12月20日,12月5日開会された仙台市議会第4回定例会が閉会しました。今回の定例会では条例案7件,その他案18件,令和元年度補正予算3件の計28件の審議が行われました。条例案件では,国の職員の勤務時間に係る措置を考慮し職員の年間勤務時間の上限を定める「職員の勤務時間休暇等に関する条例の一部を改正する条例」を可決。都心再構築プロジェクトとの関係もある駐車場整備地区等において附置しなければならない駐車台数の算定基準を緩和する「建築物における駐車施設の附置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」を可決。補正予算では法律や心理など専門的知見を有する第三者を中心とした「いじめ相談支援窓口」を設置するために必要ないじめ対策推進に要する経費の追加1052万円,台風19号により被害を受けた土木施設の復旧に要する経費として7億1540万円の追加,同じく台風19号により被害を受けた宮城野区役所庁舎の復旧に要する債務負担行為7億8000万円の設定について審議可決いたしました。さらに,宮城県において検討が行われている「宿泊税」の導入について,自らその使途を決定し観光振興施策に活用することが可能となるよう仙台市における宿泊税の導入を求める決議を採択しました。今年最後となる定例会でありましたが充実した議論が出来たものと思います。
12月13日,仙台市議会第4回定例会にて今年最後となる一般質問に登壇しました。今回取り上げたテーマは①ガス事業の民営化について,各事業者へのリアリング状況・人材確保と職員への対応・事業価値と最低譲渡価格,②泉区役所の建て替えの事業方式について③集合住宅の町内会加入策について④町内会加入促進の取組みについて⑤音楽ホールの建設予定地について質疑。特にガス自由化後も離脱がない域内の状況をどう判断するのか?このことをもって事業価値が高いと判断するのには無理があることを指摘し,事業価値の見極めは民営化の行く末を大きく左右する決断でもあり最低譲渡価格設定について慎重な検討を求めました。また,宮城県が発表した宮城県民会館と県美術館の移転新築を受けて,県市連携施設の整備も視野に入れ仙台医療センター跡地を本市音楽ホール建設の候補地として検討に加え知事と協議することを求めました。
12月8日,復興祈願第4回心をつなぐ「若林シーサイドマラソン」に昨年に引続き参加してまいりました。今年は第1回大会の3倍以上となる1300名を超える参加があったと伺いました。震災後に造られた藤塚避難の丘を出発し,仙台藩初代藩主伊達政宗が晩年に松島湾と阿武隈川を結ぶ運河として建設を命じ,明治中期に完成した貞山堀(貞山運河)を横目に,新たに整備されたサイクリングロードを気持ちよく走ってまいりました。選挙の年ということもあり全く練習せずに参加したためタイムはジョギング程度でありましたが清々しい1日となりました。
12月6日,今年で34回目となるSENDAI光のページェントの点灯式が行われました。昭和の時代から続く光のページェントの昨年の観光客入込数は236万人で仙台七夕まつりの202万人を超えてイベントによる観光客の集約に大きな役割を果たす仙台の冬の風物詩として定着しました。点灯式が行われたメディアテーク前では,160本のケヤキに取り付けられた約60万個の電球が点灯されると一声に歓声が上がりました。昨年は資金難で開催期間が短縮されましたが今年は例年どおり12月31日まで楽しむことが出来ます,一人でも多くのみなさんに足を運んで頂きたいと思います。
11月28日,公益財団法人東京都公園協会日比谷公園サービスセンターに伺い小笠原センター長よりヒアリング。東京都の都市公園約70箇所中半数を指定管理者として運営されております。再整備計画に先立ちまずは東京オリンピックに向けて公園協会から「ゆりの花1万本の植樹」や「松の盆栽ゲートの企画」等,様々な提案をして東京都より予算を頂いているとのこと。一方で民間主催のイベントも多く,色々なところが傷んでいることからオリンピック前に修繕が必要で来月より年度内のイベントを中止しているという悩みも抱えている様子でした。再整備計画に向けては,オリンピック終了後に本格的な議論がなされると聞いているが現在は「パークミーティング」として公園を中心とした地域コミュニティの形成に向け公園協会が事務局となり運営している。その特徴は近隣に住民が居住していないことから近隣の企業約20社が参加しているという点で今後都の再整備計画に声を上げていくとのこと。日本で初めての西洋公園であり大幅に公園の形を変えることになく歴史的公園として守っていきたい,賑わいを求めることで公園本来の役割を失うことにならないよう取組みたいというセンター長の言葉が印象的でありました。
11月24日,第39回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会が開催され地元体育振興会のみなさんと恒例の沿道整理にあたりました。震災を機に平成23年より岐阜県から宮城に舞台を移したこの大会ですが機会を頂き欠かさずお手伝いにあたっています。小雨の降る中ではありましたが東京オリンピックマラソン代表の選手が出場するということもあり多くの市民が沿道から声援を送りました。実業団の駅伝日本一を決める大会,愛称は「クイーンズ駅伝in宮城」日本三景の松島をスタートし杜の都を駆け抜け仙台市陸上競技場まで22チームが熱い戦いを繰り広げる大会は,スポーツの力・応援の力を希望につなげる東日本大震災の復興支援活動「ハートフルプロジェクト」としても定着しております。
以下に概要を掲載します。
11月11日,名古屋市に伺いナゴヤイノベーターズガレージの取組みについて視察いたしました。経済発展の段階が低い経済では企業への就職機会が少ないために起業する傾向が強いが,愛知県では活発な経済活動と高い求人倍率等から起業が行われる可能性は低いというヒヤリング調査から総合計画2030に名古屋市の企業支援施策を位置づけ,名古屋大都市圏の経済のさらなる発展を目指し企業の新たな価値の創出を促進するため,経済団体等との連携により企業の交流・共創を促すイノベーション拠点として令和元年7月に開所。コラボレーションエリアとして150名規模のイベントが開催可能な多目的エリアや50名規模のプレゼンテーションエリアの他,18名規模の会議などが開催可能なミーティングルームを設置し,意欲ある起業家や企業が集うスペースを会員登録性により活用をはかっており登録会員ならびに中部経済連合会が実施する事業での利用を可能としている。名古屋市主催の主な事業として「ICT企業等の交流投資促進事業」「女性おび中小企業イノベーション創出支援事業」学生と中小企業がデザインを活用して新商品を開発するワークショップとしての「デザインイノベーション促進事業」を展開,運営は中部圏イノベーション推進機構(中部経済連合会が本事業のために設置)が担い,賃貸料等の予算は8200万円余で人件費は経済連合会で対応されていることが特徴。また,新しいアイディアを持つベンチャー企業や学生・地元の大企業,支援を行なう名古屋商工会議所等のネットワー形成の場として「なごのキャンパス」を本年10月に廃校となった小学校の活用し民間により運営が行われている点は特徴的な取組みであります。
11月12日,名古屋市環境学習センターにて環境学習センターの運営状況について視察いたしました。冒頭バーチャルスタジオを体験,迫力ある映像を見ながらタブレットを使ってクイズに答えながら進むシアターは大人でも真剣に見入るほど魅力的でありました。愛称「エコパルなごや」は,主に小中学生を対象に身近な環境から地球環境まで幅広く環境問題について考え取り組むための環境学習の拠点施設として整備されました。昨年5月にリニューアルし経費は年間6800万円で業務委託により運営されております。来館者数は年間3万人ほどで約4割は個人来館者であることも特徴の一つと感じました。教育委員会との連携もあり指定管理制度を採用せず教育関係と密接に取り組むため職員も運営に関わっていることも特徴的であります。体験型のワークショップやテーマに沿って学べる展示室も充実しており仙台市の「たまきさんサロン」にも参考となる事例でありました。
