業者の努力・施策の基本方針を定めた「仙台市中小企業活性化条例」の制定,中小企業の活性化に関する事業の総合的な推進を図ることを目的とした基金を設置するための「仙台市中小企業活性化基金条例」の制定,地方教育行政法の一部改正に伴う教育行政一連の所要の規定整備について審議可決。その他案件では,本市の直接整備として最後となる茂庭第二・六郷・荒井南第二復興公営住宅新築工事に係わる工事請負契約の締結に関する件についても審議が行われ可決しました。
平成27年新年度予算では,津波から命を守る「津波防災・住まい再建プロジェクト」に490億円余,教訓を未来に生かす「防災・仙台モデル構築プロジェクト」に38億円余,防災環境都市推進に33億円余等々,一般会計5389億円・特別会計3387億円・企業会計2754億円・総額で1兆1531億円の新年度予算を審議可決いたしました。
2月27日,教育費にて質疑いたしました。テーマは大きく2点,①「教職員の負担軽減策について」少人数学級の更なる拡充による教員の増員と,事務処理に伴う職員の増員など人的措置を求めました。現在教員の人件費は県費となっておりますが,講師や職員等の増員は仙台市負担で対応できるものです。また,中学校における部活動について,かなりの部分を顧問教師の個人負担に依存しており,教員特殊手当の増額を求めると共に,やる気のある生徒たちの部活動の時間を制限することを前提に進めるのではなく,顧問の複数配置を求めました。職員や小学校教員の活用についても研究していくことも提言。②「地方教育行政法の改正を踏まえた教科書採択の方針について」新地方教育行政法では,教育に関する大綱を首長が策定することとなっており,今後策定される大綱へ段階評価を用いるなど教科書採択方針の透明性を盛り込むことを求めました。今後とも教育環境の整備に向けて取組んでまいります。
2月26日,顧問を拝命している企業後援会「ニューシティ懇話会」主催による新春の集いを開催して頂きました。市内の中小企業の方々に加え,常日頃お世話になっている地域の複数の町内会長をはじめ,社会福祉協議会の役員の方やPTA役員のみなさんにも出席頂きました。顧問の挨拶の機会を頂き震災からの復旧・復興に向けた経過と共に,これまでの私自身の取り組みについても報告。議会の質疑において一番多く取り上げてきたテーマは「地域」と「教育」,キャッチフレーズであります「暮らしに夢を!子どもたちに未来を!」引き続き地域コミュニティの形成と教育環境の整備に向けて取組んでまいります。
2月25日,市政報告の機会を頂きました。仙台市の復興状況として,応急仮設住宅にお住まいの方が12009世帯から7210世帯へと減少,宅地被害復旧は5728宅地の内公共事業による復旧率90%,復興公営住宅は平成27年度末で2008戸・63%の整備率,津波被災地の災害危険区域1540世帯中意向確認できた世帯98%等々を報告。また,仙台市震災復興期間を過ぎる事業として,津波避難施設整備事業は平成28年度末までに13ケ所整備,海岸公園再整備は平成29年度,かさ上げ道路事業と避難道路については平成30年度までに整備,等々今後の震災復興に向けた事業についても報告させて頂きました。
2月20日,職場のみなさんの出勤時間に合わせてご挨拶をさせて頂きました。2月に入り複数の事業所にお伺いし朝の挨拶をさせて頂きましたがこの日をもってひと段落。特に厳冬期である12月~2月は寒さや着膨れにより動きが鈍くなり事故にも繋がり兼ねません,2月はこれから温かくなってくる時期でも油断が生まれます,安全と健康はなによりも優先であり「安全確保に向けた朝の挨拶運動」という意味も含めた取り組みであります。
2月15日,地元上杉体育振興会主催による「チャレンジランキング冬の陣」を開催しました。チャレランと題し,小学生と保護者を対象に「夏」と「冬」にミニ運動会を企画しております。この日は子供会単位に親子で100名を超える方々に参加頂きました。バレーボールのような大きさの玉も使った変則玉入れや,プチドラコンと題しピンポン玉やシャトルコックをゴルフネット目がけて入れる競技,中でもキンボールを使用した陣取りじゃんけん競争は人気も高く大変盛り上がりを見せてくれました。今後も運動を通じた行事の開催など地域ネットワークの形成に向けて積極的に係わっていきたいと思います。
2月14日,仙台市では第1基目となる中野5丁目津波避難タワーが竣工し,完成報告会が開催され出席してまいりました。建設にあたっては津波避難施設の整備に関する検討委員会において議論を重ね,津波到達予想時間45分程度・避難可能距離500m~900mを設定し整備されました。収容人数は約300名避難者1人あたり1m2程度の広さを確保し,夜間停電対策や車椅子での避難者対応・防寒防風対策・備蓄品の整備などにも配慮されております。津波から命を守る施設となることを期待するものです。