11月12日,農業生産法人こと京都株式会社にお伺いし九条ねぎを活用した6次産業の先進的な取組みをレクチャー頂きました。地元農業者40件をはじめ北海道・岩手・熊本など全国17道府県に仲間をつくり栽培してもらい確実に買い取りを行なうことで安定した運営を図っている。6次産業を目指したというよりは農家の安定的な収入を確保することを考えた結果として6次産業といわれるようになった。現在の課題は,縦割り(加工・袋詰め・運搬など)になりつつあり本来の強みである一人ひとりが生産者という意識を忘れないよう従業員に指導している。印象に残ったのは,「多くの視察を受け入れているが“こと京都さんだから出来たんでしょ?”という質問が多いのですが,決してそうではなく何処でも達成しえるスキームであることを知って頂きたい。」とのことでありました。事業戦略としては「ブランド(京都・伝統野菜など)」「絞り込み(商品・販売先など)」「6次化(加工による商品化・経営の安定化など)」「グループ化(九条ねぎ生産者団体・独立支援研修制度など)」を掲げている。特に,ラーメン屋用の3mmカットの加工ねぎにターゲットを絞り込みスタートしたことで注目が集まり,うどんを含めた外食産業・小売り・カップラーメン業界等リスクヘッジを図り現在はカルビーのポテトチップやヤマザキのランチパックにも使用されるに至っているとのこと。栽培管理~収穫~原料洗浄~カット加工~計量包装~梱包発送~納品まで一貫した工程を自社で行うスキームはまさに6次産業の先駆的取組みであります。
11月13日,北浜水辺協議会では2008年川とまちをつなげたいとビルオーナーやテナント,地元・NPOが連携して初めての川床社会実験が実現されたとのこと。2009年7月に北浜水辺協議会を発足し河川法の規制緩和も追い風となり川床が常時出せるようになったことから北浜の水辺に川床がならぶ「川床100軒」を目指し現在は15テラス14店舗が営業されております。コンセプトは「陸と川の連続性をつくる」「見る見られる水辺の風景をつくる」「継続可能な大阪の風物詩をつくる」として取り組んでおり,特にまちづくりの一翼を担えるよう大阪の風物詩を自ら作っていくという点がキーになるものと感じました。また,1階部分の川床だけでなく地下1階部分や護岸の外側ともつないで立体的に水辺を楽しめる「立体川床」を実現され,まちに奥行きをつくっている点が特徴であったと思います。本市における広瀬川の川床活用に向けた大きなヒントを頂いたものと思います。
11月9日,第9回仙台リレーマラソンが開催され昨年に引続き市議会有志のみなさんと参加してまいりました。今回は529チーム5643名の数多くのみなさんより申し込み頂きました。晩秋の仙台を彩るスポーツイベントとして市民のみなさんにしっかりと定着してきたものと思います。リレーマラソンはその名のとおり家族や友人,職場などでチームをつくりメンバー全員が協力して“たすき”をつなぎ楽しみながらゴールを目指すという,走ることの楽しさを気軽に体感することが出来るイベントでもあります。この日ばかりは会派の垣根を越えて仙台市議会有志のみなさんと無事完走することができました。スポーツを通じた交流これからも大切にしてまいりたいと思います。
11月3日,市政施行130周年ならびに政令指定都市・区制移行30周年を迎え,これを記念して青葉区植樹式が開催されました。昭和61年仙台市より1市2町に対して合併協議の申し入れが行われ,昭和62年に宮城町が合併,翌63年に秋保町と泉市合併が実現いたしました。これにより仙台市の人口は約88万8千人となり平成元年4月1日政令指定都市に移行されました。平成元年(1989年)は仙台市市制施行100周年を迎えた記念すべき年でもあり早いもので30周年を迎えました。東日本大震災からの復興事業に取組み,平成27年には着工から7年を経て地下鉄東西線が開業し東西南北を十文字に結ぶ骨格交通網が形成されました。仙台市が更に歩みを進めていくため微力ながら取り組んでまいりたいと思います。
[札幌市市民文化局地域政策部区政課 小野係長]
11月1日,札幌市にて安心で安全な公共空間整備促進(防犯カメラ設置補助)事業についてレクチャー頂きました。札幌市では安心安全のための4億円の寄付の申し出を受け,平成30年度より町内会・自治会を対象とした防犯カメラ設置補助事業をスタート。北海道警との協議の中で当初は町内会2000台・札幌市設置分500台の計2500台の防犯カメラ設置を計画,しかし寄付予定の4億円のうち平成30年に発生した胆振東部地震に3億円をとの意向が示され当面3年間で600台の設置へ変更した経過にあります。まちづくり推進基金へ繰り入れし一般会計とは切り離し補助事業の予算は別枠で確保している点は特徴的取組みでもあります。事業1年後の検証として,町内会全体の合意形成が要件となっているものの一部の町内会会員よりプライバシーの侵害にあたるとの苦情が発生し,マスコミも大きく取り上げたことからせっかく設置した防犯カメラを撤去する事象が発生,今年度よりプライバシーマスクとしてマスキング機能のあるカメラの設置や玄関先が映り込む場合は同意書を頂くよう変更されたとのこと。また,町内会に対して設置すること・設置したことの周知の徹底を図ること盛り込むようにも変更されたとのこと。札幌市では「防犯カメラの設置及び運用に関するガイドライン」を平成20年に制定していたこともあり,事業のスタートとしては比較的スムーズな対応であったとも伺ってまいりました。本市の防犯カメラ設置補助事業が更に推進されるよう予算規模も含め検証してまいりたいと思います。
10月29日,令和2年度仙台市予算の青葉区関連について青葉区長に要望書を提出しました。去る10月17日に会派基本政策を郡市長に提出しこれらを踏まえ予算編成に当たり青葉区関連の要望を取りまとめたものです。地域コミュニティの充実に向けた「ふるさと支援担当職員の拡充」歩行者安全対策強化として「歩道根上り箇所の早期改修」障がい者の歩行安全対策として「点字ブロックの点検・修繕」通学路の安全対策として「横断歩道の白線引き直し」安心安全なまちづくりの観点から「雨水排水環境の改善と排水弁の定期的な清掃」「管理不全な特定空家に対する追跡調査やよび勧告」等々,区民一人ひとりが安全・安心で安定した生活が出来,さらに活力あるまちづくりを実現するため要望いたしました。
10月27日,宮城県議会議員選挙が挙行されました。青葉区では深夜の1時前まで開票作業が長引き県内で最後となる結果でもありました。投票率は31%台まで落ち込み,参議院選挙から始まり仙台市議選そして宮城県議選となった今年は有権者のみなさんも選挙疲れなのでしょうか?関心の低さは私たち議員としの取組みにも課題があるかも知れませんので今後の活動に活かしてまいりたいと思います。青葉選挙区では職場の同僚でもある「吉川ひろやす」氏が見事4期目の当選を果たしました,今後とも県政・市政連携をとりながら宮城県・仙台市発展のため,地域の発展のため微力ながら取り組んでまいりたいと思います。
10月23日,9月19日から開会された第3回定例会が閉会しました。今回の定例会では条例案18件,人事案5件,その他案7件,令和元年度補正予算2件,決算認定7件の計39件の審議が行われ,平成30年度一般会計歳入歳出決算中歳出第7款土木費について反対多数にて不認定。条例案件では,地球温暖化対策等の推進に関し基本理念・市・事業者及び市民等の責務,特定事業者の温室効果ガスの排出量の削減に係る計画書の提出義務等を定める「仙台市地球温暖化対策等の推進に関する条例」を可決。その他案では,道路照明灯に係る和解案について二度とこのような事案が発生しないよう実効性のある再発防止策を速やかに講じることを求める附帯決議を賛成多数で可決。関連する市長・副市長の給料を減額する条例と東北電力からの協力金に係る歳入の補正予算について集中審議を行い可決。その他の補正予算では,仙台-バンコク定期直行便の就航に伴いプロモーション経費1500万円,東京オリンピックを契機とした誘客と周遊促進を図る経費2700万円について審議可決いたしました。本任期初めてとなる定例会でありましたが充実した議論が出来たものと思います。
10月17日,会派「蒼雲の会」の基本政策をとりまとめ市長に提出しました。無所属の立場から市民第一の市政実現を目指していくため5つの視点57項目について提言させて頂きました。①【子供】子育て支援環境の充実と教育改革として9項目②【福祉】市民福祉の充実と市民協働のまちづくりとして10項目③【安心】安心・安全の仙台版防災対策とインフラ整備として14項目④【地元】地元中小企業への支援など地域経済の活性化として15項目⑤【市民】市民満足度の向上に向けた行財政改革と市議会の活性化として9項目。私たちは現在策定中の本市総合計画に対してもこれらを踏まえて対応してまいりたいと思います。
10月10日,決算等審査特別委員会の教育費について質疑いたしました。今回取り上げた課題は,昨年発生した大阪北部を震源とする地震に伴い市立学校内の「ブロック塀」の調査結果と安全対策の実施状況について,本年9月岐阜県岐阜市において学校内にある照明装置のついた高さ13メートルのコンクリート柱が倒壊した事象を受けた本市としての取組みについて対策を求めました。また,これまで何度も取り上げている教職員の負担軽減に向けた労働時間管理について,教職員の負担を軽減することで子ども たちとしっかり向き合う時間を確保する観点から質疑,部活動指導員の配置の取組みや,学校給食費公会計化・事務職員の有効活用など教員免許がなくても出来る仕事を切り分けるなどして教育に専念できる環境をづくりを求めました。
10月6日,顧問を拝命している中山地域の学区民運動会が開催され実行委員として参加してまいりました。天候が心配され体育館での開催となるものと誰もが思ってましたが,事務局は小雨の中で屋外での開催を選択,結果として天気は持ち午後からは晴れ間も覗き絶好の運動会日和のもと開催することが出来ました。昨年度に引続き私は審判係の副責任者としてフル回転,昨年は雨で体育館での開催であったことから忘れている点も多く何度か失敗する場面もありましたが第50回となる記念の運動会は地域のみなさまの協力により大変有意義なイベントとなりました。
9月30日,新しい任期となった第3回定例会にて一般質問に登壇いたしました。高まる保育需要への対応・子育て支援・高齢化社会に対応した福祉施策・教育環境の整備等々どんなに耳障りのの良い公約を並べても,それらを進めるためには財源の裏付けが必要であり私たち議員は責任を持った発言と政策を提言していかなければなりません。本市の施策を推進するためには歳入の確保が急務であり「増収に向けた財源確保策について」歳入確保と若者の雇用創出に資する「次世代放射光施設の活用について」経済政策に関連し期待の持てる「ILC国際リニアコライダーの誘致について」平成28年第1回定例会において計画書制度のモデル事業の実施にあたり何点か指摘してきた「仙台市地球温暖化対策等の推進に関する条例(案)について」本年10月30日就航が開始される仙台-バンコク定期便を機会とした「タイとの観光・経済交流について」質問させて頂きました。特に,次世代放射光施設に関連する研究施設や企業誘致に向けて各種制度を早期に明らかにし時を逸しない取組みと市長自らのトップセールスによる企業誘致の取組みについて求めました。
9月29日,副会長を拝命している地元町内会(北杜会)のみなさんと芋煮会を開催しました。今回の開催にあたってはいつも出席が叶わない私のために日程を調整して頂き設定して頂きました。普段はゆっくり懇談することが出来ない役員以外のみなさんとも親しくお話しする機会となりました。町内会の役員の高齢化に対するご意見,時間帯車両進入禁止に関するご意見,水道事業のみやぎ型管理運営方式に関するご意見等々得られる情報は少なくありませんでした。地域のコミュニティ形成に必要な町内会活動です。今後とも微力ではありますが副会長として取り組んでまいります。
9月28日,職場の同僚でもあり私の議員活動を支えて頂いている宮城県議会議員「吉川ひろやすを囲む会」事務所開所式・総決起集会が開催され応援の挨拶をさせて頂きました。県が進める広域防災拠点や今後の経済対策として期待が持てる次世代放射光施設等,立地自治体である本市と宮城県との連携は必要不可欠であります。また,宮城県上工下水一体官民連携運営事業(みやぎ型管理運営方式)も関係する市町との合意形成も必要であります。今後とも,地域の発展のため県政・市政連携を取りながら取り組んでまいりたいと思います。
9月22日~23日,外部コーチとしてお手伝いしている中学校の子どもたちと合宿に行ってきました。部活動のガイドラインが示され中総体や新人戦などの大会前のハイシーズン以外は土日等の休日はどちらかを休みにするよう指導がなされており,合宿はあくまでも保護者主催にて企画して頂いております。台風17号の影響で天候が危惧されましたが屋内練習場を確保して頂くなど無事2日間の合宿終えることが出来ました。合宿を通じて技術力の向上だけではなく共に生活することでチームワークの形成にも役立つことと思います。私自身も部活動を通じた健全育成の取組みを続けてまいりたいと思います。
9月13日,東北経済連合会内から東北大学青葉山キャンパスに場所を移した一般社団法人光科学イノベーションセンターにて東北放射光施設の建設状況について伺ってまいりました。本年3月に敷地造成工事に着手され現在は約20%の進捗状況とのこと,土の搬出に伴う車両の台数制限など細かい課題はあるものの順調に進んでいるものと認識してまいりました。仙台市には許認可関係でスムーズな対応をして頂いていると感謝の言葉も頂いてまいりました,国との協働事業という側面もあり立地自治体である仙台市のサポートは欠かすことができないものと思いますので,一般質問で取り上げてまいりたいと思います。
9月8日,今年で58回目となる青葉区「健康ウォークラジオ体操」が開催され上杉学区民体育振興会のみなさんと参加してまいりました。上杉体振では,学区民運動会をはじめ子ども相撲大会や子供会を対象としたミニ運動会(チャレンジランキング)の他,全日本大学女子駅伝・全日本実業団女子駅伝などの沿道整理のボランティアにも参加しております。また,夏祭り実行委員会の事務局を担当するなど体育振興のみならず地域のみなさんとのネットワーク形成に向けて取り組んでおります。
9月1日,令和元年度仙台市青葉消防団特別点検が挙行され出席してまいりました。青葉消防団員は定数260名に対して9月1日現在210名学生消防団員活動認証制度により活躍されている大学生も増加傾向にあります。東日本大震災以降も全国各地で地震や集中豪雨といった大規模な自然災害が相次ぎ発生しております,今後も異常気象などによる災害が増えることも予想される中,地域防災の中核的存在である消防団の重要性はますます高まっており地域からの期待も一層大きくなっています。昼夜を問わず市民の安全・安心のために取り組んでいる消防団の活動に敬意を表します。
8月28日,本日より3期目の活動がスタートしました,気持ち新たに取り組んでまいる所存です。選挙戦でお約束させて頂いた〇町内会を中心とした地域コミュニティによるまちづくり〇高齢化社会を見据えた介護施設の整備〇子育て支援と待機児童の解消〇たくましく生き抜く力を醸成する教育環境の整備〇財源確保に向けた地域経済の活性化〇人口減少社会に対応するための企業誘致と雇用の確保等々,これからの仙台市の課題への対応についてしっかり取り組んでまいります,引き続きご指導・ご鞭撻賜りますようお願いいたします。
8月25日,仙台市議会議員選挙投開票日おかげさまで6364票を獲得し上位当選を勝ち取ることが出来ました。多くのみなさまからは当選のお祝いの後に出る言葉「惜しかったね」前回トップ当選であったことから支援者のみなさまからは連続トップ当選の期待が大きかったことを改めて感じました。地盤である中山地域のお隣から参議院議員の秘書が立候補したことから大きく票を落とすことも覚悟しておりましたが,前回から475票を落とすに留まることが出来たのは上出来でありスタッフのみなさんの頑張りあり,応援して頂いた多くのみなさまに感謝申し上げます。
8月16日,仙台市議会議員選挙の戦いの火蓋が切られ8月24日までの9日間戦ってまいりました。第一声では受付の関係から時間までに標旗が届かず,お集まり頂いたみなさまを待たせることを回避するためマイクを使用せずに肉声により実施することとなり難産のスタートとなりました。それでも300名を超える方々に足を運んで頂き多くの支援者のみなさまの暖かい声援のもと3期目の戦いを始めることができました。初陣の際は無我夢中で2期目の際は勢いそのままに,3期目の戦いとなった今回が一番しんどい戦いであったと感じました。4年前のトップ当選によりに他候補が私の地盤に入り剥がされていくのが肌で感じ選挙中盤は,この4年間の活動が果たしてどうであったのか?自問自答をしながらの選挙戦でもありました。しかし,選挙の始まりにあたりスタッフのみなさんに明るく・元気で・笑顔を絶やさずという私の願いを受けてめて頂き,選車は明るく終始笑顔,選挙事務所も帰ってくるのが待ち遠しいほど和やかな雰囲気,選対スタッフは初めての選挙で大変であったに違いなのに常に笑顔で私に接して頂き,おかげで9日間戦い抜くことが出来ました。69候補者の中でおそらく最も若い陣営であったと思いますが「若い力」すばらしいスタッフに恵まれた3期目の戦いでありました。
8月10日,青年部のみなさんと恒例となっている宅老所の清掃ボランティアをしてまいりました。宅老所は,小規模で家庭的な雰囲気の中で高齢者に対して食事等のサービスを行う取組みで地域共生型サービスです。近所に遊びに行く感覚で家族のように気軽に足を運ぶことができる取組みは介護予防にも貢献しているものと思います。お伺いしている「さざんか」はサービスを提供しているスタッフの方々の高齢化に伴い高い場所の清掃や庭の手入れ等に苦労しているとのお話しを頂き,青年部のみなさんと毎年ボランティアにお邪魔しています,継続することが大切でありますので今後ともお手伝いしてまいりたいと思います。