2月13日,本定例会にて一般質問を行いました。今回取り上げた課題は8点。①市民協働の市民の定義②町内会への除雪支援策③横断歩道の白線補修④私道の市道編入⑤ICカード「イクスカ」サービス向上⑥学都フリーパスの購入時期変更⑦バス乗務員の接遇マナー向上⑧選挙投票事務の課題であります。特に本定例会に提案されている市民協働における市民の定義について,市内区域内に居住する者の他,通勤・通学する者,本市の区域内で活動している団体まで市民として定義しようとしております。これは,わが国が採用している,住民が直接選挙によって首長と議員を選び意思決定を行う仕組みである「二元代表制」や,住民の意思と責任に基づいて行政を行う「住民自治」の原則に逸脱しかねないことであり,市長に慎重に対応するよう求めました。詳細は仙台市のウェブサイトから議会録画中継でも配信されておりますので是非ご覧いただければと思います。
2月6日,常日頃からお世話になっている皆さんとの懇親会に参加させて頂きました。この日は20代の頃からご指導頂いた先輩の退職に伴う激励会でもありました。久しぶりに懐かしい方々が集まっての懇親ということもあり昔話から始まり近況報告など楽しい時間を過ごすことが出来ました。私自身が新入社員の頃からお付き合いをさせて頂いている先輩や同僚から,市政に対するご意見や疑問等々についても色々とお話しを伺うことができました。常日頃から応援して頂いている皆さんに改めて感謝です。
2月3日,1月下旬から2月にかけて,出身組織の各企業にお伺いし職場の皆さんに朝ご挨拶の機会を頂いてます。この日は東北電機製造労組の方々と共に実施,挨拶は何においても基本であり職場の活力にも繋がるものです。特に冬場の時期は寒さや着膨れにより動きが鈍くなることもあり事故にも繋がり兼ねません。安全に対する意識高揚の観点も含め朝の挨拶運動として取り組んでおります。「健康」と「安全」何より大事であると思います。
1月30日,雪が降るつもり中でしたが市政報告会を開催して頂きました。今回の報告会では,震災復興計画の進捗状況として宅地被害復旧・公共事業による宅地復旧90.6%,本市独自助成金制度による宅地復旧61.7%,復興公営住宅整備・3月末時点で約60%の2008戸予定等の他,復興期間を過ぎる事業として津波避難施設整備・海岸公園再整備・かさ上げ道路事業および避難道路についても報告させて頂きました。あわせて仙台市がおかれている財政状況についても報告させて頂き,特に「経常収支比率97.3%」(一般財源から毎年固定的に支出がどの程度充当されているか)について,この比率が高いほど政策的な経費に回す余裕がないことを報告したところほとんどの方が知られておらず,改めて伝えていくことの重要性を実感いたしました。
1月28日,かねてより建設を進めておりました新たな展示施設「仙台国際センター展示棟」の完成記念式典ならびに内覧会が挙行され出席してまいりました。仙台国際センターは平成3年9月より多くのみなさまに活用頂いておりましたが展示棟の完成により会議棟へと名称が変わり会議棟・展示棟の一体利用で6000人規模の大規模会議の開催が可能となりました。東北最大級のコンベンションセンターとして,交流人口の拡大や仙台・宮城・東北の魅力を内外に発信できる施設であります。3月の第3回国連防災世界会議をこけら落としに,4月から一般向けの開業となります,地下鉄東西線国際センター駅に隣接しており東京駅から2時間以内という立地も魅力であります。
1月25日,顧問を拝命している中山学区連合町内会の新春の集いが開催され出席してまいりました。挨拶では震災復興計画の進捗状況と近況について挨拶。懇談では市政に対するご意見や,選挙事務をめぐる一連の不祥事に対する苦情の他,地域課題の陳情など多くの声を寄せて頂き貴重な機会となりました。23日は地元上杉地区諸団体合同新年会が開催され,連合町内会・社会福祉協議会・体育振興会・民児協・募金会・赤十字奉仕団等々地域の諸団体が一同に集まる機会です,事務局を各団体輪番制で担っており,今年の事務局である体育振興会の役員として司会を務めさせて頂きました。
1月24日,仙台市議会「歩行禁煙等防止条例WG」として仙台市が重点地区として設置している「歩行禁煙モデルストリート」の現地調査を実施いたしました。現在,仙台駅前ペデストリアンデッキや中央通りアーケード街,東一番丁通など9地区6400mを重点地区として設置し歩行喫煙防止に取り組んでおりますが,条例制定に向けたWGのメンバーにて実態把握のため現地を確認することといたしました。土曜日の午後買い物客で賑わうメイン通りを約2時間調査いたしましたが,歩行喫煙者1名,路上喫煙者2名という結果であり思いの外マナーが守られており,モデルストリートの取り組みが浸透していると感じました。条例制定に向けては分煙という視点も大事な要素でありますのでWGで議論してまいりたいと思います。