8月3日,中山市民センターにおいて囲む会事務所の開所式を執り行いました。他陣営は既に後援会事務所開きを終えており,遅ればせながらの開催となりましたが会場に入りきれないほどの多くの支援者のみなさんに足を運んで頂きました。2期8年の取組みと今後の政策について決意表明の機会を頂きました。「町内会を中心としたコミュニティの形成によるまちづくり」「高齢化社会を見据えた介護施設の整備」「待機児童解消に向けた子育て支援」「たくましく生きることを醸成するための教育環境整備」「福祉施策等を持続可能とするための経済対策と財源確保」「人口減少社会を見据えた雇用の確保」等々について取り組んでいくことをお約束させて頂きました。
8月1日,東北の食材を活用するカフェ・レストラン「Route 227s Cafe」の内覧会に伺いました。「食」をはじめとした東北の多様な魅力を広く発信し東北全体の交流人口の拡大や活性化に貢献することを目的としたカフェ・レストランです。東北の227の自治体の食材をカフェレストランスタイルで提供し仙台の中心である勾当台公園から発信することでより一層東北地域の多様な魅力を提供することが期待されます。今後,東北に関連したイベントやワークショップなどの開催が予定されておりますので多くのみなさんに足を運んで頂ければと思います。
7月25日,3期目の挑戦に向けて囲む会の幹事会を開催しました。4年前との大きな情勢変化について,事務所を置き地盤としている中山地域は4年前の選挙後に新たに先輩議員が連合町内会の顧問に就任したこと,隣接する川平地域から国会議員の秘書が出馬すること,住まいを置く上杉地域においては後輩議員が新たに住まいを構えたこと等々,前回とは全く違った情勢になっていることから更なる支援をお願いさせて頂きました。また,投票率の低下が懸念され仮に3ポイント下回ることで定数15名一人あたり500票を失ってしまうことも説明し投票率向上に向けた取組みについてもお願いさせて頂きました。
7月24日,恒例となっている企業後援会「ニューシティ懇話会」主催による親子エネルギー施設見学会を開催して頂きました。今年は普段中々見ることの出来ない電力ケーブル用「洞道」を見学。洞道とは,変電所と変電所を結ぶ地下のトンネルのようなもので仙台市内では地下鉄よりも更に深い地表より20m~30mに設置しています,今回見学した洞道は南仙台変電所(太白区郡山)~仙台中変電所(青葉区本町)まで7.3kmで市内では最長となります。市街地に電力を供給する送電線は,従来はほとんど道路を直接掘削してつくる地中管路方式で建設しておりましたが,昨今の交通事情を考慮し工事の繰返し施工の回避や将来の需要増を見込んだ電力ケーブルを収納できる洞道形式を採用としているとのことでした。子どもたちには少し難しかったかもしれませんが夏休みの宿題に役立ててもらえばと思います。
7月22日,常日頃お世話になっている中山地域にある加藤けんいち事務所を戦いに備え衣替えを始めました。市政の相談所として開設し約8年になります,衣替えをしてもその機能は変わりませんので多くのみなさまにお立ちより頂き声を寄せて頂きたいと思います。後援会としての事務所開きは8月3日(土)14:30から中山市民センターにおいて「加藤けんいち事務所開所式」として実施予定です。こちらにも多くのみなさまに足をお運びいただき叱咤激励を賜りますようお願いいたします。
7月16日,選挙公報に必要な写真撮影をしてまいりました。4年前も活動日誌に同じような掲載をした記憶がありますが,つい最近のよう気がいたします。夢中で走り続けてきた4年間はあっという間でもありました,みなさんにお約束させて頂いた「暮らしに夢を!子どもたちに未来を!」のキャッチフレーズを掲げ私なりに取り組んでまいりましたが,頂いた声すべてを市政に反映することは難しいことも事実であり正直不安もありますが,これからも頂いた声を市政に反映すべく努力してまいりたいと思います。
7月7日,恒例となっている上杉体育振興会主催第27回チャレンジランキングを開催しました。子ども会対抗によるミニ運動会としてスリッパ飛ばし・大輪投げ・キンボールリフティング・雑巾がけリレー等々親子揃って楽しんで頂ける競技を考え毎年開催しております。特に本年度は雨天により6月の学区民運動会が中止になったこともあり天候が心配されましたが無事に開催することが出来ました。町内会加入率の低い上杉地域ではありますが,運動会等の地域行事を実施していることから町内会に加入していない家庭でも小学生のいる家庭ではそのほとんどが子ども会には加入しております,行事を通じ地域を知って頂くことも大切な取組みですので町内会加入の一助になればと思います。
6月29日,地元上杉地区において「市政報告会」を開催いたしました。あいにくの雨模様となり参加頂けるのか不安でありましたが,心配とは裏腹に足元の悪い中にもかかわらず多くの方にご参加頂き開催することができました。上杉地域は文教地区として人気のエリアで高齢化率17.99%(仙台市平均24.54%)と比較して最も高齢化率が低い地域であります。40代・50代の割合が33%,30代を加えると全体の47%を占め若い世代が多いのも特徴であります。一方で分譲マンションだけで約100棟で5,600戸,上杉地区全体で11,000世帯の半数となっており賃貸集合住宅と合わせると全体の約7割を占め町内会加入率が低いことが課題でもあります。集合住宅の町内会加入促進に向けてはこれまでも議会で取り上げてきましたが引続き努力していくことを報告させて頂きました。また,東北大学農学部雨宮キャンパス跡地に建設予定の大型ショッピングセンターに係る情報について触れさせて頂き,今後とも事業者・仙台市と情報交換を進めながら地域との調和が図れるよう取り組んでまいることについても報告させて頂きました。
6月24日,仙台市議会第2回定例会が終了いたしました。今回の定例会では条例案10件,諮問1件,その他案件2件,令和元年度補正予算1件の他,議第1号(議員提案による条例)の計15件の審議が行われ原案のとおり可決しました。条例案件では,児童クラブの放課後児童指導員はこれまで都道府県知事が実施する研修を修了したものとされておりましが指定都市の長も実施することができるよう「仙台市放課後児童健全育成事業及び家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」や東部沿岸地域である荒浜地区の建築物に関する制限の内容を変更するため「仙台市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例」を審議可決。補正予算では電力契約の見直しに伴う市街灯電気料金の減額1697万円,コールセンター等整備事業に係る債務負担行為4億9300万円の設定について審議可決いたしました。本任期中最後となる定例会でありましたが充実した議論が出来たものと思います。
6月17日,仙台市議会第2回定例会にて一般質問に登壇いたしました。今回取り上げた課題は,①高齢者運転免許証の自主返納支援について,地下鉄・バスの利用環境が充分ではない地域を考慮した支援策と他都市の先見事例を参考に積極的に調査を進めることを求めました。②青葉まつり伝承館の整備検討について,伊達文化の大切な観光資源である「青葉まつり」と「すずめ踊り」を活用した集客促進に向け提言いたしました。③集会所へのエアコン設置補助対象拡大について,現行の集会所に係る補助金交付要綱ではエアコン単体の新設は交付対象外となっており昨今の暑さ対策から対象拡大を提言。④市立学校エアコン設置工事の発注の在り方について,本市の競争入札参加資格登録要綱に基づくと現行の発注方法では対象業者が限定されるため早期設置と工期短縮に向けて発注の在り方について再考を提言しました。⑤中学校運動部活動のガイドラインについて,ガイドライン策定後初めての中総体でもあり実態の把握と検証を求めました。各々の提言に対し前向きな答弁を引き出すことが出来ました。
6月13日,議員提案として「仙台市人と猫との共生に関する条例」を提出し筆頭提出者として提案の説明をさせて頂きました。私たちの生活に癒しや安らぎを与えてくれるペットの中でも猫は多くの人に愛される存在であります,その一方で不適切な猫の飼い方が飼い主のいない猫を発生させ,地域の生活環境に悪影響を及ぼしたり飼い主のいない猫に対する無責任な給餌が住民間のトラブルを招く原因となったりするなど本市においても近年猫に関する苦情や相談が増加しております。こうした現状を踏まえ超党派の議員による条例検討会議を立ち上げ条例の策定に向けて検討を進めてきたものです。本条例は,飼い猫の適切な飼養の方法や地域猫活動等に関する知識,終生飼養の重要性などについて更なる普及啓発と市民の理解をお願いするものです。
6月12日,令和元年度仙台市総合防災訓練が挙行され出席してまいりました。6月12日は市民防災の日でもあり市民参加型訓練として9時に地震が発生した想定で地震の際の安全行動を身につけるシェイクアウト訓練を全市一斉に実施いたしました。その後,情報収集訓練・道路啓開訓練・避難場所等確保訓練・倒壊建物等救出訓練等々が実施されましたが,円滑な救助活動につなげるための重機やレッカー車を活用した放置車両・荷物の除去・倒木の除去などの初動対応の重要性を改めて実感した訓練でもありました。地域防災の中心となる仙台市地域防災リーダー(SBL)の参加により地域の防災訓練へのフィードバックが出来ることにより更に地域防災力の向上に繋がることと思います。
6月8日~11日,仙台市中学校総合体育大会が開催され外部コーチとして参加してまいりました。昨年10月に「運動部活動の方針」いわゆるガイドラインが示されてから初めての中総体でもあったことから,ガイドラインで示された練習時間(平日2時間・休日3時間で1日の休日を設ける)について,保護者や知り合いの顧問の先生・外部コーチの方々に聞き取りさせて頂きましたが,「時間の制約で練習が難しくなった」という声が大半でありました。この点については議会において検証を求めてまいりたいと思います。3年生にとっては最後の中総体でありましたが今年も子どもたちから多くの感動を頂きました,スポーツを通じ子どもたちの成長に携われたことに感謝であります。
6月5日,今週は顧問を拝命している「みやぎ中小建設業協会」の総会にお招き挨拶の機会を頂くとともに,仙台市発注工事に係る課題提起の話しも聞くことができました。また,常日頃私の議員活動を支えて頂いている先輩方の総会にも複数お招き頂き,仙台市と電力産業に係る道路照明灯の課題などについて報告の機会を頂きました。まだまだ未熟者ではありますが地域の代表として,電力産業で働く仲間の代表として自治体とのパイプ役をしっかりと担ってまいりたいと思います。
6月2日,川平後援会主催による市政報告会を開催して頂きました。川平地域の後援会は川平の“川”と加藤の“藤”の文字を取り「川藤会」として常日頃からお世話になっている方々でもあります。この日は施政報告の前段にワークショップを開催して頂き,住んでよかったこと・不便なこと・不満なこと・これからのことで心配なこと等々自由に意見交換を行い,バス路線に対する要望や高齢者のごみ出しの問題,諸団体の活動拠点であるコミニティセンターの活用の在り方,町内会役員の担い手不足など様々なご意見を寄せて頂き今後の活動におけるヒントも頂きました。市議会議員として10年先20年先のビジョンを提言しつつも並行して生活に密着する課題についてもしっかり取り組んでまいりたいと思います。
5月26日,4月から続いていた連合町内会ならびに単位町内会の総会も終盤となり,この日は副会長を拝命している地元町内会「北杜会」の総 会を開催いたしました。例年会員相互の懇親を深めるために秋保温泉を会場に日帰り温泉付きでの総会を開催しております。一番若手でもありますので総会の司会から懇親会の司会まで一手に引き受けさせて頂いております。多くのみなさんとの懇談の中で自分では中々気づくことのできない地域の課題も確認することが出来ました,早速課題解決に向けて取り組んでまいりたいと思います。
5月24日,第26回宮城県民社協会の総会を開催いたしました。昨年10月の第4次安倍改造内閣発足以降も,世論調査による内閣支持率は48%という高い数字となっており同調査による政党支持率でも自民党は35.2%に対し,旧民進党の分裂により結成された立憲民主党4.8%・国民民主党0.7%という低い支持率が表しているように野党の在り方にも大きな課題があるといわざるを得ません。私たち民社協会は民社党の理念を引き継ぎ何よりも国益や国民の生活を第一に考える政治団体として活動を展開しております。今後とも「自由・公正・友愛」の精神のもと地域発展に資する取組みを進めてまいりたいと思います。
5月18日・19日の両日,代表を拝命している地元祭連「上杉山雀“絆”」のみなさんと第35回目となる青葉まつりに参加してまいりました。 今年の人出は過去最高の97万人とのこと,色鮮やかな扇子を持った雀踊りは約2000人の踊り手が元気に観客を魅了しました。私たちの祭連は 18日は中央通り流しと定禅寺通り流しにエントリーし,翌19日は中央通り流しの後東二番丁通りの大流しにて演舞いたしました。上杉山通小学校の子どもたちを中心とした親子祭連は総勢60名を超え市内でも大きい祭連でもあります。今後とも仙台の伊達文化を象徴する青葉まつりを盛り上げてまいりたいと思います。
5月12日,第29回目を迎えた仙台国際ハーフマラソン大会が開催され13000人のランナーが新緑まぶしい杜の都を駆け抜けました。今年からコースが変更となり例年とは違った場所にて恒例の給水ボランティアに参加いたしましたが,「水」のプラカードを持ち選手のみなさんを大きな声で激励,逆に多くのみなさんから声をかけて頂く格好となりました。毎年開催後に考えることは来年こそは選手として参加したいという思いですが,ここ数年思うだけの繰り返しです。選手として参加かボランティアによる参加かいずれどの立場でも大会を盛り上げていきたいと思います。
5月11日,仙台市議会では議員提案による条例制定を目指し「(仮称)仙台市人と猫との共生に関する条例」ならびに「仙台市将来にわたる責任ある財政運営の推進に関する条例」の検討会議を設置し1年間にわたり議論を重ねてまいりました。この日は「(仮称)仙台市人と猫との共生に関する条例」骨子案の市民説明会を開催し幹事メンバーとして司会を努めさせて頂きました。今後14日まで頂いたパブリックコメントを踏まえ,骨子案の条文化・文書法制課との調整・条例審査等々の準備を進め6月開会される第2回定例会に提案すべく頑張ってまいります。
以下に概要を掲載します。
5月8日,昨年4月より仙台からの直行便を就航したFDA(フジドリームエアラインズ)出雲空港支店に伺いました。静岡にある鈴与が2008年に静岡エアコミューターから名称を変更し設立,日本航空が撤退した小牧空港に参入し事業を拡大されてきたとのこと。就航先16空港に毎日80便を運航しており,その他1800/年間チャーター便も運航しているとのこと。最近多く進出しているLCCとは違い「リージョナル航空会社」=小型旅客機による地域的な運航輸送を担う航空会社として新しいビジネスモデルに挑戦をしてきています。仙台~出雲線においては昨年就航した4月から11月までは搭乗率8割で推移してきたがビジネス客が少ないことと,冬季で寒い時期になったことで1月~2月は4割に落ち込んでいたが観光客を中心に3月以降は7割まで改善。他航空会社からは仙台~出雲線の就航は大丈夫なのか?という見方もされていたが年間の搭乗率は73%の実績で貢献している状況とのこと。仙台から出雲への時間短縮効果は,これまでの伊丹空港経由で約4時間・東北新幹線を利用し羽田空港経由で約5時間であったのが直行便だと仙台駅から約2時間30分に短縮されたがまだまだ知られていな点が課題であり今後認知度を上げる取組みが必要。また,今後の戦略として仙台空港は宮城県の入口としてだけでなく東北の入口という取り組みを共に進めたいという提言も頂きました。自治体との協力という視点では,愛知県豊山町の町長が出雲市・松江市へのトップセールスを実施し誘客の取組みを図っているとのことで就航先へのトップセールスは本市においても参考とすべき取組みであります。
5月8日,一般社団法人出雲観光協会に伺いました。史上初となった10連休の人出は年末年始を凌ぐ人出であったが市と観光協会にて事前に渋滞対策を講じることで乗り切ったとのこと。出雲市では平成17年に2市4町の合併に伴い設立されました。出雲大社が位置する旧大社町に観光協会に事務局を置いているとのこと。観光ボランティアとして「出雲大社かたりべガイドの会」と題し予約制にて対応,その他毎週土日に定時ガイドとしてもボランティアの活用を図り周辺の観光名所をご案内しているとのこと。出雲市では何といっても出雲大社など地域資源を生かした観光に特化した取組みを展開しているものの宿泊者数が少ないことから「早朝参拝ツアー」等を企画したことで若干宿泊者が増加してきている。また,日本遺産の夕景鑑賞ツアーを企画し夜と朝の企画を打つことで宿泊者増に取り組んでおり,集客力の増加策のみならず宿泊者数増加に向けた取り組みは本市としても参考となる事例でありました。
5月9日,安来節演芸館において施設運営と集客促進に向けた取り組みについて伺いました。受入れでは安来市議会の田中議長をはじめ議会事務務局の細田次長・安来節保存会内田専務理事にもお世話になりました。安来市では民謡・安来節の殿堂として「新生安来市まちづくり計画」に位置漬け観光交流拠点として平成18年に安来節演芸館を整備し観光地づくりを目指しているとのこと。民謡の演芸館はどこも閑散としており建設には様々な議論があったが保存会からの強い要望と寄附金を募るなどの取組みもあり総事業費9億7千万円(内:合併特例債約7億円)をかけて建設に至ったとのこと,運営は指定管理者にて管理しており安来節振興費関係予算4600入万円,客数は約8万人/年間で推移している状態。ホール・ステージは小学生等にも開放するなど地域との連携も図っているのが特徴でもあります。仙台市には伝統ある青葉まつりと雀踊りがあることから伝承館の整備という視点も考えてまいりたいと思います。