1月22日,クリーン仙台推進員・クリーンメイト活動報告会が開催され,展示場等視察させて頂きました。仙台市では,ゴミの適正な排出や減量・リサイクルの促進を図るため,町内会等から推薦された方々を「クリーン仙台推進員」「クリーンメイト」に委嘱して各地域で活動のリーダー的役割を担って頂いております。この日は活動の事例紹介と報告会でありましたが,快適な生活環境づくりを市民と行政が協働して取り組んでいる好事例であります。展示場では市民団体の活動紹介も実施されており,知り合いの「ペットボトルラベルはがし調査実行委員会」のブースを見学。ペットボトルとプラスチックの違いなどまだまだ知られていないことも多く,分別に関する啓発が重要であることを改めて感じてまいりました。
1月21日,仙台西後援会のみなさまとの新年会を開催して頂きました。仙台市の震災復興計画仕上げの年度となることから,復興の先も見据えしっかり取り組んでいくことをお約束させて頂きました。また,今年は3月の国連防災世界会議・7月の仙台うみの杜水族館の開業・12月には地下鉄東西線の開業など明るいニュースもあることから,仙台市の益々の発展と地域の発展のためみなさまと共に取り組んでいくことも確認しあうことができました。
1月14日,組織のみなさんと大崎八幡宮どんと祭裸まいりに参加してまいりました。今年で何回目の参加となるか?初めて参加したのは20年以上も前のことで,その後空白はあったもののここ数年は連続で参加しております。今年は急用の事象が生じ残念ながら途中から離脱するというアクシデントもありましたが,今年一年の商売繁盛・無病息災そして初志貫徹を組織の仲間に託しましたので御利益にあやかりたいと思います。
1月12日,吉川県議会議員と共に仙台西部地区の支援者の方々へ県政・市政報告に伺いました。毎年同行頂いている先輩方々に感謝・感謝です。小正月の3連休ということもあり定義・西方寺は多くの参拝者で賑わっておりました。仙台市西部地区の秋保・作並・定義の観光施策について議会で取り上げてきている課題でもあり喜ばしいことであります。震災からの復興に向けた東部沿岸地区の取り組みと共に西部地区対策にも取り組んでまいります。
1月11日,平成27年仙台市成人式が挙され出席してまいりました。震災時は高校1年生であった子どもたちが,立派にこの日を迎え約11000人が大人の仲間入りです。新しく新成人となった皆さんは,それぞれが震災を通じて得た経験や教訓を未来へとつなげる責任をしっかりと自覚することが求めらているものと思います。私ごとでありますが我が息子も共に成人式に参加させて頂きました,成人した子を持つ親として改めて頑張ってまいりたいと思います。
1月7日,宮城県民社協会・宮城友愛核禁会議新春交歓会が開催され出席してまいりました。民社協会は,平成6年に解党した民社党の理念を継承し,自由・公正・友愛を基本とし国家観・世界観を持ち,社会保障の充実と雇用確保など働く仲間の生活を向上させることを目的に取り組んでおります。また,エネルギー政策・環境政策については,原子力の平和的有効活用と,地球益と国益の両立を図ることを目指し取り組んでおります。
1月6日,平成27年仙台市消防出初式が挙行され出席してまいりました。観閲行進では消防職員・消防団・防火婦人クラブ等々約1200名が分列行進され,総務財政常任委員会副委員長として立ち合いさせて頂きました。仙台市における火災発生状況は年間300件~400件で推移しておりますが,出火原因の第一位は放火(疑いを含む)です。放火防止のために「ごみは収集日の朝に出すこと」や「家の周りに燃えやすい物を置かない」などの環境づくりに取り組むことも必要であり皆さんのご協力をお願いいたします。この日の夜は,荒巻西防火協会主催による消防団出初祝賀会に出席してまいりました,仙台市民の安全・安心に向けて日夜活躍されている消防団のみなさまに心から敬意を表します。
1月5日,連合宮城2015新年交歓会が開催され出席してまいりました。私自身平成13年から平成19年の6年半にわたり専従役員としてお世話になった組織でもあります。労働組合ナショナルセンターの地方組織として政策制度の実現に向けて日々勉強をしていたことが思い出されます。当時は全国で最も若い副事務局長として,多くの先輩方からご指導を頂き無我夢中で活動に取り組んでおりました。連合宮城での経験を糧に労働政策・雇用対策・経済対策等にも取り組んでまいりたいと思います。
1月5日,今年初めの公務として平成27年仙台市中央卸売市場業務開始式が挙行され出席してまいりました。水産物部から始まり青果部・関連事業者・花き部・食肉部と各々「初せり」が開始されました。仙台市民107万人の台所として更には東北の基軸となる卸売市場としての役割りが求められております。特に本年3月に開催される国連防災世界会議では,諸外国のお客さまに対し「食」でのおもてなしも期待されております。本年も食の安全と安定供給に向けて頑張ってまいりましょう。