5月9日,足立美術館に伺いました。開館から49年目を迎え来年は魯山人館を建設予定しており40周年の際には新館を建設した経過もあり常に新たな取り組みを展開しているとのこと。また,休館日を設けず年末年始も含め来館されたお客さまのことを考えた事業を展開しております。東京と大阪に事務所を置き営業活動・広報活動にも力を入れているのが特徴でもあります。従業員も50名を超えており地元の雇用対策にも貢献,日本庭園は16年連続で日本一を達成するなど常に見る者の立場で対応されておりました。入館者数は60万人/年間,内外国人来観客は4万5千人/年間で,寄港船・航空会社との営業が中心とのこと。出雲大社等の他観光地が減少に転じる中で,足立美術館では増加傾向にあり20数本マスコミに取り上げて頂いたのがきっかけで入館者数60万人となり4年目を迎えるとのこと。常にお客さまの視点に立つ取組みは民間ならではと感じました。
5月9日,島根県にて子ども子育て支援策について伺ってまいりました。島根県では少子化・人口減少対策の一つとして情報が届きにくい若い子育て世代や保育人材不足の解消に向け,若い世代へ効果的に情報を発信するためSNS(Facebook・Instagram)を活用し情報発信を行っており“しまねの子育て”の魅力をたくさんの方に届けるためInstagramキャンペーンの事業をはじめたとのこと。これまでもSNSの活用は図ってきたもののフォロワー数が少ないことからキャンペーンを実施し,これまでInstagramのフォロワーが年間180件程度であったのが2ケ月で305件に増加,目標としては年間1000件を目指し取組みを展開しております。島根県内で撮影された子育ての様子やお子さまの成長の記録や家族の思い出の写真を投稿することで,今流行りの「インスタ映え」をうまく活用されていました。アプローチについても保育所や子育て支援施設に市町村を通じて行い件数は伸びつつあるとのこと,ゼロ予算での面白い企画であり新たな視点での取り組みは参考となる事業だと思います。
5月9日,島根県では今年4月より多文化共生推進の組織を設置し在留外国人との共生に向けて取り組みを始めたとのこと。外国人住民人口は県内約9000人で1年間で1200名増,特にブラジル人の割合が全体の4割で村田製作所の従業員が多くを占めているとのこと。こうした背景から「外国人住民の受け入れ・共生に関する連携会議」を設置し庁内関係部局長にて協議を進めているとのこと。主な事業として,日本語指導が必要な児童生徒への支援・外国人住民の生活や日本語学習の支援・外国人を雇用する事業者への支援など庁内連携し取り組んでいるのが特徴。仙台市における外国人住民人口は約13000人であることから,島根県は全人口に占める外国人割合は仙台より高く参考となる取組みであり今後多文化共生の取組みについて検討してまいりたいと思います。
5月6日,史上初めてとなった10連休の最終日ですが,いつもと変わらず子どもたちの部活動に伺いました。転校生が多い街中の中学校でもあり主力となる3年生が2人も転校し2年生の力も借りながらの再スタート。さすがに各大会では中々勝つことが出来ませんが少しでも一生懸命に取り組む子どもたちの力になればと思い共に汗を流しております。残り1ケ月となりました3年生にとっては最後の中総体でもありますので1つでも勝てるよう,部活動を通じて仲間を信じることの大切さ等醸成できるよう取り組んでまいりたいと思います。
5月1日,平成から令和へと新しい時代の幕開けとなりました。天皇の退位は江戸時代の光格天皇が上皇になって以来202年ぶりであり歴史的な退位の時代にいることに嬉しく思います。天皇陛下は皇后さまとご一緒に国民に寄り添い震災からの復興に向けても勇気と希望を与えて下さいました。令和という新しい時代を迎え新天皇陛下のもと平和で安定した日本国が継続されることを切に願うものです。新たな時代を迎えまずは初期の目標である夏の戦いに向けて準備を進めてまいりたいと思います。
4月29日,フィギアスケート羽生結弦選手のモニュメント除幕式が開催されました。4月20日に開催されたデザイン発表式では羽生選手が出席されるということもあり600席に対し2万人を超える応募がありましたが,除幕式においても600名を超えるファンの方々がいち早くモニュメントと記念撮影すべく駆けつけておられました。オリンピック2連覇を達成した偉業は仙台市民にとって大きな誇りでもあり,将来を夢見る子どもたちにとっても憧れでもあります。市内外からモニュメントを見学に多くのみなさんに足を運んで頂ければと思います。
4月23日,福山市議会では平成28年の障がい者差別解消法の施行もあり平成29年9月から本会議に常時手話通訳士を配置し庁舎内のモニターやインターネット中継においても手話通訳を入れた映像の配信を開始し同年12月には「福山市こころをつなぐ手話言語条例」を制定しております。課題としては,画面の下に何を話しているのかその内容を字幕で載せてほしいという要望があるものの現時点では対応困難であるとのこと。福山市議会の特徴の2点目は,平成30年12月より紙媒体の配布を原則停止しタブレット端末を導入しております,平成28年6月よりペーパーレス化の検討を開始し執行部も含めた端末導入に踏み切ったとのこと。ペーパーレス化に伴い印刷・配布などの手間が軽減された一方で文書の掲載年限や議員の操作習熟などの課題も浮き彫りになってきているとのこと。時代の流れもあり仙台市議会においても導入の検討が求められる課題だと思います。
4月22日,倉敷市は人口48.3万人で広島市・岡山市に次いで西日本3番目の市で美観地区で有名な文化観光都市でもあります。倉敷市議会では議会改革に取り組み平成26年度から議員研修会を開催,原則公開で市民や職員も傍聴可能としその時々の研修テーマに応じ講師を選定の上毎定例会ごとに開催している,課題としては費用の面から講師の選定が限定されてしまうとのこと。平成28年からは市民意見交換会し各常任委員会ごとの所管に関する事項について多様な意見を把握することを目的に年に一回実施し委員会主体で活動し原則執行部は関わらない点が特徴,残念ながら今のところ意見交換会の結果を政策提言に結びつけるところまでは至っていない。平成27年度から議会資料検索システムの運用を開始しIT化推進検討会を立ち上げ平成31年度から新たなシステムの導入を決定したとのこと。また,平成28年度から市議会事務局Facebookを開設しタイムリーな情報を積極的に発信しております。さらに,市議会だよりをリニューアルし若い世代の方にも読んでもらえるよう要点を抜き出すなど斜め読みが出来るよう工夫がなされており本市においても参考となる取組みであります。
4月19日,仙台市博物館において開催される特別展「いつだって猫展」の開会式が開催され出席してまいりました。猫は古くから日本人の暮らしに密接に関わりいつの時代も人々に愛されてきました。特に江戸時代後期には現代と同じように猫ブームがたびたび到来し様々な猫が浮世絵や歌舞伎に取り上げられてきました。通説によると,猫は仏教の経典をネズミから守るため船に乗せられて日本に渡来されたといわれておりそれは6世紀半ばとのことで本当に古くから関わりを持ってきたことがわかります。現在,「仙台市人と猫の共生に関する条例」を議員提案にて制定すべく幹事メンバーとして取り組んでおり,日本における人と猫の文化について学ぶ機会でもありました。本展は東日本では初めての開催とのことです多くのみなさまに足をお運び頂ければと思います。
4月11日,「電柱広告によるいじめの防止等の啓発に関する協定締結式」が行われ同席してまいりました。この協定書の締結は仙台市・仙台市教育委員会・東北電柱広告協議会(東北送配電サービス株式会社・テルウェル東日本株式会社)の3者において行われました。各々が相互に連携し社会全体で子どもたちをいじめから守る意識を高めることを目的にこの度協定締結式に結びついたものです。当面は市内5つの中学校区(1中学校区×5区)に設置され子どもたちが考えた標語も掲載されます。今後はこの取組みに理解を示される企業・団体のみなさまより広告主としての協力も必要です。市民のみなさまにも理解を頂き社会全体で子どもたちを見守っていけるよう引き続き取り組んでまいりたいと思います。
4月5日,東二番丁マイスクール児童館開館記念式が挙行され出席してまいりました。児童館は遊びを通じて地域の子どもたちの健康増進と心の豊かさを育てることを目的とした施設で地域の子どもや保護者の方が自由に利用でき親子で楽しめる行事も行っています。仙台市内では小学校区に児童館の整備を進め100を超える児童館がありますが,マイスクール児童館は小学校の転用可能な教室を活用して児童館事業を実施するもので仙台市では平成10年から設置してきており東二番丁マイスクールは12館目の設置となります。
4月5日,地域の発展と共に生徒数が著しく増えた広瀬中学校を母体校として分離し仙台市として66番目の市立中学校として錦ケ丘中学校が開校し式典に参加してまいりました。以前はのどかな田園風景や山里の風景が広がっていましたが,青葉山トンネルや愛子バイパスの開通から宅地造成・大型ショッピングモールの開業など学区内の都市化が急激に進んだこともあり母体校である広瀬中学校は1100名を超えるマンモス校となり大規模校の解消に向け開校に至りました。4年前の平成27年4月には同じく大規模校解消のため錦ケ丘小学校が開校し仙台市内でも人口増加が著しい地域であります。新校舎には木工室と金工室,調理室と被服室,新世代型学習室(多目的ホール)等々用途に合わせた特別教室が整備されており恵まれた教育環境であると思います。
3月30日,87年入社の同期のメンバーと交流会,初陣の時から夏の戦いでは地域を知り尽くしたドライバーとして私の活動を支えてくれている頼りになる仲間です。この日の交流会では新たに「華藤会」と命名し交流を深めていこくとを確認しました。「華」は87年入社・「藤」は加藤の藤,あえて「カトウ会」と呼ばず「ハナトウ会」と呼ぶことにしました,更に仲間を増やすことで確認をし次回は役員体制まで決めることにもなりました。同期って本当にありがたく頼もしいものだと改めて感じました。
3月29日,4月1日から施行される「仙台市客引き行為等の禁止に関する条例」に伴い国分町通りに配電用地上機器を活用したラッピングがお目見えしました。この事例は仙台市では初めてとなり宮城県内でも初めてとなる事例です。ラッピングにあたっては,屋外広告物条例に抵触しないことや関係法令に基づき官公庁の許可を得ること,当然のことながら周辺地域住民のみなさまから理解を得ること等,一定の条件をクリアすることが必要不可欠でありますが開閉器塔や変圧器塔を活用し広告や観光案内・美化向上など観光振興や地域活性化に寄与できる取組みであると思います。
3月23日,東北風土マラソンが開催され今年はリレーマラソンに参加してまいりました。この大会は震災復興を目的に2014年に始まり6回目の開催でフルマラソン・ハーフ・リレーなど9部門で計5000名を超える方々が出場されたとのことです。この日は気温も低く雪も舞う中ではありましたが,娘の高校・大学のソフトテニス部保護者仲間と「チームかとけん」を結成し参戦,助っ人としての娘の高校時代のテニスのペアに参加してもらい若い力の協力を得て無事完走することができました。夏場に向けて体力も養うことが出来たと思いますので,しっかり準備をしてまいりたいと思います。
3月17日,恒例にしている市政報告を作成し囲む会役員のみなさまへ議会報告。年に4回開催される仙台市議会定例会ですが,閉会の都度市政報告を作成し主な議案の内容や予算ならびに補正予算の内容・審議結果,更には定例会の中で自分自身が取り上げた課題や一般質問等での質疑の概要について取りまとめ報告させて頂いております。本定例会では一般質問の機会はありませんでしたが予算等審査特別委員会での質疑の概要について記載し,それらに対するご意見も伺っているところです。今後とも多くのみなさんから声を寄せて頂き政策に反映してまいりたいと思います。
3月12日,2月7日に開会された仙台市議会第1回定例会が閉会いたしました。今回の定例会では条例案28件,人事案件4件,その他案件3件,平成30年度補正予算12件,平成31年度当初予算17件の計64件の審議が行われ可決しました。条例案件では,「仙台市いじめの防止等に関する条例」について附帯決議を可決,平成31年度一般会計予算では道路照明灯に関する不適切事務に関し附帯決議について可決しました。予算案の特徴は,経済成長戦略2023の推進に192億円余・交流人口ビジネス活性化戦略の推進に13億円余・いじめ防止対策の推進や不登校防止対策の推進など教育環境の充実に30億円余・待機児童解消など切れ目のない子育て支援に441億円余等々一般会計合計で5563億円余。企業会計を含む全会計の合計は震災以降引続き1兆円を超える規模です。「人が集い成長し続けるまちづくり」「まちと地域を支えるまちづくり」「未来を守る防災環境都市づくり」に重点配分した新年度予算に基づき復興の次のステージに向けて歩みを進めてまいりたいと思います。
3月10日,仙台防災未来ファーラム2019が開催されました。東日本大震災の経験や教訓を未来の防災に繋ぐためセッションやブース展示,体験型イベントなどを通じて市民のみなさまが防災を学び日頃の活動を発信できるイベントです。多くのセッション・プレゼンテーションが行われた中で知り合いの先輩が発表されるとの案内を頂き「川平学区における自主防災活動の取組み」について拝聴してまいりました。川平学区では東日本大震災発生の数年前から仙台市地域コミュニティ活性化モデル事業に指定され学区内の町内会が連携し地域が一つとなって自主防災活動が行える「川平地区災害対応計画」を策定し取り組んできており,震災後は地域特性を加味した「避難所運営マニュアル」を策定し取組みを展開するなど,仙台市内でもいち早く地域における防災体制を整えた先進事例の発表でありました。
3月4日,吉川ひろやす宮城県議会議員の会長事務局長会議にお招き頂き挨拶の機会を頂戴しました。共に中山地域を地盤とし電力出身でもある吉川議員と常に連携を図り取り組ませて頂いております。政令指定都市であることから宮城県との連携が他基礎自治体と比較すれば少ないと思われますが,例えば十字路における「止まれ」等の道路表示は仙台市が所管しておりますが,横断歩道の設置や標識の設置は宮城県が所管しており,市民のみなさまから寄せて頂いた声に対応するためには宮城県との連携も必要不可欠です,市民の安心・安全な対策を進めるためにも常に連携を図り取り組んでおります。
2月28日,土木費について質疑いたしました。1点目は,安全な歩行空間の確保に向けた取組み推進として「根上り対策」について,過去の質問にて広瀬通りは仙台駅前から晩翠通りにかけて20数ヶ所以上根上りが著しい箇所を把握しているとのことでありましたが,その後の進捗状況について確認した後,るーぷる仙台のバス停も隣接し早急の対応が必要な江陽グランドホテル前の根上りをパネル提示し来年度中に改修する旨の答弁を引き出しました。2点目は,仙台市バリアフリー基本構想にて地区別構想を構成している北仙台地区・生活関連経路の延長5.4kmの「視覚障害者誘導用ブロック(点字ブロック)」について,先日の現地調査を踏まえ定期的な補修を求め,合わせてエスコートゾーン(横断歩道の点字ブロック)の修繕についても県警との連携強化について確認し,破損している青葉区役所前のエスコートゾーンをパネル提示し年度内に修繕する旨の答弁を引き出しました。
2月27日,環境費について質疑いたしました。「カセットボンベ・スプレー缶の廃棄方法について」本市のカセットボンベ・スプレー缶の廃棄方法は「穴を開けてから」出すよう周知されていますが平成27年6月に環境省から都道府県に対し通知が出されておりその内容は「穴開けをしないほうが望ましい」という姿勢から,積極的な対応をとるようにと更に厳しい姿勢にかわっています。さらに昨年12月札幌市内において不動産会社の店舗において除菌消臭スプレー缶の廃棄目的から52名の負傷者を出したガス爆発事故を受けて平成30年12月27日に環境省は新たに「廃エアゾール性製品等の排出時の事故防止について」と題し「穴を開けずに処理する体制を整備」するよう通知されています。にもかかわらず本市は2月の市政だよりにて「穴開け」をお願いしている点につき指摘し,市民にお願いすべきは適正なガス抜き方法を周知することと,早期にごみ出しのルールを「穴あけ不要」に見直すことを求めました。なお,この質疑については翌日の地元紙において掲載されております。
2月22日,日タイ友好仙台市議会議員連盟設立総会が開催されました。本市におけるタイ王国と人材交流や経済・観光など様々な分野で交流・友好を深めていくことにより,市の活性化・国際化を促進し本市の発展に寄与することを目的に設立されました。目的を達成するための事業としてまずは仙台-バンコク定期便開設のための活動を行うこととしており,私も昨年2月にバンコクを訪問し「タイ旅行業協会の主宰等幹部のみなさんとの懇談する機会も頂,タイから日本には年間96万人の観光客が訪れておりますが仙台直行便がないことが課題とのこと。タイ航空だけではなくエア・アジアでの直行便も模索中であり共に取組みたいとのお話しも頂いてまいりましたので,定期便開設と友好を図る活動に取り組んでまいります。
2月16日,仙台市バリアフリー構想の地区別構想にて構成されている「北仙台地区」生活関連経路の延長5.4kmの視覚障害者誘導用ブロック(点字ブロック)について確認してきました。北仙台地区は宮城県立視覚支援学校との連続性を考慮した地区でもありJR北仙台駅~視覚支援学校~地下鉄南北線北四番丁駅までの点字ブロックを確認したものです。100点満点とはいかないまでも概ね合格点であったと感じましたが主要な横断歩道であるのに一部エスコートゾーン未設置の箇所がありました。本定例会の予算委員会において審議してまいりたいと思います。
2月11日,皇紀2679年・天皇陛下御即位30年,神武天皇が檀原の地にて初代天皇として御即位されたことに由来し日本の建国をお祝いする建国記念の日を祝う宮城県民大会に出席してまいりました。本年は天皇陛下が皇太子殿下へ皇位を譲られる「御代替り(みよがわり)」が行われる日本国にとって大切な節目の年を迎えます。天皇の御位をお譲りになられることを「譲位」といいますが,これは江戸時代後期の光格天皇以来200年ぶりで日本国憲法下では初めてのこととなります。悠久の歴史の中で培われてきた美しい日本の国柄を次世代に継承していくことが必要と考えます。
2月8日,今月に入り就業後の貴重な時間を頂戴し市内事業所にて市政報告の機会を頂いております。この間取り組んできた政策のうち実現に向けて動き出した「仙台版奨学金制度」について,単なる給付型の奨学金ではなく中小企業の人材確保と学生の地元定着に資する政策的な奨学金制度となるよう複数回提言してまいりましたが,本年4月から開始する仙台版奨学金制度は私が議会でも提案してきた「返還支援型」の政策的な奨学金制度となったことや,我が会派が求めてきた「ワンストップコールセンター」の設置についても平成32年度中の設置が決まったこと等報告させて頂きました。今後更に議会に対して関心を深めてもらえるよう取り組んでまいりたいと思います。
2月3日,恒例となりました西部地区の挨拶まわり,仙台西後援会のみなさまを中心に多くのみなさんにご挨拶させて頂きました。これまでお寄せ頂いた声を反映してきた用水路整備や道路路面修繕・街路灯・側溝修繕等々その後の現地確認も合わせて実施。この日も生活に密着する課題についていくつかの相談を頂きました。行政として対応可能な課題なのか町内会等地域での対応が必要な課題なのか精査すべき相談もありますが出来ることからコツコツと取り組んでまいりたいと思います。
1月28日,北海道総合政策部胆振東部地震災害復興支援室に伺い「北海道胆振東部地震被災地域の復旧・復興に向けて」説明を頂きました。当時の避難者数は16,649人でありましたが災害救助法により応急仮設住宅プレハブ233戸の整備の他モバイルハウスやトレーラーハウスも整備しプレハブ2期工事の11月末には避難は解消されたとのこと。東日本大震災の教訓が活かされておりプレハブの一期工事は10月末に完了しスピーディな対応が出来たとのこと,さらにプレハブ仕様にあたっても当初から風除室の設置やペアガラスの導入など雪国対策にも対応することが出来たと伺いました。町内の特別養護老人ホーム等福祉が大きな被災を受けたため福祉仮設住宅を整備されたのが特徴,高齢者や障がい者など日常生活上特別な配慮を要する方々が利用しやすい構造及び設備を有する応急仮設住宅は今後の取組みの参考となるものでありました。また,ボランティアの受け入れについて,北海道では平成28年大雨の教訓から平成29年4月に「災害ボランティアセンター」を常設しており,発災の翌日・翌々日には被災3町にボランティアセンターを設置し初動支援がスムーズであったとのことで1月20日現在延べ12,000名が駆けつけて頂き現在も活動が継続されておりました。
1月24日,地元上杉地区諸団体の新年会が開催され司会を担当させて頂きました。上杉地区では「連合町内会」「社会福祉協議会」「民生児童委員協議会」「体育振興会」の4団体にて持ち回りの幹事役で新年会を開催しております。今年は体育振興会が幹事役でありましたので司会の任を努めさせて頂きました。4団体の他,地元市立小中学校に加えPTA役員,宮城教育大学付属小学校・宮城県立視覚支援学校,募金会・赤十字奉仕団・地域包括センター・単位町内会役員等々,地域のお世話役として日々活動されている方々が一同に会することで地域コミュニティの結束がより図れることと思います。
1月19日,常日頃よりお世話になっている組織の賀詞交歓会にお招き頂きました。年明けから町内会・労働団体・組織等々多くの新年と名のつく行事にお伺いしております。先週からは市内事業所を回り挨拶の機会も頂いており多くのみなさんと懇談しております。まだまだ若いと思っていましたが年々体力がきつく感じてくるようになりました。月末にかけて町内会・老人クラブ・後援会等々まだまだ新年会は続きます,膝を交え率直な意見を聞くことができる機会でもありまのでこの時間を大切にしてまいりたいと思います。
1月18日,平成30年度宮城地区におけるニホンザル大規模追い上げ・捕獲が実施され視察させて頂きました。通信体制や群れの位置の概況確認・対象となる群れの選定と人員配置など作戦会議を実施。現在宮城地区には7つの「群れ」と12の「団体」と呼んでいるのニホンザル集団が確認されており発信機を首輪に装着し随時動きを監視しているとのこと。今年度結成された「市鳥獣被害対策実施隊」の協力を得て追い上げ・捕獲を実施されました。実施隊は5団体84名で対応して頂いておりこの日は2隊で約20名の協力により捕獲数は3頭であったと後に伺いました,私も追い込みのため花火の打ち上げのお手伝いに参戦するなど貴重な経験をさせて頂きました。
1月15日,自身が幹事長を務める仙台市議会スポーツ市議の会主催による「東北楽天ゴールデンイーグルス激励会」を開催いたしました。毎年恒例となっているドラフト新入団10名の選手を迎い入れ一人ひとりから意気込みを語って頂きました。今年の選手たちは例年になくユーモアセンスに溢れ「僕の応援タオルをたくさん買ってもらえるよう頑張ります」「僕が入団したので最下位だけにはなりません」「有名になって将来は仙台市議会議員になります」等々,個性的な感じで期待が持たれました。今年こそは市民・子どもたちに夢を与えて頂くためにも優勝を目指し頑張ってほしいと思います。
1月14日,毎年恒例となっている大崎八幡宮どんと祭裸まいりに愛好会のみなさんと参拝してまいりました。今年は116団体3200人が御神火を目指したとの報道がありました。私たちの愛好会は参加団体中最大の100人を超える団体として毎年お参りさせて頂いております。無病息災・家内安全・商売繫盛等々それぞれの思いを祈願されたことと思います。私自身は何といっても勝負の年であることから必勝あるのみ,しっかりと準備を進め所期の目標を必ず達成するよう取り組んでまいることを誓ってまいりました。
1月13日,仙台市成人式が挙行され出席してまいりました。初当選以降一度も欠かさずにお祝いさせて頂いております。本年度の新成人は前年度より257人少ない11,246人,東日本大震災の発災時は小学校6年生で卒業式を目前に控えていた児童たちです。未曾有の大震災に見舞われ国内外からの温かな支援を受けながら,市民お一人お一人の努力によって長い復旧・復興の道のりを進んでまいりましたが当時小学生だった新成人のみなさんが成長してきた過程は仙台市の復興の過程でもあったと思います。平成最後の成人式,それぞれが進まれる道で大いに活躍され,みのり多い人生を歩まれることをご祈念申し上げます。
1月6日,毎年恒例の仙台市消防出初式が挙行され出席してまいりました。仙台市消防の概況によると火災発生状況は平成に入ってから平成28年・平成29年・そして平成30年の3ヶ年が最も少なくなっているとのこと,市民のみなさんの防火・防災に対する意識の高さが表れた結果だと思います。祝賀会にお邪魔させて頂いた荒巻西分団の管内では昨年1年間の火災に関する出動回数は僅か5件とのこと,常日頃の見回りなど消防団の活動が防火に対する抑止力になっており常日頃の活動に敬意を表します。一方で,救急出動件数は平成29年に49816件で過去最高であったのが昨年平成30年には52516件となり初の5万件超えとなりました,消防の役割も防火・防災の視点に加え「救急救命」にも軸足を置いた施策が必要であると改めて感じました。
1月5日,仙台市中央卸売市場業務開始式いわゆる「初せり」が行われ出席してまいりました。平成30年取扱高は,水産物部門は取扱金額・取扱数量共に前年比を若干下回っております。青果部門と花き部門も同様で残念ながら取扱数量・金額ともに若干下回ってますが,食肉部門では取扱数量が前年を上回る結果となっておりその好調さをうれしく思います。昨年は災害の多い年でもあり農作物の不作等が直接影響される業種でもあることから今年は災害がないことを祈るばかりです。東京の豊洲市場の開設により仙台市中央卸売市場は国内でも最も歴史のある市場となりました,開設から45年で老朽化対策も必要であることから利用者のお声をお聞きしながら議論してまいりたいと思います。108万市民の台所として,また食の文化の発信拠点として仙台中央卸売市場の今年1年の益々の繁盛をご祈念いたします。